表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/16

(四)

 十五分後、臨海署の二人と県警の二人は一五番倉庫前に戻ってきた。

「いたか」

 大橋が聞いた。

「いえ、中には」

 上原が答えた。

「外はどうでした?」

 肩で息をしながら鉢山が聞いた。

「こちらも、ダメでした」

 息を切らしながら東山が答えた。

 すると大橋は大きな声で「クソっ!」と言って右足で地面を踏みつけた。

 上原が驚いて大橋の方を見て「どうしたんです」と言った。

「わかっていないのか。これは始末書だけではすまないかもしれないぞ」

 上原が驚いて「えっ」と声を上げた。

「肝心の証拠を紛失したんだ」

 鉢山が上原に言った。

「そうだ。証拠を押さえそびれたんだよ。しかもその新人刑事とやらが、『怪盗広尾』だった可能性が高い」

 大橋は右手のこぶしに力を込めながら言った。


(続く)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ