表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
冒険者編
89/184

糞禿と規格外

25×137mm弾・・・これはreaatの乗るLAV-25の主砲がつかう弾である


射程距離は弾にもよるが最大3000m威力は簡単に言うと人間に当たれば木っ端微塵ミンチになり大型トラックのエンジンを貫通する能力を持っている


そんな弾が巨人の足に50発ほど当たるとどうなるかなど目に見えていて右足が膝からはじけ飛び地面に地響きを立てつつ倒れるが匍匐前進の要領でこちらに進んできている


『空中管制官!攻撃はまだか!?』


『今アパッチが向かってる3分ほど待ってくれ』


『いいか、絶対に手加減するな、25mmでも足をちぎることしかできんかった、40mmロケット弾がヘルファイアで攻撃しろ出来ることなら頭をフッ飛ばしてやれ』


『了解』


そして約3分後上空に待機してた3機のアパッチ3が現れ巨人族シングルジャイアントにこれでもかとロケット弾やヘルファイアミサイルで攻撃を加えていく




・・・・巨人族周辺が火山でも噴火したようになってるんだがやりすぎじゃないか?と思ってると管制官から無線が入ります



『敵さんの状況はどうだ?』


『木っ端微塵どころか周辺ごと地形が変わってるぞ』


『やりすぎたか?』


『やりすぎだが問題はないから大丈夫だ、引き続き脱出の援護をたのむ』


『了解』


そのあとは攻撃にビビったのか何もなく町外にたどり着きそのままオスプレイに車両ごと乗り込み魔王城へ向かう


ちなみにだがサンドラ将軍の話だとこの後魔王直轄軍がローの領地に入り治安維持の任に付き、2週間後には代理領主が着任するそうだ


「しかし赤殿たちはすさまじい兵器をもっているのだな」


「まぁ今日使ったのは一部ですがね」


「あれで一部なのか!?」


まぁ切り札を話すことはないからな


「まぁ軍事上の機密ってことでこれ以上は勘弁してください」


「そ、そうだな・・・いろいろ詮索してすまない」


そんな会話をしながら魔王城へ向かう


・・・

・・


魔王城 スズキ魔王様私室


「やぁお疲れさま」


「いえいえ、こちらも仇が撃てたので満足です、ところで捕まえたローはどうなるのですか?」


「そうだね~反逆罪と国家転覆罪、他人の自由を奪う罪が適用されるから取り敢えず拘束、尋問、そののちに死刑かな?なにか要望はある?」


「できればこちらに身柄を渡してほしいのですが・・・」


「それは無理」


「ですよね~」


そりゃ他国の元公爵を他国の冒険者に渡すわけないだろうな、国の国家機密も知ってるのだがらなぁ


「死体ならいいけど?」


「そんなもの貰っても意味ないのでいりません」


「だよね~、じゃあ別の話をしようか、話というか相談なんだけどね」


そのあと色々話をしたのだが纏めると


○パエリア王国と国交を正常化したい


○それに伴ってザットン国王に親書を届けて欲しい


○あの外交官が襲撃を受けたがパエリア王国の護衛たちが撃退した


○我が国の騎士団はその際襲撃犯の自宅に踏み込んでいて宿がら離れていて守れなかったので正式に謝罪をする


とのことでまぁ利益にはなりそうな話だった・・・問題なのは次の二つ


○reaatストラトスを魔王国客品貴族に任命する


○外交官の裏に居る貴族(名前は不明)がどうやらきな臭い動きをしているから注意したほうがいい


「・・・どういうことです?」


「ん?まぁはっきり言うとね、アレだけの戦力を見せつけられたこの国の貴族から「あんな危険な連中をこの国に入れるな」とか言れてね、だったらいっそこの国の貴族にしちゃおうかと思ってね」


「なるほど・・・で、二つ目は?」


「実はこの国には特有の病気があったんだけどその事について根掘り葉掘り担当の者に聞いてきたんだよ、もちろんストレートにじゃないよ?」


「なるほど・・・ちなみに「あったんだけど」と言いましたが?」


「あ~、特効薬が開発されたんだよ、ちなみに君たちも知ってる病気だし、サンプルも魔王軍の研究チームが持ってるからね」


「ほう、ちなみにどんな病気ですか?」


「チフスだよ」


「「「「「「げ!」」」」」」


「ま、ここら辺は僕の知識で抗生物質を開発できたし隔離政策で収まったからね」


一番驚いてるのは桃、まぁ医療兵ですからね・・・


「抗生物質・・・開発したんですか?」


「うん、ペニシリンをね」


「よくできましたねぇ」


「そこは僕の糞禿かみさまから貰った規格外チートがあるからね」


「神?チート?」


「え?君たちこっちの世界に来る時にあの糞禿かみさまに合わなかったのかい?」


「会ったか?」

と黒や桃や緑の方向をみると


「「「「「会ってません」」」」」


「だそうだ」


「ん~なんでだろう?ほかの元地球人は全員、糞禿かみさまにチートと言う能力を貰ってるんだよ」


「例えば?」


「それは言えないね~だって一応切り札だし、勝手に情報を漏らすのはこの世界ではマナー違反だからね」


「わかりました、で糞禿かみさまというのは?」


「ん~、この話は内密じゃないからいいか、現地人、特に聖職者には聞かれたらヤバいけどね、アイツは勝手に俺たちを殺して強制的にこの世界に送り込んだんだ、正直元地球人は神様のこと大体嫌いだから」


「な、なるほど・・・」


ブックマークと評価、感想お待ちしております

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ