魔法の才
少し練習したら普通に動けるようになった、やはり人の体は良い
そのまま村に帰ると、大騒ぎになった
...主に服を着ていないせいで
狼の時は服の概念が無かった、そのせいでこんな騒ぎになったのだが
後私が雌だという事に驚いていた者が多かったな、歳は伝えていたが
それと、人の姿になったことで、『鑑定の宝玉』という物が使えるらしい
なんでもギルドという組織が才ある魔術師を集める為、小さな村にも1つ配っているそうだ
「ほら、これが鑑定の宝玉だよ」
「これに触るとどうなるんだ?」
「魔力があると光るんだ、それと魔法の元素も一緒に分かるみたいだよ」
「たしか、火は赤、水は青、風は緑、土は黄、それ以外は透明な光が出るって話だ」
「見たことは無いのか?」
「そりゃ、魔術師は希少だからねぇ、こんな辺境の村じゃそうそう出ないよ」
「とりあえず、ほら、触ってみなさい」
そう言われて、差し出された玉を触った
すると、強烈な4色の光が放たれた
「こ、これは!」
すると、皆が村長と呼ぶ物が叫んだ
「え、四元素魔術師ではないか!」
「それって何なんですか?」
「生まれる事が奇跡とされた4つの元素を持って生まれた幸運の魔術師の総称じゃ」
「希少なものだったか、それはいい」
「希少なんてものじゃない、国内に一人いるがそれ以外は生まれた事の無い程じゃ!」
「これなら、冒険者とかになれるかもしれねぇな」
「冒険者どころか宮廷魔術師にもなれるぞ!」
「魔術師としては少なくとも希少魔法と同じく上級からになるじゃろう」
...夜だから寝たいのだが
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