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用語解説 その3

ネルガル・ディフェンス・サービス(NDS)

民間軍事会社。軍事指導や兵站支援を主な業務とする。社員のほとんどが元軍人、社長は陸軍OBなので、民間ではあるが企業体質は堅い。アメリカ政府と契約し、正規軍の下請け的な仕事をしている。二年間の火星ミッションに従事する社員は火星課に所属し、第七基地の保守管理を行う。



火星遠征軍

火星に駐留している人々の総称。軍隊だけではなく、民間人も含まれる。非公式名称。



火星人

火星の原住民。テラフォーミングを生き残った。言葉は通じない。硬い毛で覆われた四つ足で、群れで行動する。雑食で人間も捕食する。



活動服

火星環境活動用衣服。酸素が薄く、気温変化の激しい火星の地表で活動するための装備。全身を覆う衣服で、左前腕に端末が付き、頭部はフルフェイスのヘルメットになっている。高山病や低体温を避けるため、基地の外に出るときは必ず着用する。二酸化炭素除去装置がついていて、一日活動したあとはカートリッジを交換する。宇宙服と戦闘服の中間のような服。



ソル

火星の一日のこと。二十四時間四十分。



ポスト

火星の地表に一定間隔で建っている充電スポット。バギーの充電ができるほか、近くの基地へ連絡を取ることができる。根元のコンテナには応急手当用品や非常食が入っており、火星活動のセーフティネットとなっている。



カルミア・インシデント

アンドロイドが突如狂ったようなおかしな挙動をすること。実際のアンドロイド事故から名が付いた。これを防ぐため、アンドロイドの使用責任者には、動作するアンドロイドを監督する義務がある。



カルミア

カルミア・インシデントの由来となった、狂気に堕ちたとされるアンドロイド。災害対策用だったが、民間人四十二人を殺し、自分たちも火災で燃え尽きた。



第五次調査隊

火星の調査隊。シャトルの着陸事故に見舞われたとされていたが、実際は火星人の襲撃にあっていた。メンバー七人中六人が死亡、一人が発狂しのちに死亡。



第六次調査隊

第五次調査隊の救出に向かったグループ。生き残りを連れて帰った。



ノア種苗

第七基地で農作物の実験を行っている企業。火星環境で作れる野菜の研究が主で、カブや豆などの成果物をNDSに提供している。お菓子コーナーの豆菓子や冷蔵庫の豆乳はノア製。研究員が土の採取などの外作業をするときや、ほかの基地へ行き来するときは、NDSに護衛をしてもらう。



天哪(てぃえんな)!」(Tiān na!)

中国語の感嘆詞。若者言葉。「神様!」「そんなー!」「マジ?」みたいな意味。



デニー二号

食堂にあるオーブントースター。冷凍パンをその場でサクッと焼けるように、マクファーレンが執念で製作した。ネッド監修のため、安全性はお墨付き。



シルヴィア谷

火星の一エリア。第三次調査隊の誤着陸地点。

※メモ:作者の考えたオリジナル地名。

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