1話 無能と罵られパーティーを追放された勇者
今回が初めてで、勢いで書いたので
おかしい点が多いと思います
その場合はアドバイス等
お願いします
とある町の酒場にて~
「「「誕生日おめでとう!」」」
「みんなありがとう!」
今は俺、クロウの誕生日パーティーをやっている。
祝ってくれているのは幼馴染で勇者である俺と
パーティーを組んでいる『剣聖』のカイン、
『賢者』のセイラ、そして、『聖女』のマリア、
この三人だ。
カインとセイラは生まれたころから辺境の村で
共に住んでいた幼馴染だ。
マリアは6歳のころにクロウたちが住む村の教会に
聖女見習いとして来ていた。クロウは毎朝起きたら
教会に行くようにしていたので人見知りだったマリアも
自然に打ち解けていた。
カインが真剣な顔になりカインに話しかける。
「クロウ・・・俺、今までクロウに何かを贈ったことって
なかったよな?」
「そういえばそうだったな」
「だが今日は絶対に喜ぶようなプレゼントを持ってきたぞ!」
「え?!ありがとう!」
「この指輪は見た目は不気味だけど能力値を1.5倍にしてくれる
効果があるんだ!」
「すごいね!でも、そんなのどこで見つけたの?」
「実はな、オブラの森で隠しダンジョン見つけてな、
そこのダンジョンボスを倒したらこの指輪が
ドロップしたんだよ!」
※オブラの森とは、大陸一広い森です
「それはすごいな!カイン、ありがとう!早速つけてみるね!」
カインからもらった指輪をつけてみる。
するとカインがにやけながら話し始めた。
「どうだ?無能なお前にはピッタリだろ?」
「は?」
俺は聞き間違えたのかと思ったがそんなことはなかったようだ。
なぜなら幼馴染の三人が俺のことを
ごみを見るかのような視線になっていたからだ。
無能?確かに俺は何もできない。勇者だから聖剣は使えるが
まともに剣も振れない俺には聖剣があって
ないようなものである。だが、そんなことを言われた以上に
カインの口調がいきなり変わったことが理解できない!
(な、何だこの状況は。俺、何かまずいことでもしたか?)
そう思っていると次はセイラが話し始めた。
「そうね、剣もまともに振れない無能のクロウには
それくらいの指輪がなければ死んでしまいますからね」
セイラは俺を見て嘲笑っている。
セイラからも無能と言われた。
ああ、泣きそう。
すると、マリアがセイラに続けて話し始めた。
「カイン、荷物運びしかできない無能勇者クロウは
このパーティーにはふさわしくないと思いますの」
「たしかにそうだな、それじゃあ今日をもって、
クロウはパーティーをクビだ、セイラも異論はないな?」
「もちろん」
「ってわけでお前はクビな、その指輪はやるよ。
今日から俺とお前は一生関わることのない他人な」
俺はショックでカインの最後の言葉は頭に入っていなかった。
俺は泣きながら酒場を出て他の酒場に入り
自棄のみをした。
『スキル≪???≫が条件を満たし解放されました。』
ん?なんだ?まあいいや。
今は何も考えていたくないや
『解放されたことによりスキル≪剣術E級≫が≪剣術S級≫に
変化しました。剣術、斧術、槍術、弓術、
すべてのS級がそろったことにより
スキル≪ウェポンマスター≫に変換されました
スキル≪下位神の領域≫を獲得しました
さらに、称号、≪真の勇者≫≪半神≫
を獲得しました。
レベル上限を解放、レベル60から
200になりました
全能神の加護により
あなたの冒険をサポートする上位精霊と
契約できることになりました』
最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回はクロウの過去とこの世界(クロウたちが住んでいる)
についての詳細、仕組み等を物語に混ぜながら
説明していきます
小説書くスピードはとても遅いので
待っていただけると幸いです