勇者、戦争で戦う
また遅れた…
それに誤字あるかも…
二重の意味でごめん<(_ _)>
「廻風」
ユヴァトの放った魔法が、ゲノン軍の足元を掬って転ばせる。
「次は俺だ!烈火!」
「私も!灯火!」
ただの強風かと思ったのか、ゲノン軍はあまり警戒していない様子だったが、次々と撃たれる魔法にようやく攻撃だと気付いたようだった。
「敵襲ー!敵襲ー!」
俺たちが攻撃しているのはゲノン軍の頭上、急斜面の崖の上。予想通り、魔法兵だけで対応に当たってきた。
「稲妻」
「烈火!」
死傷者を増やさないために、後ろから騎士団が突撃する計画は無しになった。
そのため、魔力が多いユヴァトやティオーが、ゲノン軍の背後に向かって攻撃を仕掛けていく。
中級魔法でコントロールも上手いため、ゲノン国の軍隊はどんどんアングスタビアへ追いやられていく。
「うわあぁぁ!」
そして細道を抜けた先に待っていた騎士団に、1人、また1人と倒されていく。
ここまでは全て計画通りだった。
「爆炎!」
「おわっ!」
バリンッ!バリンッ!
ゲノン軍の1人が上級の火魔法を放つと、自力でつくっていた兵士たちの結界が次々と壊されていく。
「まじかよ…結界!」
パキ…パキパキパキ!
その兵士たちも守れるよう、結界の範囲を広くする。
俺は攻撃に参加していなかったため、魔力にはまだ余裕があった。
「すまんシン!助かった!」
「このまま結界張ってるから、ティオーは攻撃に専念して」
「シン!大丈夫?」
「大丈夫!ユヴァトも攻撃だけでいいよ!」
唯一壊れなかったユヴァトのところまで結界を張り、俺は魔法兵全員を守っている状態になった。
「ありがとう」
「くそっ!お返しだぜ!爆炎!」
「僕も。爆風」
攻撃魔法に専念できることで、多くの兵士が中級、上級魔法を撃てるようになった。
そして、今まで負けず劣らずだった戦いが、一気に俺たちの優勢となる。
「上級撃てる人はどんどん撃って!」
「お前らぁ!最後たたみかけるぞ!」
優勢となった場合、最後に皆でタイミングを揃えて火魔法を撃つと、作戦会議で決まっていた。
火魔法は割と扱いやすいため、レベルの高い攻撃が出来る人が多い。
そのため、普段は別の魔法を使っている人も、最後は火魔法で撃つことになっていた。
「タイミング合わせてね」
「行くぞ!3、2…――」
俺は攻撃に参加しなくて良いと言われていたが、部屋から勝手に拝借してきた杖を取り出し、魔法陣を頭に描く。
「爆炎!」
ドオン!
上級魔法を使ったものが多く、辺り一帯が大きな炎に包まれる。
え、これ消火しなくていいの?やばくない?えーっと、あ!
火魔法を消すには水魔法。そして、ゲノン軍も追い払うことが可能な魔法。
「洪水!」
バッシャッ!
凄い勢いで流れ出てきた水が、どんどん火を消していく。
「うわあぁぁ…ゴポッ!」
この場所は、ゲノン国側に向かっての傾斜になっている。そのため、流れ出た水たちが火と一緒に軍隊を流していく。
こっちの騎士団はアングスタビアより手前にいたため、負傷者は少し出たが、死者は1人も出ずに戦争は終結した。
「よかった…」
あれ?安心したら何か目の前が真っ暗に…。
ドサッ!
「シン!?おいシン!?」
焦るティオーの声を聞きながら、俺は意識を手放した。
《今回登場した魔法をご紹介ー!》
・烈火
中級の火魔法。対象以外にその周辺も少し燃える。
今回はティオーが使用してました!
・廻風
中級の火魔法。対象以外にその周辺にも突風が吹く。
今回も風魔法得意の隊長ユヴァトが使用!
・稲妻
初級の雷魔法。対象目掛けて雷が落ちる。
今回のようなポイントを絞りたい時には好都合の魔法!
風の派生魔法で、ユヴァトが使用!!
・爆炎
上級の火魔法。対象の辺り一帯を炎で覆い尽くす。
敵国の反撃してきた魔法で、シンも使った魔法です!
・洪水
上級の水魔法。名前の通り洪水のように水が流れ出す。
爆炎よりも難易度が高い!
火を消すためにシンが使った魔法です!!
☆ちなみに☆
今回もシンは魔法陣を見たのは1度だけでした。ほんと凄すぎない?羨ましい…!
全て私のオリジナル魔法ですので、この説明だけではわかりにくいかも知れません…
その場合は気軽にお尋ねください!待ってます!
最後に!
数多い作品の中、お読みいただきありがとうございました!
いいねや感想など、一言でもいいので寄せてもらえる嬉しいです!!




