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悲しき獣の旅~復讐を望む獣の旅~  作者: 白来
第一章
9/15

別れ、そして旅立ち

2日後、いつの間にか話が広がり、別れの宴をする事になった

皆、心配する声を上げていた、神狼(フェンリル)なのだから心配など要らんのだが...

あと、女子たちが私の髪をいじっていた、というよりかは教えられた

三つ編み、ツインテール、お団子…数えたらきりがない

だが、今までより楽しい時間だったことには違いない

少し、寂しさを感じた




翌朝、私はすべての荷物(といっても大きすぎない袋一つだけだが)を持って村の門に来た

門の周りには、昨日見た顔触れが並んでいた、皆別れを惜しみ、中には泣く者もいた

「ルルちゃん、またこの村に来てね」

「ああ、いつ戻ってきてもいいからな」

「ああ、必ず戻ってくる」

そのような別れの言葉を告げ、門の前に立った

「ルルよ、これを持っていきなさい」

そう言って渡してきたのは、この国の地図だった

「村長、これは受け取れませんよ!」

「いや、受け取ってくれ、そして戻ってきたときに旅の話でも聞かせてくれ」

「…わかりました、では」

そう言って、村を出た

私は、涙を流していた


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