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人の里
あれから三日たった、そして、不思議な生物の集まる場所があった
最初は遠くから見ていたが、気になって近づいて行った
途中でその生物を見つけた、二本の脚で立ち、残りの二本で物を持つ
不思議な生物だ、と思った
驚いたのか座り込んでしまったが、敵意がないと思ったのかこちらを触り始めた
私は一年で1.5メートルほどになった、そこら辺の狼よりは大きい
しかしその生物は言葉を発しながら嬉しそうに触っている
そしてその生物がすんでいる場所についていった
最初は石を投げられたりした、もちろん痛くもなんともなかったが
だが二日ほどすると、皆が少し食料を分けてくれるようになった
最近はこの生物の言葉を覚えている、食料を貰った礼にそこらへんの獣を渡したりもした
だがこの生物はそこらへんの獣とは違って難しい、少なくともあとひと月はかかる
だが、この生物たちと暮らすのも案外悪くないのかもしれない
しばらくはここを寝床としよう
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