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#魔法探偵の日常  作者: てもちぶたさん
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最終話 「日常の灯火」

 穏やかな朝日が探偵社の窓から差し込む。澪はデスクの前でゆっくりと伸びをしながら、深呼吸した。


「やっと、ここまで来たね……」


 隣のソファには灯がくつろいでいて、銀色の猫クロが彼女の膝で丸くなっている。


「うん。あの封印も無事に守れたし、街にも少しずつ平和が戻ってきてる」


 二人の間には、これまでの戦いを乗り越えた強さと、これからも続く日常への穏やかな期待が漂っていた。


 探偵社の電話が静かに鳴る。澪が手を伸ばすと、灯がすかさずスマホを取り出し、優しく画面を覗き込んだ。


「誰かと思ったら、依頼人からだ。新しい依頼だって」


「きっと、また普通じゃない案件だろうね」澪は微笑み、ペンを手に取った。


「でも、私たちなら大丈夫」


 二人は同時に頷き合い、机の上に依頼書を広げた。


 窓の外、商店街はいつも通りの賑わいを取り戻し、夏祭りの準備で活気づいている。


 クロは静かに、だが確かな存在感で二人のそばに寄り添った。


 灯がふと呟く。


「これからも、どんなことがあっても、一緒に乗り越えていこうね」


 澪は力強く答えた。


「ええ。私たちは探偵。そして、友達だから」


 街に新たな一日が始まる。その光の中で、二人の物語はこれからも続いていくのだ。


     *     *     *


 そして、澪と灯はいつものようにXに投稿する。



お疲れさまでした。

後学の為、このAI利用に関して思う事があればコメント頂けると幸いです。

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