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不死の少女は旅をする

現在書いてある作品が完結した後にこれの連載版を書く予定です。


あらすじと僅かに書かれた本文から世界観を想像して妄想していてください。




私がこの世界に来てから、『死ぬことが出来なくなってから』どれだけ経っただろうか。


いくつ国が起こり、そして滅びただろう。

何度、友の死を見送っただろう。


それでも私は死なない。今は亡き友たちの約束を果たす為、彼らが願った幸せを見つける為に。



「……随分と大きくなったよね」


友の一人が見つけ、私に託した苗木は立派に成長した。

後から調べて世界樹だと知った時は驚いたが友の気遣いに胸を締め付けられる。


【私が死んだ後も生きて、私たちがいなくなった後もこの子を頼んだよ】


うん、大丈夫。


私は死なない。


「だけどちょっとだけ出かけてくるね」


世界樹の根元に作った、友たちの墓標。

私は聖廟と呼んでいる墓標群に語りかける。


「行ってきます」


また、100年。世界を見に行こう。





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― 新着の感想 ―
[良い点] いくらでも自由に妄想できるところ なんとなく感じる切なさというか悲しさというかそういうブルーな感情を沸き起こさせるとこ [一言] 連載版待ってます
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