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宿屋グリ

だいぶ遅くなりました(;•̀ω•́)

いいわけするなら仕事がちょーっとゴチャゴチャしてて人手不足でその上で厳しくなって家帰ったらやることやって即行寝るって言う事を繰り返してたらあら不思議、こんなに時間が開いちゃった((*つ∀`))テヘッ

ごめんなさい(´๐_๐)…

という事で本編どうぞー(っ*´□`*)っ

あれから問題なく普通の空間に帰ったあと、街の外に出ようとしたが、気付けばもう夕方になっていてもう少しで夜になろうかという時だったのでまた明日という事になった。

「いやー、始まってそうそう同郷の人と会えるなんて君ももってるね!あと、その眼はやめて!」

帰り道に突然話しかけてきたウルハにいたのかという眼を向けると即行で反応が返ってきた。

「あの話し合いの中で一切出てこなかったくせによくゆうよ」

「いや、そうは言っても僕は君にしか見えないんだって!それは同郷の人でも同じなんだよ。例外は君の眷属となったものだけ。配下と違って眷属は君に不利益なことは一切できないからね。ジルナは初めからそれを受け入れたから見えるけど。それに基本的に君の同郷の人の前で僕らは話す事を許されてないんだ。それに君も僕の事話題に出そうとは思わなかったでしょ?そんな感じのロックもかかってるんだよ。」

眷属と配下の違いはなんか初めに聞いたな。確か、配下はその時の感情により従属し、主を見放した時などに従属を解くことができるが、眷属は魂の従属で死んでリセットされるまで従属は解けない。それ即ち死んでも記憶が残るなどでリセットされなければ永遠に従属したままとなる。って感じだったけな?

「じゃあ、魔物の気を引くこともできんってことか。」

「僕も一応生きてるんだからそんなふうに使おうと考えないでくれるかなぁ・・・。」

ウルハはがっくり肩を落とす。そうこうしてるうちに宿にたどり着いた。

「いらっしゃい!おっ、帰ってきたんだねぇ!おかえり。今日はどうだったい?登録したんだろ?依頼はうまく出来たかい?ご飯は今すぐできるけどすぐ食べるかい?」

中に入ると女将さんの元気な声が聞こえた。そして、俺を見るなりまるで自分の子を心配するかのように問いかける。

「はぁ、女将さん、質問は出来るなら1個ずつしてくれ。とりあえず、登録はしたが色々あってな。依頼はまだしてない。色々って言っても物騒なこととかじゃないから心配しなくていい。ご飯は貰うよ。あと、後でお湯おけ1個部屋に頼む。」

「そうかいそうかい!よし!あんた!部屋付2人前!あっ、お湯おけはご飯の後で持って行くからね。」

「頼んだ。お湯おけは5エマだったな?」

奥にいる旦那さんに声をかけ俺の対応をしてくる女将さんに確認すると頷いてくれたので先に5エマを渡して席につく。ここの女将さん夫婦は俺と同じくらいになるはずだった子供がいたらしい。だが、子供が生まれる前に魔物に襲われ、命からがら逃げ出したものの子供は流産。そして、それ以来子供は出来ずに年をとっていってるそうだ。その影響からこの宿は子供にはすごく低料金で済ましてくれるので、宿代が安いと思ったのは間違いではなかったらしい。ちなみに、超絶旨いと評判の食事のみの利益のおかげで赤字にはならないらしく、宿屋兼食事場グリと言えばこの街で知らない者は居ない。グリは子供につけるはずだった名前らしい。なんでそんな事を知ってるかって言うと、ハナキに聞いた分もあるが女将さん自身が話してくれたからだ。

「はい、今日の部屋付きはロロのステーキだよ!」

ボーッと待ってると運ばれてきたのは昼に丸焼きを食べたロロのステーキだった。丸焼きと比べると十分の一程度しかないが、それでも俺の胃袋にはちょうどよかった。生まれたてのジルナはよく食うが、それでも、俺の3倍ぐらいだ。そのため、昼の鳥の残りもアイテムボックスに入ってるから問題はない。目の前に運ばれてきたステーキはニンニクの匂いが堪らなく食欲を誘う。一口食べるとかけられたソースが絶妙にマッチしていてそれだけでもガツンと食えて旨いんだが、付け合せの野菜を一緒に食べるととたんにあっさりと食べれるようになり、いくらでも行ける気もしてくる。俺に食レポ能力が無いのが悔やまれるくらいだ。こんだけ旨けりゃ食事だけで十分稼げるのもわかる気がする。

「ふふ、食事は逃げないからゆっくりお食べ」

ついついがっついて食べてしまう俺を見て女将さんが笑いながら言う。少し恥ずかしかったが、うますぎる飯が悪いと思いながら笑ってごまかしといた。ちなみに、ロロは害鳥で5羽で3エマになるそうで、新人の小遣い稼ぎになってるそうだ。自分で食ってよし売ってよしで重宝するらしい。角ウサギも同等扱いでこちらは3羽で1エマだそうだ。もちろん、状態や鮮度で多少増減するみたいだがな。そのため、ギルド酒場で安く提供したり、街に安くおろしたりしてるため、屋台や宿でよく見かける食材となっている。余談だが、アイテムボックス持ちはまあまあいるらしい。限度数や時間の流れが様々で、中には時間が早く進んでしまうアイテムボックスなどもあるらしい。そのため、アイテムボックスを使う事自体は気にしなくても大丈夫そうだが、時間停止と容量が増えてく仕様なのはばれると面倒になりそうだ。

「ごちそうさまでした。」

「ごちそーさまでした!」

俺の後に続くようにジルナは元気に言う。うん、かわいい。なんかどんどん親馬鹿になってきそうで怖いわ。そうこうしながら部屋に戻ると女将さんがお湯おけを持ってきてくれたのでジルナと自分の体を拭く。

「よし、明日は早いし今日は寝るぞ。」

「はーい!」

元気のいい返事をしながら2つベットがあるのにわざわざ俺の近くのベットに入ってきた。こっちが良かったのかと俺がもう一つの方に行こうとすると服が引っ張られる。

「おにーちゃん一緒に寝ないの?」

振り向くと不安そうな顔で訪ねてくるジルナと目が合う。まぁ、確かに0歳児に一人で寝ろってのも酷か。

「ああ、すまん。一緒に寝るがトイレだけ行ってくるから待っててな。」

と言ってトイレに行き帰ってくると、ウトウトとしながらも健気に待ってるジルナがいた。

「待たせたな。先寝ててもよかったんだぞ?」

「んー、パパと一緒に寝るー」

「そかそか、そりゃ悪かった。ただ、パパじゃなくておにーちゃんな。」

眠たそうにしながら抱きついてくるジルナをあやしながらベットに入る。

「じゃあ、おやすみジルナ。」

「うん、おやすみおにーちゃん。」

そうして、俺達は静かに眠りについていった。

「うん、もういいよ。僕にお休みが二人共なかったことなんか気しないよ。」

その晩すすり泣きの声がしたとかしなかったとか。ちなみに俺はわざと無視してジルナはガチで眼中になかった事だけ書いておく。

見てくださりありがとうございました(*_ _)

お待ちいただいてる方(いてくれると信じてる)には申し訳ございませんが、まだゴチャゴチャと忙しい日が続きそうですので次の更新も遅くなります( ´・ω・` )

それでも絶対辞めたりはしないんでまた見てくださると嬉しいです(*。•`ェ´•。)۶

ご意見ご感想など心よりお待ちしてますm( _ _ )m

では、また会いましょう‹‹\(´ω` )››

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