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二話 過去
中学一年生になってしばらく経ち、新しい友達もできた。
そんな頃、ある出来事が起こった。
それは、学校でのことだった。
私はダンス部に所属していて、毎週火曜日に練習があった。
その日もいつも通り練習をしていたのだが、ダンスに集中しすぎていたせいで、思いきり窓に手をついてしまった。
次の瞬間、窓ガラスが割れた。
その出来事は学年中に知れ渡り、
そこから私のあだ名は「破壊神」になった。
女子からも「いろいろヤバいやつ」と認定され、
女子との間でトラブルも起き、次第に嫌われていった。
正直、自分の中では「何を四天王」という感じだった。
歩く素材みたいな存在になってしまった私を、
誰も好かなくなるのは当たり前だろう。
ネタ枠の男と付き合いたい女子なんて、いるはずがない。
小瀬には良いところがたくさんあるのに、
自分はただのネタ枠だ。
こんな自分が、釣り合うのだろうか。




