表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メモリーピース  作者: メモ帳
5/6

メモ2

メモ2


_壊す。

それだけが俺が居る理由だった。

お偉方の気に食わないやつを壊す。なんだかムカッときたから壊す。そうでなくとも壊す。花を、街を、星を。

「それならきっと、君は優しいんだね」

奴はそう言った。何でもかんでも守りたがるおかしな奴だ。

「どこがだよ」

「だってそうだろう?君が自分の意思で壊したものはひとつも無いじゃないか」

「じゃあお前はどうなんだよ。やってる事は俺の真逆なんだ。お前は血も涙もない奴なのか?」

「そうかも」

「だったらやめちまえよ。」

「うーーん…」

5分も黙った後、

「それでも、俺はここが好きだから」

なんて言っていた。



崩レる自ガ、ノまれるスン前にオモい出しタ、些細ナきおk。

ソれデも。

それデも。

それでも。

「…?」

踏ん張るには十分過ぎた。

「…何故拒む?破壊のみが生き甲斐の貴様が。」

「見境無く壊すのはもうやめたんだよ」

「尚更解せんな。ここまで腐った世界に。人間に。腐った貴様がかける情などあるものか。」

「あぁそうだ!何の救いも無いのにヘラヘラして使い潰されて!何の感謝も与えず使い潰す!そんなのが至極当然の世界なんて心底気持ち悪い反吐が出る!!」

「…それでも」

「ここは、アイツが守った街だ…!!」

「ダチの居場所を笑った奴は!俺が全員ブッッ壊す!!!」

____

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ