初めての街
おまたせしました!(待ってないなんて聞こえない(∩゜д゜)アーアー)って事で本編どうぞ(๑•̀ㅁ•́ฅ
あれから、ウサギを狩りながら進む事一日、俺らは見えてた門に辿り着き中に入った。門、いわいる外壁に囲まれたこの街は国の首都で国の名前と同じでアーフェンというそうだ。安直すぎて苦笑いになったのは仕方ないことだと思う。で、俺達の関係は、ウルハは見えないらしいからよしとして、ジルナは義兄弟の設定だ。物騒な世界だけあり、俺の歳で冒険はよくある話で、ジルナの歳で孤児で誰かに連れて歩いてもらってるのも珍しくはないそうだ。そしてこの国は各ギルド主体の完全中立国として成り立ってるらしい。
元々豊かな資源に危険な魔物も少なく各周辺国がこぞって取り合っていたが、疲弊し、次第に衰退していくにつれ、幾度となく議論をかわされ、最終的に全世界に分布しどの国にも属さない各ギルドが主体となった中立国となった。各ギルド主体と言っているのは平時に各ギルド代表者のみで何かに決定を下す事はできず各国の代表と住民の代表と話しあって決める事が原則である。緊急時はその専門(魔物なら冒険者ギルドなど)の代表者がある程度の決定権を持ち、己の利に走る事を行った場合のみ他の代表者が決定を覆せる。その場合は明確かつ適当な理由なしでは受け付けられない。また、これに反するまたは中立国に害をなす国及び団体・個人は周辺国及び各ギルド及び中立国からの迫害がされ、各ギルドの使用のみならず入国なども拒否される。
〜アーフェン国歴史書より抜粋〜
と貰ったパンフレットには書いてあった。パンフレットにはオススメの店や名物、お土産イチオシ、各ギルドの場所など詳しく書いてあった。このパンフレットは初めて街に来た人に配られるものであってこのパンフレットを断ると街に入るのにいる金額が半分になるらしい。ちなみに元の値段は一人10エマだ。これはどの街でもやっているもので金額は街によって変わるらしい。ジルナの分のパンフレットは断ったから二人で15エマだった。うん、思った以上に高い。最初の資金安くね?って考えたけど、宿の値段が朝夕付きで一人15エマだったから門の税が高いんだな。まぁ、日本円にすると宿は安すぎるとは思うが。ちなみに、ギルド加入者なら門の税は要らなくなる。それもギルド加入者の特典の1つらしい。パンフレット代は別みたいだが。ギルドの種類は派生とか合わせるときりがないぐらい多い。主要なのは、冒険者、魔術師、商業、鍛冶、薬師のギルドだ。あとはだいたい派生ギルドだ。だが、派生ギルドだからと言って重要でないわけでもない。派生ギルドに加入しないと許可が出ない事もあるしな。ギルド自体は複数加入可能だが、それぞれ加入時に契約金がいる。そのため、俺が加入するなら絞らないとすぐに金がなくなるって事になる。絞るとなるととりあえず、仕事のための冒険者ギルドは絶対として、せっかくの才能だ魔術師の方も行って魔法を覚えたい。まぁ、行ってみて契約金の値段とか見てから考えるか。
「よし、行くか!」
用事のため1週間ほどあきます。
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