A-10サンダーボルトとAH-64-3アパッチ3
グリファル私兵団 総指揮官 ファブリック男爵
なんだ?あいつらは?鉄の鳥?から降りたと思ったら変な形の馬の居ない馬車(?)から大きな声がする・・・
『ロー・グリファル公爵!貴方には魔王様から国家反逆罪で捕縛命令が出てます、大人しく捕まるなら良し、反逆するなら地獄へのチケットをプレゼントするぞ!』
俺らの頭は大貴族様だぞ?精々数人の兵士にやられるわけ無いだろ
「騎兵団から3小隊だして奴らを殺して王都に死体を送り返してしまえ!あと念のために阻害認識魔法を展開、通信を妨害しろ」
そう言うと通信兵で背中から翼の生えた男が二人、翼を羽ばたかせ飛んでいく
しばらくすると騎兵が3小隊と現場指揮官の合計19騎出て行くのが見えます
そして馬車の前方約30m付近から弓と魔法で遠距離攻撃を開始、魔法と矢は敵の馬車に着弾、土煙が上がり視界が遮られるので騎兵たちが様子見のため槍を構えたまま止まります
すると土煙の中から
銃声!銃声!銃声!
とドデカイ音がすると同時に騎兵が爆発(?)します
「!?何が起きた!?」
「わ、わかりません!」
「クソ!重装甲騎士団を全て出せ!援護に魔法団で攻撃させろ!残りの騎兵は左右に展開!」
ーーー
拡声器で降伏勧告をすると使者なのか20人程度の騎乗兵がこっちに来ます
「敵の使者かもしれん、攻撃するなよ、黒!主砲攻撃準備だけしておけよ」
「「「「「了解」」」」」」
そして30m手前ぐらいで魔法と矢で攻撃されます
矢はどうでもいいが、魔法の威力は凄まじく車体が揺れ土ぼこりで視界がなくなっちまった
「黒!!正当防衛射撃!目標前方の騎乗兵!」
「了解!視認不可!赤外線映像にて主砲射撃用意OK」
「撃て!」
銃声!銃声!銃声!
すると、敵が馬ごと木端微塵になります、そしてすぐに敵の大部隊が移動するのが見えるなぁ
『空中管制官!広範囲対地攻撃を要請!』
『・・・・(ザーザーザーザー)』
これは予想どうり・・・
「サンドラ将軍、魔王様からの例の物を機動できますか?」
「・・・・ッハ!すまん驚いてた、判ったではテレッテテー!認識阻害魔法阻害水晶|(大山の○よ風)」
「・・・・なんですかそれ?」
「ん?魔王様にこう言えと言われているのだ」
「まぁいいか・・・起動してください」
「おう・・・・コレでいいぞ」
では、もう一度
『空中前衛管制官!広範囲対地攻撃を要請!』
『要請を受理、クラスターで吹き飛ばす』
ーーー
『空中前衛管制官より、123航空連隊サンダーボルト飛行隊へ、地上部隊より対地攻撃の要請あり、地上小隊の後方から侵入し、地上小隊の前方の敵をクラスターで敵歩兵を殲滅せよ、作戦の詳細は戦術ネットワークを確認せよ』
『こちらA-10サンダーボルト飛行隊了解した」
すると、5機のA-10が順番に機体をひっくり返りながら高度を下げreaatの乗る車両の後方から進入
『こちら隊長機、全機クラスター爆弾の投下準備、俺の合図で投下せよ』
『『『『了解』』』』
そしてビーコンに表示された味方の車両の上空に到達のタイミングで
『FOX3、爆弾投下開始』
『『『『FOX3、爆弾投下開始』』』』
サンダーボルトは5機で合計10本の自由落下爆弾を投下、敵の歩兵の数十m手前で爆発200個近い子爆弾を撒き散らし爆発、敵を殲滅する
『攻撃終了、別名あるまで待機高度にて待機する』
『空中前衛管制官了解、地上攻撃ヘリは地上にて残党兵掃討にあたれ』
『アパッチ部隊了解』
ーーー
すると後方からAー10サンダーボルト地上攻撃機が5機編隊を組み進入してきて、合計10本ほどの筒を空中投下し我々の車両を超え敵の部隊の手前で爆発、その筒はそのまま1本につき百数十個の子爆弾を撒き散らし子爆弾は大部隊に着弾、子爆弾は子爆弾で破片を撒き散らしながら爆発し敵を3~6人程度をズタボロにさせる
結果的には1度の攻撃で約2/3程度を殲滅したようだ
『こちら空中前衛管制官、アパッチ3にて残党の掃討を行うか?』
『頼のむ』
すると何処から判らなかったがアパッチヘリが降りてきて敵兵に30mm鉄鋼弾の雨を降らせたり、ロケット弾を打ち込んで行く
・・・
・・
・
『攻撃感謝する、追加攻撃の場合はまた連絡する』
『いつでも呼んでくれ最近は戦闘が無くて暇なんだ、交信終わり』
ーーー
ロー・グリファル
な、なんなんだあの広範囲殲滅魔法は?俺は魔法に長けた魔族、しかも由緒正しき公爵家の当主の俺がしらない魔法だと?あいつらはただの人族なんだろ?ふざけるな!
「生き残りを町に集めろ!外壁内で篭城戦だ!住民はすぐに裏門から避難させろ!邪魔になる!」
「は!」
「脱出にどれだけかかる?」
「すでに住民は自主的に脱出を開始、避難希望者は10分以内には完了するかと」
アパッチ3 (架空へリ)
兵装ラック(4→6)や30mm弾の保管庫を増設
ターボシャフトエンジンを2つから3に増設するなど出力が向上されてる
装甲板もアルミ合金からチタンとセラミックの複合板に変更する事で機体重量もエンジンが増設した割には総合重量を抑えている