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GIANT KILLING

作者:向来すだち
西暦2063年――
世界に降ってきたのは、無数の隕石群だった。
隕石に付着していた未知のウイルスによって世界は混沌に陥る。
そのウイルスによって牛はカエルのように小さくなり、ネズミはエラ呼吸を開始し、鳥は大きく肥大化し、そして人間には……新たな能力が芽生えた。
――異能。
そう。この物語は隕石衝突から約20年後、人々が異能を手にした社会において――
ただ唯一異能を手にしなかったある少年の物語である。
目覚ましき力について。
2020/05/14 00:01
際限なき未来について。
2020/05/14 20:16
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