僕は地縛霊に恋をする
少年は、登下校中にいつも見かける少女に恋をした。少女は地縛霊だった。
注1/お察しの通り、ヒロインは死亡済みです。予めご了承ください。
注2/ヒロインはなにもしません。動きません。地縛霊ですから。
注1/お察しの通り、ヒロインは死亡済みです。予めご了承ください。
注2/ヒロインはなにもしません。動きません。地縛霊ですから。
一 僕
一の一 夏だ
2016/12/17 12:34
(改)
一の二 彼女はほんの少し目を大きくさせた
2016/12/17 21:39
(改)
一の三 そいつの着物は粗末で汚くて
2016/12/18 11:03
(改)
一の四 僕は逃げた
2016/12/18 18:12
(改)
一の五 僕は逃げ切った
2016/12/19 17:16
(改)
一の六 どうして彼女は死んだのか
2016/12/19 22:31
(改)
一の七 陣笠を被ったそいつ
2016/12/20 14:16
(改)
二 わし
二の一 わしは草むらに近い橋の傍らに巣を張った
2017/01/22 19:44
(改)
二の二 姫はいつも川に水を汲みにきているようだった
2017/01/24 12:19
三 私
三の一 殿は優しいかたです
2017/01/25 18:02
(改)
三の二 嵐が過ぎてすぐのころです
2017/01/26 19:28
四 私
四の一 空は晴れている
2017/01/28 10:09
四の二 父上は領民を案じておられる
2017/01/28 15:35
四の三 触れをだしてしばらく後の夜
2017/01/30 16:38
(改)
五 おれ
五の一 稲の刈りいれが近い時期である
2017/01/30 22:15
五の二 日が落ちようとしている
2017/01/31 12:19
二 わし
二の三 わしは眼が醒めた
2017/01/31 14:09
二の四 姫は既に死んでいた
2017/01/31 16:13
一 僕
一の八 青かった空はもう黒い
2017/02/23 23:22
一の九 彼女を助ける
2017/02/24 07:55
一の十 電停を降りて走った
2017/02/24 10:13
一の十一 河川敷に降りた
2017/02/24 12:29
一の十二 結局なにもできなかった
2017/02/25 00:05
(改)
一の十三 「好きな人がいるんだ」
2017/02/26 22:48
一の十四 橋の上にクレーン車がやってきた
2017/02/26 23:25
一の十五 左ポケットの携帯電話が震えた
2017/02/27 10:03
一の十六 目の前に彼女がいる
2017/02/27 18:12
一の十七 僕は地縛霊に恋をした
2017/02/27 18:30