お届け物(200文字小説)
呼鈴が鳴った。扉を開けると、大学生くらいのお兄さんが箱を抱えて立っている。
「お届け物です!」
失敗続きの仕事、彼氏との破局とで心身荒んでいたからか。その姿が眩しい。
ふと目があって。爽やかに微笑みかけてくる。
前に笑顔を向けられたのは、一体いつの事だっただろうか。
屈託のない笑みが、自然と私の口角を上げさせた。ちょっとだけ素敵な気持ちになる。
笑顔を届けます、なんていう謳い文句も、あながち嘘ではないみたい。
呼鈴が鳴った。扉を開けると、大学生くらいのお兄さんが箱を抱えて立っている。
「お届け物です!」
失敗続きの仕事、彼氏との破局とで心身荒んでいたからか。その姿が眩しい。
ふと目があって。爽やかに微笑みかけてくる。
前に笑顔を向けられたのは、一体いつの事だっただろうか。
屈託のない笑みが、自然と私の口角を上げさせた。ちょっとだけ素敵な気持ちになる。
笑顔を届けます、なんていう謳い文句も、あながち嘘ではないみたい。
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