声
いつも通りの道を帰っていた。しかしいつも通りのことではないことが起こった。それは前から来る車に惹かれてしまった。でも私には生きる意味がなかった。学校での友達との会話は楽しかったでも家に帰ると、勉強をしろと親が言う。スマホやゲーム類も使えたとしても、1日10分しか使えない。月火木金曜日の7時から9時までは塾。遊びに行こうとすると、親が
「どこに行くの?勉強はしたの?してないでしょ!早く部屋に戻って勉強しなさい」
といってどこにも行かしてくれなかった。
中学時代、能天気なやつがいた。そいつの周りは人が集まっていた多分友達だろう。話す話題はゲームのことやネットの話していた。私もあんなふうにないも気にせず話をしてみたいもんだ。もし生まれ変わるならあの人のように、一くんみたいな人に…
そして次に私が目覚めたのは知らない女性に抱かれていた。
「生まれてきてくれて、ありがとう」
そう、私はこの言葉を誰かに言ってほしかった。私が求めていた声だ。私は死んで双子の妹として転生したのだ。
「リリア様レイン様ご飯の時間ですよ」
「「バブ」」
彼女はメイド長の人だ。名前は覚えていないが確か僕が生まれるときに父上と母上と一緒にいた人だ。メイド長は母上と父上の両方から慕われている。そりゃこの家庭のメイドたちは僕達に良くしているが、なんか最近僕達双子のよくない噂がメイドたちの中で広まっている。それは、僕達が泣かないことだ。普通かどうかは、わからないが赤ちゃんはものにぶつかると泣くときがある。それが僕達はものにぶつかろうと、泣かないからおかしいと、そりゃ前世ではこんな痛みへでもなかったが、妹はおかしい、痛みに強い体質なのか?しかも夜中に僕達が寝ている部屋から声が聞こえるらしい。なにそれ怖い僕達の部屋で声?もしかして幽霊?僕信じないタイプの人間だよ。まあ、これは冗談で、多分僕が毎日紙に今わかっていることを整理しながら書いているのだ。僕は昔からつい癖で書くときにその文字を読んでしまうのだ。少しずつ癖を直しているのだが、つい出ていたっぽい。この赤ん坊の姿でも喋れるのは喋れるっぽい。でも聞こえるのは男の子の声と女の子の声らしい。男の子の声は僕だでも女の子の声は知らない。もしかしたら妹の声か?あやつもしやしゃべれるのか?なわけないか。もしかしたらほんとに幽霊がいたりしてな。
で、メイドたちの噂では幽霊に取り憑かれているだの、ゴヴァルトの悪魔に取り憑かれただのという噂がたてられている。いやまて、幽霊はわかるけどゴヴァルトてなんぞや、なんか変な名前だな。でもその噂はメイド長がしずめてくれた。やっぱりメイド長さすがだぜ
その日の夜だった。
「ねえ、起きてる?」
誰かが僕に話しかけている。誰かと思って見てみると
「あ、起きてた」
その声はリリヤだった。
「あなたもしゃべれるの?」
僕も小説を書くのは初めてなので改善点があったらお手柔らかに教えて下さいお願いします。
今更かよと思いますが。
面白ければ評価お願いします。