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僕の徒然草  作者: ひぐるま もえき
7/10

ひとのけがらわしき

ちょっと言いたいことがあったので。

あなた、ちょっと、人をぶっ殺してえって思ったことはありますか?


人間誰しも、「ない」と答えるでしょう。


だけれども、人間いつ加害者に立つかもしれない。もし年老いた母親を介護していて「お前に迷惑をかけられへん、殺してくれ」と言われたら。そこで精神が追い詰められていたら?


母は涙を流しながら、子も涙を流しながら、悲劇は起きるかもしれない。


人の命は平等って確かにそうだ。簡単に失われる。すごく平等だ。


悲しいことだけど、人間善悪なんてものは、追いつめられた時にはどうでも良くなるんだ。


この随筆を読む人は考えてほしい。幽霊がコワイ、って言うけど、コワイのは人間だ。幽霊ってもともと人間がなるものってされてるよね。だからコワイんだ。


人間はコワイ。僕はそう思う。自分も含めてコワイ。自分の中のドロドロしたものを知ってるから。


最後に、障がい者を殺した容疑者へ。


あなたは人間らしい。汚らわしさ、黒さ、人間のありとあらゆる負の感情のカタマリ、それがあなただ。かつて、北斗の拳で、レイが「貴様らの血は何色だ!」と悪党にキレたけど。あなたの血は赤い。障がい者の血も赤い。


それだけだ。

炎上はしないだろうなあ。

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