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偏差値70は最強じゃない!  作者: 鮫の歯
序章 始まりの村
21/56

偏差値19 岩山で4 ラコンのコレクション

主人公のモデルは第百回甲子園を優勝した学校の生徒です。

(どうでもいい~)


お知らせ 今後登場予定のタルタロスについてのお話を書く予定です。

 そこには金貨に銀貨、宝石や原石、昔の宝物っぽいものが山のようにあった。

「すごい量じゃないか!これ全部お前が集めたのか? 」

「そうでございますよ主! 手間暇かけて我が集めたのでございますよ! 」

「わ~すごい!」

マインは目をキラキラさせている。正直俺もテンションが上がっている。


「ちょっと一つずつ見てもいいか?」

「いいですよ!我のコレクションをご説明いたします!」


まず目の前にある金貨の山だが、カグツチさんによると半分は昔の金貨で半分は今のこの国の金貨だそうだ。

「我は封印されてた時金貨は集めておりませんよ?」

「おそらくユヤだな 入口の岩は閉まっていたからどこかからこの洞窟に入って盗んできた金貨をここに置いていたのだろう」

「あいつ・・・今度会ったら即ブレスで焼き殺してやります」

「ははは・・・まあ金貨の量が増えたんだからいいじゃんか」


金貨のほかに銀貨、銅貨もあった。色がくすんでいたが磨けばきれいになるのでラコンは喜んでいた。

「主、奥のほうに、宝石もあるのですが見ます?」

奥のほうに行くと金貨ほどではないが宝石がごろごろ転がっていた。


「またすごいな ・・・でも宝石って言っても原石か」

「ここら辺のものは私が山の近くで見つけたものです。もうちょい奥に人間たちが昔加工した宝石がありますよ。ここのは自然っぽくて気に入ってるのでございます」

「ふーん。」

「あああ!」

「ど、どうしたんですかカグツチさん!」

カグツチさんが水晶の塊を持って叫んだ。

「これは、魔水晶じゃないか!ラコン、これはどこで・・・」

「魔水晶?なんですかそれは」


「魔水晶は魔力を吸収した水晶さ。よく見てごらん。透明だろ?」

透明すぎてガラスに見える。でも形は水晶の結晶なんだよな。

「んん?我が集めたときは白く濁ってましたよ?こんな透明なの集めておりませんよ?」

「うーん。多分ラコンが眠ってた間にこの洞窟に何かあったんだろうね。この水晶をここまで透明にさせるほどの魔力を持った何かがいたとか。」

「まさかユヤの奴でしょうか!」

「ユヤがこの洞窟に来てからじゃない。もっと前からだ。この透明度にするには長い時間がかかるからね。」

「いいじゃないですか。そのことは置いといて他を見ましょう!」


さらに奥に行くとちゃんとした宝石が転がっていた。

赤や緑に紫に、大小さまざま、形も多様な宝石がたくさんある。

「ふふ、これらは人間たちからもらったものでございます!」

「奪ったでなく?」

「いえいえ、ちょっと驚かしてお詫びにって食料を渡されましたがいらないので代わりに宝石をもらっただけです」

「襲ったでなく?」

「ちょっと大きい城とか、金貨をいっぱい持ってそうな人とか・・・そういうとこに行くのが多かったですね」

やっぱ襲ってるじゃねえか。 竜だったから置いといて・・・

「ああああああああああああああ!」

・・・またカグツチさんが叫んでいる。今度はどうしたんだ。


「何ですかカグツチさん?そう何回も叫ばないでくださいよ」

「ごめんね でも叫ぶほどのことなんだよ ここの宝石が全部『魔化』してるんだ」

「魔化?」

「教えるの忘れてたね。物が魔力を吸収して強化されること、それが魔化だ。ここの宝石たちは全部魔力を吸収して魔法石になってるんだ。」

「魔法石って何でございますか?」

「魔法石は魔道具や魔法に使われる石でモンスターから採れる魔石も魔法石の一種だよ。魔水晶と同じ仕組みだよ。ラコン、こうなった心当たりはあるかい?」

「心当たり・・・無いですね」

「無いか・・・多分魔力の多い存在がここにずっといたとか、多いものをここに置いてたとかなんだろうけど。」

「そんなものは無いでございますよ」

「そっか。」

「そんなことより奥にもまだあるのでございますよ!」

「「「まだあるの・・・?」」」


宝物を見すぎて疲れてきた。神であるカグツチさんも疲れているようだ。量があまりにも多すぎる。なにしろ1600年分なのだから。マインとケイに至っては感覚がマヒしてきている。俺はまだ大丈夫だ。博物館と比べても・・・こっちのほうがすごいがまだ耐性はある。


「主、疲れているんでしたらこれなめます?」

ラコンがいきなり落ちていた玉を拾い上げて持ってきた。

「なにこれ・・」

「疲れたときにこれを舐めると疲れが吹っ飛ぶんですよ!我が竜のときはしょっちゅうなめてましたよ」

「お前がなめたものを人に舐めさせようとするな!」

「え?なんででございますか?」

「なんでって・・・他人がなめたものを舐めるわけ無いだろ」

「そうなのですか?竜のときは皆なめましたけど」

「今は人間だ。人間に合わせなさい」

「わかりました主」

ちょっとしょげてしまった。


「そ、それ・・・」

カグツチさんがラコンの持っている玉を指さして言う。

「・・・・・・またなんですかカグツチさん」

「さすが竜だね。魔化の原因はその玉だよ」

「これが?」

「その玉は極魔晶。魔石よりももっと多くの魔力を吸収した石だよ。疲れが取れたのは魔力をその玉から吸収しただけだね。」

「そんな玉だったのでございますか?」

「で、その玉は魔力が多すぎて少しずつ漏れてたんだ。それをココらへんの宝石とか、金貨とかが吸収して・・・・・・」

カグツチさんが言いよどむ。

「どうしたんですか?」

「魔金、魔法石、魔銀、魔鋼に、なっちゃてるんだよおおおおお!」

「どうしました!?落ち着いてください!」

「はあ、はあ、すまない。要するにここはただの宝の山じゃなく高級素材の山にもなってるんだ。ああ、こんなに素材があるなら・・・」

眼の前の金貨や宝石を見て泣きながら笑っている。

「ちょっとカグツチさん暴走しかけてるね。」

「そんなすごいことになってたとは・・・主!街に出たらこれらでいい武器作ってもらえますかね?」

「こんだけあったらなぁ・・・でもいいの?せっかくの宝を」

「いいのです!昔から人間が使う武器はかっこいいと思っておりました。・・・ですが竜なので武器を持つことができず・・・我も今は人間なので武器を使ってみたいのでございます。それにここのは全部見飽きましたし」

「飽きた?」

「だって1000年以上見ているのでございますよ?流石に飽きますよ。」

「そりゃそうか・・・」

そうなのかな?

「ねえソウタ。はやくしまっちゃお?カグツチさんが泣いてるよ?」

「ああ、この魔金は・・・純度が・・・こっちも・・・はあはあ、ああ、あのとき・・・」

涙を流しながら金貨を並べ、一人でブツブツいっている・・・人が変わったようだ。

(「うん、はやくしまおうか。気持ち悪い。」)



まずはパンドラボックスを。

「えいっ!」

魔力で穴を大きくする。

「これが主のパンドラボックスでございますか・・・大きいですね。この中に放り込んでいけばよろしいのですか?」

「いや、その前に」

一気に金貨の山を吸い込む。このほうが効率的だ。

「おお。一気になくなりました!さすが主!」

褒められるようなことしてない気がするのだが・・・

「あとはマインとラコントカグツチさんでどんどん入れて!」

「「了解!」」   「ああ、これは・・・」

「「「カグツチさん!」」」

「あ、わかったよ!ごめん!」




「ふう。これで終わったのかな?」

「終わったようでございます。」

途中牙っぽいものや鱗っぽいものなど怪しいのが混ざっていたが気にしないでおこう。

「ソウタくん、あとで見せてくれないかな?」

カグツチさんは見足りなかったようだ。

「いいですけどラコンはいいの?」

「いいでございますよ!自分のコレクションは他人に見てもらうから価値があるのでございます!」

「いいならいいけど・・・」


ぐうぅ~~~

「誰?」

「すみません我でございます。恥ずかしながらお腹が空いたようでございます」

「あ、お弁当まだ食べてなかった!ラコンさんも一緒に食べよう!」

「ありがとうございますマイン殿」



頂上に戻り、皆で弁当を食べた。

カグツチさんが一人になっていたのでラコンも食べることができた。

肉だけじゃなく野菜の美味しさもわかるようになってとても喜んでいた。



食べ終わったので山を降りた。

「今日はいろいろあったな」

(そうですね。仲間が一人増えましたしね。)

「我にとっても大変でしたよ。急に封印解けるし、戦ったらめっちゃ強かったし、コレクション見せれたし、良かった一日でございました!」

「そうか。大変だったな。」


「あ、蒼汰くん達!山から帰ってきたのかい?お帰り」

「ただいま、メンデルさん。どうしたんですか?」

「畑の様子を見てきたところでね。おや?その女性は?」

「我はラコンと申します。今日岩山で・・・」


今日あったことを話した。

「ふーむ。竜人か。非常に興味深いな。」

「これからよろしくおねがいします!」

「こちらこそ。・・・ところでラコンさんは今日どこに泊まるのかな?」

「へ?」

「今日からこの村に住むのだろう?まさか野宿するわけにはいかないしねぇ。」

「別に我は野宿でも構わないのですが・・・どうしましょう主?」

ラコンがうるうるした目で聞いてくる。

「どうしましょうって言われてもな。うちに来ても驚くだろうしなあ。」

(一人くらい増えてもいいですがちょっと面倒ですね)

「うちに来ないか?」

「メンデルさん家に?」

「そうだ。うちには助手と私しかいないからな。余裕がある。それなりにもてなせるしな。(それに竜人は貴重だし)」

「といってますがどうです主?」

ラコンはどうか断って!という目で見てくる。だが、ここはメンデルさんに預けよう。なんかラコンに興味があるみたいだし。

「いいですよメンデルさん。ラコン、メンデルさんのところに行ってくれないか?」

「主が言うなら・・・(本当は主の家がいいのに。なんでこの人の家に・・・)」

いかにも不満げに見てくる。慕ってくれるのはいいが家でもそうされるとなあ。

「ありがとう。ソウタくん。あ、そうだ。明日私の家に来ないかい?」

「え?」

「前にパンゲア商会が気になると聞いたんでね。ラコンさんがどんなふうに暮らすか気になるだろう?招待するよ」

「あ、ありがとうございます。」

暮らし方は気にしていないが話が聞けるならお邪魔するか。

「じゃあ明日行きます。カグツチさん、いいですか?」

「いいよ。いつも修行頑張ってるからね。休んできなさい。」

「いいなーソウタだけ。私も行ったことないのに。」

「ごめんねマインちゃん。また今度招待するよ。でも明日はソウタくん()()()できてね。」

何だ?気になるな。


続く。


更新遅くてすみません

ブックマークを外したりとかしないでください。

なろう作家はとても神経質なのでポイントがめっちゃ減ったりしたら何するかわかりません

完結してませんからね!?あと百話は書きたいと思ってますので!(多分それ以上)

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