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プロローグ
2800年。日本は第二次戦国時代に突入した。なぜなら戦争の恐怖を知る世代が過ぎ去ったからである。政府は無力化し、いくつもの市町村が独立し、戦いがそこら中に溢れた。しかし銃刀所持違犯法はまだ残っていたので、慣習法としてだが戦闘では銃は使わないのが鉄則だった。鉄砲を使っていた戦国時代よりも見苦しい戦いといえるだろう。みな農具や竹、ほうき、車など在るもの全てを使い戦っていた。…基本的に戦闘は東日本と西日本に分かれていた。 東日本の最強の小国は杉並区墨田区板橋区の連合国家だった。西日本では京都、奈良連合が強く自分達を大和朝廷などとよんでいる。 しかし、どちらの小国も覇権国家という訳ではない。 何度も戦敗も経験してるし従う小国も少ししかない。本当にどこが日本を統一させるのか予想もつかないほどである。




