7000vs7+α
「まぁグリファル家は潰します、もちろん物理的な意味です、ほかの小者は後々対処します」
「まぁそうだよね、そこで提案だけど小者連中は僕の直轄軍が叩き潰そうか?」
「いいんですか?」
「むしろこの国の魔族が起こした問題だからねぇむしろ我々が如何にかしなきゃいけない問題だから」
闇に葬るつもりだったのかな?まぁ他国に干渉はしないほうがいいな
「わかりました小者はお任せします」
すると、頷き、電話で「じーこじーこ」と何処かに電話をかけ
「あ、ライトだけど直轄軍司令を呼んできてもらえる?」
と連絡し15分後おでこから一本の角を生やし白色に青のストライプの入った鎧を着ていた
「ショーギ司令官、今から直轄軍を指揮しこの4名の貴族を捕縛して来いこいつらは魔族至上主義でパエリア王国に攻撃を加えた、これは国家反逆罪だ!]
「よろしいのですか?仮にも貴族ですよ?」
「かまわん、このままだと戦争になって日本軍に攻め滅ばされてしまう、これは勅命だ!」
「ハッ!」
言いかたひでぇ、そんな事できないよ?できないよね?
と、みんなの方をみると我知らないとババ抜きしてます
なんでこんな部下を持ったんだろう・・・泣けてくる
「では、我々も作戦に移ります」
「うん、じゃあお味噌と醤油よろしくね~」
と言われつつサンドラ将軍と共に部屋をでて
「暫くは私の屋敷に寝泊りしてくれ」
「お言葉に甘えますが、その前に情報収集ですのでとりあえず冒険者ギルドに行きます」
「あぁこの国には冒険者という概念はないんだ」
「まじですか?なにか情報が収集できる所はないですか?」
「ん~、そうだな・・・・付いて来てくれ、ただし今から行く場所は機密だから他言無用でたのむ」
「わかりました」
ーーー
魔王記念博物館
「ここはなんですか?」
「まぁ付いて来てくれ」
建物の中は歴代魔王のしたことが書かれていたり、魔王様の鎧や武器などが展示されていた
そして事務所を通り地下室に行くとそこには眼鏡をかけた科学者風の男達が十数人いてなにかの機械らしきものや、空中に投影されたモニターを見ている
「ここは魔王軍戦闘研究所、戦闘に関しての国内外の情報を収集および分析している」
なるほど・・・だったら国内のあらゆる情報が集まるって事か
「そしてグリファル家の情報だが・・・」
と1枚の紙を貰い受けると
「ロー・グリファルは現在自領の屋敷に戻り、兵を集めてる数は魔王様に許された私兵5000を超えて約7000・・・どうするんだ?」
「大丈夫でしょう、早速行きますか」
「行く?」
・・・
・・
・
数分後
郊外に着陸したオスプレイに乗り込みグリファル領に向かっている
「しかし6人・・・私も入れて7人で7000人に挑むのか?」
「まぁな・・・余裕ではないが十分勝算はある」
と、ウェアブルPCを操作しつつA10対地攻撃機や対地攻撃装備のオスプレイ、Fー35Bなどとのリンクを確認、既に偵察機からの映像は届いており屋敷のある町の外に兵士や攻城兵器などが集まっている
そして軍基地に連絡して増援を要請、10分後に空母からF-35Bが15機来てくれる事になり安堵する
『こちらマルルクス基地、空挺旅団が必要ならだすがいるか?』
『提案感謝するがいらない、これは俺達でやる』
『了解、必要な時は何時でも言ってくれ』
通信を切ると
「よし皆準備は?」
「「「「「「良し!」」」」」」
「問題は?」
「「「「ありません!」」」」
「根性は?」
「「「「たっぷり!」」」」
「逃げ出すやつは?」
「「「「いません!」」」」
そして20分後集結してる集団の前方200m地点にLAV-25と共に降り立ち拡声器で話しかける
『ロー・グリファル公爵!貴方には魔王様から国家反逆罪で捕縛命令が出てます、大人しく捕まるなら良し、反逆するなら地獄へのチケットをプレゼントするぞ!』
投降するなよ・・・投降したらお前を軽蔑するからな・・・