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淑女修行

 学校の寮に入った二葉と三葉は、飛び級試験をクリアして、中3に相当する最終学年に編入された。歳上のお姉さん達の中で、戸惑う事も有ったが、シモネタと男遊びの武勇伝、夜な夜な独りでベッドを軋ませる事以外はごく普通の優しいお姉さん達だった。その中でも同室の美怜は良く面倒を見てくれた。

 ある日、美怜が熱を出した。二葉と三葉が看病していたが、

「少し、儂を独りにさせてはくれんか。」

「「やっぱり、麗ちゃんだ!」」

「ん?何故そう思った?」

「「麗ちゃんの匂いだもん!」」

「ワンコの鼻には敵わないな。」

麗はオートヒールを戻し、サクっと回復した。

「お姉さんのままね。」

「うん、子供は卒業しようと思ってね、オートヒールを解除して、5年玉でね今時の女の子の振る舞いを練習してたから、5歳分お姉さんになったのよ。」

言葉遣いもおじいちゃんじゃ無くなっていた。

 二人に秘密を暴かれたが、そのまま美怜として学び、元々、教師の数段上の知識を持っているので、二葉と三葉に個別指導しながら卒業式を迎えた。得点を調整した美怜が3位、全教科満点の二葉と三葉が同点の首席だった。

「お姉さん達も、揃って、全教科満点だったわね。永く教師をしているけど、卒業試験で満点なんて、他に見たこと無いわよ。」

ベテランの先生が半分呆れた感じで褒めていた。


 ゾロ達が迎えに来た。美怜はまだ合流せず、

「おはぎ、早く食べられるといいね!」

真っ赤になった二人を寮の部屋で見送った。



 少し時は戻って、金バッジになりたてのゾロの話。


 ギルドから麓の家に向かった。家は結界でキープされていて、数日間は留守だった様に見えた。特に問題は無かったので、山の家に向かう。

 山の家も結界で戸締まり、畑の様子から、やはり数日留守のようだった。収獲と雑草とりで日が暮れて、携行食で胃袋を満たしてベッドに転がった。久々の我が家でリラックス出来たのか、かなり早い時間から、日の出までぐっすり眠ったようだった。

 朝食も適当に済ませ、罠をチェック。留守を予定して仕掛けていなかったので、回収は無し。罠を仕掛けて家に戻った。

 雑草と戦って昼になり、収獲や剪定をして日が暮れた。1人分の料理は面倒で、ずっと適当に済ませ、風呂も浄化で済ませていた。

 部屋に籠もって、淡紅色の珠を試してみる。枕元に珠をおいて、仰向けに寝てブリーフを少し下ろす。フニャフニャを握って、色々と妄想を巡らせた。元の世界で、こっそり動画を観ていた記憶で手応えがあり、様々な記憶が頭の中を駆け巡り、ガチガチになったところで、うつ伏せになって、布団を相手に腰を振った。心地の良い記憶が溢れ、シーツを白濁に汚した頃には、東の空が明るくなりかけていた。

 今更眠る気にもならず、罠を見回って、鶏系の魔物をゲット。血抜きして、畑仕事をしていると昼近くになっていた。外食しようと山を下りると、麓で九璃達と再会、合流してランチに出掛けた。

 お互いの成果を報告しあって、称えあった。希望通り、僕が付けていた銀バッジがヨーコに渡っていたので一安心。

「金バッジにならない様に、魔力の付け過ぎに気ぃつけんとならないべさ。」

「ヨーコだけズルーい!」

金バッジの5人が、銀バッジを羨む不思議な光景になっていた。


 1週間のんびり、ストックと採れたて野菜、偶に掛かる罠の獲物で充分な食事が出来るし、淡紅色の珠の効果を初日は全員で分け合い、その後、1人ずつで味わって一巡。丁度、二葉と三葉の卒業式なので、トンネルを通って、最初に暮らしていた、師匠の別荘に行く事になった。

 朝食を済ませて旅支度、着替えなんかをポーチに詰めるだけなのでサクっと完了。

 来た時には、入る時からこちらの明るさで照明は要らなかったが、今回は真っ暗。数十秒で通過したはずが、30分歩いてもまだまだ真っ暗。引き返そうかとも思ったが、急ぐ旅でも無いので、そのまま進んだ。昼を過ぎて非常食で胃袋を満たし、更に歩いた。休憩とかも入れて7時間半やっと出口の明るさが見え、更に30分、計8時間で別荘側に出る事が出来た。

 別荘も結界でキープしているので、直ぐに使える。急いで夕食の支度をして風呂を沸かす。棒になった脚をヒールして、栄養補給。明日に備えて淡紅色の珠はポーチのままで早寝をした。


 いつものように早起きして、ちょっとおめかし。山を下りて乗り合いの馬車を待った。

「皆んなの時は、昼位に迎えに行ったんじゃなかった?」

「朝から卒業式でね、保護者でも貴族しか入れないの。だから終わった頃来て貰ったんだよ。今は金バッジだから式に参加出来るの!」

「ウチ銀バッジだから入れないっしょ!」

「ゾロのパートナーだって言えば大丈夫よ。」

「ヨーコだけズルーい!」

聞き覚えのあるクレームにヨーコはご満悦だった。

 いつ来るか微妙な乗り合い馬車は、なんとか卒業式に間に合い、二人の晴れ姿を網膜に焼き付けた。

 九璃達は先生達に気が付かれ、なにやら話し込んでいた、打ち切りたいオーラを感じたので、二人を呼んで、

「薬師さんの所そろそろ行かないと間に合わなくなるよ。」

先生達から解放され学校を、後にした。


 薬師さんの所に行くのはホントの話で、ポーターや見習いの時に通ったお婆さんの店に、魔物の角や臓器等のレア物を持ち込んだ。

「いい物ばかりだね、処理も保管状態も最高だよ。全部で140万で良いかな?」

「ハイ、お願いします。」

「で、残りの360は、どうする?」

ん?今って引き算するタイミング?思い切り『?』を浮かべると、

「先生が5年玉をツケでお買い上げだよ。」

証文を見せてくれた。

「魔石も売りに行く所なので、その後でも良いですか?」

「ああ、良いけど、予算通りにはならんと思うぞ。」

妙な忠告は聞き流して、斜め向かいの魔石店に向かった。


「これだけキレイですと、宝石としての価値も充分ですね、600万で如何でしょう?」

「では、お願いします。」

「それでは白珠の売掛の2千万円と相殺で、残金が1千と400です。」

またか?薬師のお婆さんの言っていたことがやっと理解できた。

「コレも見てもらって良いですか?」

大きな魔石はいっぺんに売らない方が良いと言われていたが、ポーチから高額予想の魔石を査定してもらった。4つで1750。350を現金で貰って、みんなの財布から10万掻き集めて、薬師さんのツケもチャラにした。


 昼を食べると、乗り合い馬車にも乗れない位の所持金になったので、ギルドに寄って、お金を下ろそうと思ったが、徒歩圏の魔物討伐依頼があったので、それを請けて山に登った。

 サクサクと片付け、まぁまぁの金額になった。馬車の時間まで、だいぶあったので、二葉と三葉の冒険者登録をした。貴族の学校を卒業したので、飛び級でも成人扱いになり、ポーターの実績から、Dランク相当の『A―3』の金バッジになった。

 良い具合いに時間が潰れ、乗り合いで山まで行って、別荘に泊まる。ギルドで手続きしている間、買い物していて、夕食と朝食の分は確保している。

 簡単に済ませ、のんびりお風呂。皆んなを洗って最後は、二葉と三葉。久しぶりなので、密着が激しく、普通のカラダだったら妙な反応を起こすところだが、幸い淡紅色の珠はポーチの中なので平常心をキープ。犬に戻ってブルブルするかと思ったら、そのままで髪を拭いていた。そのまま3人で部屋に向かいベッドに入ると、二人は正座して三指をついた。

「「不束者ですが末永く宜しくお願いいたします。」」

え?

「学校卒業したから、もう大人なの!ヨーコがおはぎ作ってくれてるから、無駄にしないでね!」

と、言われても、反応しない?え?しっかり反応していた。ふと見ると枕元には淡紅色の珠がセットされていた。罪悪感しか無かったスキンシップも、案内人が勧めるんだから合法なんだよね。そう思うと気が楽になり、先ずは二葉から攻めた。上はほぼペッタンコだが、下は大人の形状で指で確かめると湿り方も反応も大人と一緒だったので、思い切っておはぎを確定させた。押し潰してしまいそうでゆっくり揺れてみた、やはり気になるので上を譲ってみると、かなり激しく揺れていた、意識が朦朧とした様子になったので、そっと寝かせつけ、三葉と交代させた。

 三葉は器用に股がり一発で成功、自由に揺れていた。抜ける手前迄腰を浮かし、ストンと落下するのが気に入ったようで、声を漏らしながら繰り返していた。タイミングを合わせて突き上げると、文字に出来ない声と共に失神してしまった。寝かせつけてミッションクリア。

 眠ろうと思ったが、

「おかわり、お願いしてもいい?」

今度は遠慮なしで乗せて貰った。充分に堪能して、上を譲ろうとしたが、

「このままが、好きかも。ゾロが嫌じゃなかったら、このままが良いな。」

もう暫く揺れてから眠りについた。


 翌朝、朝のおかわりは三葉だけ、上になってみたが、

「三葉が上はがいい!お願い!」

一度抜いて仰向けになった。昨夜と同じ様に股がって、自由に楽しんでいた。失神する前におしまいにして、淡紅色の珠をポーチに仕舞った。


 朝食に降りると、皆んな楽しそうに二人を見つめていた。二人が頷くと、

「「「「「「おめでとう!」」」」」」

ヨーコがおはぎを運んで来た。


 ご飯を食べながら、トンネルを8時間歩くか、乗り合い馬車を乗り継いで帰るかの会議。うまく乗り継いで行けば馬車のほうが早いけど、途中で次の馬車が無かったりすると、一泊って事も有り得る。悩んでいると、ドアをノックする音が響いた。

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