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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
冒険者編
98/184

負傷と黒肌長耳族

まず気づいたのは赤達が目につけてるゴーグル型のHMDヘッドマウントディスプレイだった


ゴーグルに映し出されてるのは姿は見えないが熱画像サーモと赤外線で確実にいると判断された身長160cm~170cmの見えない人間らしき何かの存在だった


(何か見えない何かが居るな・・・魔物か?)


そいつらは一部は森の中で木の上や木の陰から弓を射ろうとして、残りの一部は後方から馬車を襲撃しようとしているらしい、どっちも姿が見えないようでたぶん何かの魔法か何かだろう


「黒!蒼と桃を連れて後方からの敵勢力を無効化しろ!緑はそのまま遠距離の敵を警戒!ウェンディと黄は俺と一緒だ!」


「「「「了解」」」」


「黄!敵の弓兵を排除しろ!」


「はいよ!」


と言うと黄はHMDヘッドマウントディスプレイに表示された敵に向けてM468の下につけられたM320でグレネードを発射する


爆発ボン


「「「ギャ!」」」


「火ぶたが切られたぞ!撃て!」


銃声パン銃声バン銃声バン


ーーー


黒肌長耳族ダークエルフサイド


爆発ボン


「「「ギャ!!」」」


銃声バン銃声バン銃声バン


大きな音が鳴り響くたびに一人一人倒れていく


(何が起きた!我らには隊長が命をかけてくれた森の精霊魔法の不可視カメレオンがあるのになぜ気づかれた?しかも正確にこちらの位置をつかんでるではないか!クソ!)


すると男は足に銃弾を受けているのだが木に身を寄せながら弓を引き


(この矢なら!風の精霊の加護を受けている矢なら!)


黒肌長耳族ダークエルフの放った矢は風の精霊王の加護を受け普段の数倍のスピードを出しながらreaatに向けて進んでいく


次の瞬間男の胸に数発の銃弾が当たり地面に倒れる


ーーー



ドス!


「ん?」


何か衝撃を受け肩を見ると矢がボディアーマーを貫通し矢が刺さってた


するとウェンディが


「隊長!大丈夫ですか?黄!援護を!」


「オウ!」


と言い駆け寄ってきたので


「俺は大丈夫だ!骨は無事だし出血も少ないそれよりもラインを保て!」


「ハイ!」


・・・

・・



ーーー


黒視点


俺らは隊長(赤)に指示を受け後方から接近してる敵を迎撃しようとしてる


「接近を許す前に射殺するぞ」


「「オウ!」」


そして実際の目には見えないがHMDヘッドマウントディスプレイの熱画像に映った敵の情報を元に射撃を加えて行く


すると何もない空間から血が噴き出し何か倒れる音がするとレイピアを持った黒肌の長耳族が現れる


「索敵!」


「左!クリア!」


「右!クリア!」


「よし、遺体を確認するぞ」


そしてHMDヘッドマウントディスプレイを外して接近し敵の長耳族エルフを確認すると首から下げられたペンダントと紋章付きのナイフを押収すると急に


ドゴ


!? 何が起きた!?


周りを確認すると周辺を警戒してたが急に蹴ってきたので声を挙げようとすると桃の足が何かに刺されたのかのように血が噴き出る、ちょうどそこは俺(黒)の頭があった場所だった


すると、桃が刺された足をものともせずに拳を突き出すと何かを殴り、すると空間から黒肌の長耳族エルフが姿を現す


そして、そのまま桃は長耳族エルフの皮鎧を掴み足を掛けつつ引っ張り倒すと腕十字固めを決めます


そして慌てて俺(黒)と黄が銃を突きつけ


「「動くな!」」


と警告すると長耳族エルフは腕十字固めを決められて相当痛いのか


「痛くて動けるか!ボケ!」


「黙れ!他に仲間は?」


と桃が腕十字を決め足から出血しながら尋問を開始すると


「言うか!死んでも仲間は売らんぞ!」


「だったらこうだ!」


骨折音ボキ


「ぎゃー!お、おれた!」


「言わなきゃ体中の骨を折るぞ!」


こうなったら桃は本気で全部折るつもりだろうな・・・まぁ可哀想だし警告だけはしとくか


「おい、長耳族エルフ早めにしゃべった方がいいぞ、こいつは本当に全部の骨を折るだろうし、後には「殺してくれ」と懇願させるのが得意な俺らの隊長が居るんだ」


「・・・わ、わかったから!しゃべるから!この技を解いてくれ!」


「よし桃、技を解いて手足を拘束バンドで締め上げとけ、あと足を止血しとかないと出血多量で死ぬぞ」


すると桃が長耳族エルフを後ろでで拘束し、ついでに足も拘束バンドで縛り上げて自分の足を止血している


「で?仲間は?」


「もういない・・・俺で最後だ」


「じゃあ次の質問だ、ほかの部隊は?」


「混成魔法部隊が別動隊でいる、オーク奴隷部隊は壊滅した、使役してた魔獣使テーマーい達は魔法部隊の一員だ」


「それだけか?」


「・・・グリファルの息子リー・グリファルが指揮してる」


やはり、復讐か・・・とか思っていると隊長の方で異変がおこる・・・


赤い光が天高く登っていくのだ、マルクスス村でゴーレムを倒した時に見た光に似ていた


「そいつは放って置け!今すぐ戻るぞ!」


そして三人が戻ると地面から得体の解らない魔物らしきものが地面に現れた魔法陣から上半身(?)を覗かせていた


顔はライオンなどの猛獣、体は熊のような体格を持ち、本来手のある場所からは何十本もの触手が生えており足は多分猛禽類の足になっていた


ーーー


赤視点


HMDヘッドマウントディスプレイのおかげで問題なく敵を倒し、矢の傷も応急処置を施し周りを警戒してたら急に目の前に赤黒い魔法陣が現れ光が天高く上ると地面から魔獣が現れる・・・


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