表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
冒険者編
96/184

マンイーターと敵

次の日 


我々は魔国を出発した


出発の際には魔王城の貴族クラスの文官や武官がお見送りに来てくれた


まぁ国の来賓のお帰りだからこれくらいは当然だろう、流石に魔王様が直々に見送りには来ないがその代わりに魔王城の国旗掲揚ポールにパエリア王国の国旗が上っている


これは最大級の歓迎、お見送りの印である、魔王様がお見送りに来ないのは通常のことで魔王様が来るのは余程のことがない限りは出てくることはない


そして行きとは逆のルートで帰るのだが問題は森の中で起きた


初めは草原の狼のエルフのリンが「森の精霊達が騒いでる、警戒して」と言い始めたので警戒し始めて5分後、そいつらは森の奥で静かに立っていました


恰好は何処にでもいる冒険者の服装をしていて違うのは本来顔のある所に目や耳、髪の毛が無くあるのは口だけ、しかも皮膚は真っ白それが約20体


すると騎士団の連中が騒ぎ始めます


「・・・・ま、マンイーター??」

「なんでダンジョンに居るやつがこの森にいるんだ?」


すると騎士団長が叫び


「こいつらは騎士団がやる!reaatと草原の狼はすっこんでろ」


「はいよ、でも危なくなったら加勢するからな」


「よし!魔法兵は騎士団は前へ!騎士団の援護!旗兵はベリガ外交官の護衛だ!」


「「「了解」」」


ーーー


「マンイーター」


アンデッドの一種でランク1~


行動は生前の人間の運動能力による、防御も生前の人間の防具による


攻撃は嚙付きとひっかくだけ、行動も単調、ランク生前の人間のランクによる、ただし普段5体ほどで行動するので複数の場合ランクは高くなる


注意、かまれた場合、高濃度の聖水か光魔法のブレイクアンデッド(ランク8)や光属性の精霊を呼び出し浄化してもらうかを1時間以内にする必要あり、時間を超えたり頭をかまれた場合、かまれた者はマンイーターになってしまう


弱点および倒し方、聖水をかけるか光魔法の付与された武器、または銀、ミスリル、オリハルコン製の武器、魔法攻撃が有効で頭を潰すか首を落とすしかない


通常の武器ではすぐに回復、補修してしまう



参考図書 冒険王ジャスティス・ウッド著 魔物大百科 地下迷宮編


ーーー


「数は多いが相手はマンイーターだ!武器は銀製にしろ!無い者は武器に聖水をぶっかけろ!魔法兵は後方から援護左右に警戒!」


「「「「おう!!!」」」」


騎士団はメイン武器の他に銀製の短剣や各種、回復薬ポーションや聖水を腰のソードベルトに装備しているのだ

そして各々銀の武器や直剣に聖水をかけたりしてアンデッド戦に備えていく、ちなみにアンデッド戦専門の聖騎士団はお布施の財力にモノを言わせ銀の鎧にミスリルの剣を装備したりしている


そして戦闘は開始されるのだがどこからともなくマンイーターは現れ次第に押されていき、次第には聖水も無くなり魔法兵も魔力切れで使えなくなっていく


「なんでこんなにマンイーターが現れるんだ!ふつう多くても7体ぐらいじゃないのか!」


「隊長!ダメです!撤退の合図か冒険者に応援を!」


「クソ!!!!!」


ちなみに騎士団の連中が弱いわけでは無い、普通の冒険者グループなら5体のマンイーターを倒すのに倍の戦力を集た上で、後方に光属性の魔法使いや神官団を配置した上で討伐戦が行われるのだ今回の騎士団は戦力差は指揮官を入れて11名それをすでに50体近いマンイーターを討伐しているのだ


そして団長が決断した顔を見せると指笛で旗隊に合図を送る


・・・

・・


「ん?」


旗隊の班長が指笛に気づくと


「赤さん!お願いがあります!」


そして事情を説明すると・・・


「なるほど、急を要するということですね」


「はい、だけど私たち旗隊は防御特化なので・・・」


「よし、TALOS部隊!応援へ急げ!」


「オウ!!」


するとリクゼが


「赤!俺らも行くぞ!仲間を助ける!」


「頑張ってこい!」


俺らも行こうとしたのだがこいつ等が行くとすれば俺らはコチラで護衛するしかなさそうなので残る選択をとります、決して行きたくないわけじゃないですよ?


そして見送ると馬車の護衛を継続しますが・・・遠くで戦闘音が聞こえますがまぁこっちは今のところ平和ですね・・・


ーーー


「誘導は成功だな?父の仇は必ず討つ、皆の者用意はいいか?」


「はい、魔法使い準備できました、弓兵も大丈夫です、オーク隷属部隊もOKです」


「よし魔法部隊の掩護でオーク隷属部隊を突っ込ませろ、弓兵は対魔法防御に備えて待機、魔法が跳ね返された場合は速やかに弓で攻撃しろ、目標はパエリア王国の外交官」


「「「了解」」」


魔獣使いは腕輪に魔力を流しオーク50体に前進、馬車の外の人族を殺すように命令をする


魔法使いは馬で駆けだし部下の元にかけより魔法詠唱にはいる


弓使いも馬で駆け出し街道の左右に展開し弓をすぐ使えるように準備をする

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ