表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
偏差値70は最強じゃない!  作者: 鮫の歯
序章 始まりの村
6/56

偏差値5 ケイとの会話

「 」ではなく、( )の中が心の中での会話です。見づらいかもしれませんが、どうぞお読みください。

 (聞こえてるよ)


(あ、やっと返事した。お前は誰だ! お前のせいで体を動かせないし、何なんだ!)


(えーっと、まず落ち着いて俺の話を聞いてくれ。俺は真殿蒼汰。お前の体に転生した。人間だぞ?)


(転生・・・?)



 俺は異世界にいた人間で女神パンドラに頼まれ転生したこと。神レベルの魔力を宿されたこと。で雷のせいでケイの体に転生してしまったことを話した。




 (ふーん。信じにくいですけど今こうやって話しているし本当なんですね。)

 

 (本当だよ。で、ケイが目覚めないから記憶喪失になったふりをしてマインに村を案内してもらっていたんだ。)

 

 (マインに?)


 (え?なんか変か?)

(マインは絶対そんなやさしいことをするはずがないんです・・・なんかたくらんでいるに違いないです・・・)

(え、幼馴染じゃないの?それに記憶喪失になってた(フリ)なんだからやさしくてもいいんじゃ・・・)

(普段僕をからかったり、殴ったり、いたずらしてきたり、僕だけにしてくるんですよ?)

(うーん。まあいいじゃないか。ケイが目覚めたんだ。もう記憶喪失の振りしなくていいんだ。)


(そ、そうですか。)


 (それで俺がケイの体にいることなんだが、家族とマインには言って、他の人には黙っておこうと思うんだ。)

(なんでですか?)

(家族とマインにはケイが記憶喪失になったと言っちゃったし、安心させなきゃいけないし、ごまかしきれない。だが他の村人に言ってみろ。2つの人格を持っている人間なんてめずらしいし、誘拐されて見世物にされるかもしれない。)

(まあ、わかりました。でもマインにも?)

(お前とマインは親しそうだし、隠しきれないだろう。)

(仲はよくないですよ!)

(えぇ?でも、俺が目覚めたときマインは涙を流して抱きついてきたぜ?)


(そんなことがあったんですか・・・)


(そうだよ?まあ、とりあえず、俺、ソウタがケイの体に入っていることを家族とマインだけに言うぞ。)

 

 (わかりましたよ。・・・ん?でもソウタが体を動かしているけどどうやって僕がいることを証明するんですか?)


 (多分だが、俺とお前は入れ替わることができる。アニメや漫画ではたいていできる。)

 (あにめやまんが? できるんですか? どうやって?)


 (わからない。いろいろやってみよう)


 (はぁ。)


 それから色々やってみた。頭を殴ってみたり体を動かしてみた。目の前にいたマインがめっちゃ驚いていた。今度から誰もいないところで試したりしよう。白い目で見られるのはいやだな。


(何も起きませんね。)

(そうだな。うーん。できないんかな・・・)

 力を抜いてみた。その時、

(ん?)(お?)


(今入れ替わりましたね! なにをしたんですか?)

(いや、ただ力を抜いてみただけなんだが。)

(力を抜けばいいんですか。やってみます。)


(お?)(ん?)


(成功ですね!)

(ああ、そうだな。)

(これで入れ替われますね!・・・というかもともと僕の体ですよね。やっと取り戻せたといったほうがいいですかね。)

(まあそう言わないでくれ。これから仲良くやっていこうぜ。よろしくな!)

(まぁ。パンドラ様がしたことなんですからわかりましたよ。よろしくおねがいします。)

(とりあえずマインに説明するか。)

(はい)


 もう一回入れ替わってマインに説明するか。

「マイン、ちょっといいか?」

「急にどうしたの?黙ったと思ったら急に変な動きをし始めるし、頭がおかしくなったの?」

「違うよ。俺は至って正常だ。記憶が戻ったんでな。ちょっと試してたんだ。」

「試す??」

「マイン、ケイだよ。幼馴染のケイだよ。」

「私のこと覚えてる?」


「怒ったとき、いつも僕にだけ殴ってくるマインだよね?」


「ふーん。えいっ!」


(「ぐぼふっ!」)


思いっきり殴られた。

「正解(怒)よく覚えてるね♪」

笑顔が怖い。



続く。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ