フェチと優しい時間
まぁ結論から言うとTALOS部隊が勝ったんだが敵の猪頭たちは足や腕を折られ酷いものだと15mm鉄鋼弾で腹を撃たれて事切れている
TALOSの面々も燃料切れ寸前で戦闘機動は2分もできない状態だ、まぁ数が敵が多かったらTALOSが負けてただろうな
と言うわけでTALOSは現在、ドアの無くなったTALOS専用の輸送車両に乗り電力の充電中だ、まぁ電力だけなら通常機動なら7時間できる、戦闘機動だけなら15分と短いが何とかできる、まぁ普通戦闘は15分以
上かかるからドアでも持って弾除けになってもらおう
そして、空から敵攻撃を加えたグリフォンの集団だが魔国から派遣されたサンドラ将軍の配下で他にも羽の生えた馬に乗る若い魔族の女性(後で聞いたら軽装甲戦乙女騎士団)と言われ、その後ろに乗っていたムキムキマッチョのオッサンは魔法団らしい
あきらかにキャラが逆じゃねぇか!
だが両隊の戦闘力は凄まじく敵の50m手前で魔法隊を下ろすと即座に魔法詠唱をし凄まじい量の氷の槍を空中から敵に向け降り注がせ、軽装甲戦乙女隊もそれを援護に突進、次々に敵ののどに槍や剣を付き立て武功を上げていた
そして何より恐ろしいと思ったのが現在上空で周辺の警戒をしていてくれている重装甲飛竜部隊で森の中に隠れていた敵歩兵を発見するや否や火球を発射、着弾と同時に爆発し数mのクレーターを作り出していた、あの威力なら多分軽装甲車両やハンヴィー、下手すればストライカーなどの歩兵戦車ぐらいなら破壊されそうだ
しかも飛竜ってのは竜種のなかでは最下位種らしく魔族や人族に懐かれたり調教できるのは飛竜種だけらしく戦争が起これば矢や魔法の届かない所から強力な火球が降ってくる言うわけだ、しかも飛行スピードが凄まじく早いらしい、確かに速さだけなら日本軍の主力戦闘機のF-35戦闘機の方が上だろうが機動性などを見ると総合的には向こうの方が上だろうな
ま、対処の方法が無いわけではないのだが
しかし竜種の上位種が出てきたらどうしようか・・・・いかんいかんフラグを立ててしまうな、辞めて置こう
「はじめまして、魔国、中央統括軍司令官サンドラ・グレイレーズンと申します3等将軍を魔王様から承り、今回の護衛の任を授かっております」
「これはこれはパエリア王国外務局1等外務員のベリガと申します、今回はよろしくお願いします、そして後ろにいるのが今回の護衛の兵達と冒険者グループです」
と、こんな感じで挨拶がおわりサンドラ将軍がこっちに来て
「赤!久しぶりだな!」
「サンドラ将軍!お久しぶりです!まさか護衛の責任者になってるとは!」
「魔王様が面識ある人物の方がやりやすいだろうと私に勅命をだしてくださったのだ!」
「それは心強い!頼みます!」
「ところであの反乱分子はどうするかね?」
「そうですね・・・1人2人情報収集のため我々にかしてもらえませんかね?尋問が終われば返しますよ?生きてるかどうかは保障できませんが・・・」
「日本軍は勝者だ、好きにするといい、他の反乱分子は我々が引き取ろう」
「よろしくおねがいします」
まぁ全員もらっても我々の人数じゃ扱いきれないしな、まぁ獣人族、しかもTALOSとの肉弾戦をしたタフガイだ、俺の尋問にどれだけ耐えられるか楽しみだ・・・
あと余談だが草原の狼は反乱軍が撤退したぐらいに戻ってきて装備の点検等をしている、彼らも凄かったなぜなら1度も我々に敵を近づけさせる事がなかったのだがら、おかげでreaatもTALOSも正面の敵だけに集中出来たんだ
絶対に敵対したくないな・・・あれがランク8のパーティか・・・
あと上空で待機してる支援機たちにも連絡が付いたあと10分して連絡が無ければ周辺一体に爆撃攻撃を仕掛けるところだったらしい、危なかった・・・
まぁ無線が使えない時の取り決めもつけたので安心である、取り合えず今日の夜22時に空中投下による補給を受ける事になった
これでTALOSも戦闘駆動ができるようになるし我々も残り少ない弾薬に頭を悩ませないで済む・・・よかったね!
・・・
・・
・
というわけでサンドラ将軍の案内で魔国の村に到着した
正確に言うと村の外にあるキャンプだ、キャンプの外には像ぐらいもある亀が30体ほどキャンプを守るように鎮座しており亀の甲羅には3本の筒が扇状にそそり出ていた
「ん?なんなんだこのひ弱そうな人族は?」
グリフォンだ・・・言葉を喋るグリフォンだ、と驚いてるとサンドラ将軍が
「メッサー!魔王様のお客様に向かって無礼は許さんぞ!」
「そう言うな、グリフォンの我々に人族はひ弱いものだ、それに忠誠を誓ってるのは恩のある、主人と息子殿だけだ」
「・・・・ベリガ殿、赤殿、すまないこのグリフォンはメッサー・リュウフェ、グリフォン種、種族長で私の相棒だ。今回は上空で他のグリフォン隊の指揮のため別行動をしていたんだ、決して悪い奴ではないので気を悪くしないでくれ」
「ふん、我が従うのは我が認めた奴だけだ」
「・・・・すまん」
まぁ動物の本能的なものだろう
「それよりも今日はこのキャンプでゆっくりしてくれ、明日お昼前に出発し王都には夕方に着く、そして夜会前に謁見、夜会との流れだよろしく頼む」
「結構急なスケジュールなのですね?明日とかは無理なのですか?」
「良く解らないのがだ魔王様いわく「魔王と会うなら夜の方が良かろう」だそうだ」
「???」
「まぁ気にせずゆっくりしてください、周りの事はこちらのメイドがしますので何なりと言ってくださいね」
と全部で40名のメイドを紹介された、パエリア王国側1人にたいして1人のメイドがつく計算だ
ちなみに俺についたメイドはルリといい身長150cmほどで頭に2本の角を持ちDカップほどの美乳の持ち主だ、
決して俺はおっぱい星人ではないがそれでも男なら欲情をそそられるだろう・・・けっしておっぱい星人じゃないよ?
どっちかって言うと腹筋フェチなのだ!あの女性特有の腹筋の上にうっすらついた脂肪という天使の衣は最高だ、表面は肉まんの皮のようにふっくらとしていて、その皮の下には固焼きのシュークリームの様にかっちりとしていて二段階のさわりごこちか最高なのだ
そして腹筋があるということはクビレも有ると言う事だ何処かの貴族や金持ちのクソ女とは違いコルセットで作った見せ掛けのクビレとは違い天然物なのだ、なんと言うかうっすらと浮き出る腹筋が「天使の衣」だと言うならクビレは「神の作りし大峡谷」と言っても過言でもない、
ルリさんの腹筋?見れてないですよ?そんなドッキリハプニングが簡単に起きるわけないだろう・・・ないよな?
次顔、見た目は童顔、「16歳です」と紹介されたら正直頷いてしいまうだろう、それでも美人、まぁ国賓のメイドなのだから綺麗どころをそろえるのは当たり前なのだろうが・・・
決してロリコンではない・・・愛でたいとは思うが性的な意味ではない膝の上に乗っけて頭を撫でたいだけだ
そして人族や獣人と決定的に違うのはお尻の付け根から生えてるのは黒い尻尾だ、長さ30m程度先っぽにはスペードのマークに似た三角形のふくらみ(?)がついてる
「赤様、夜伽も求められれば応じますよ?」
・・・・ロリコンではない・・・ロリコンじゃ・・・
「赤様、あまり胸を凝視されても・・・」
「・・・ちょっと頭を冷やしてきます、ここで待機していてください、武器以外好きにしていいので」
「かしこまりました」
そして魔族の用意してくれた個人天幕からでて我々の天幕に入ると空中投下で得た補給物資が並んでおり、他にも拷問前の捕虜が椅子に拘束されており「う~う~」うめいている
どうしようか・・・
1、今から地獄が天国に見える行為をする
2、とりあえず放っておく
3、平和的におしゃべり
まぁ2はとにかく今は3だな・・・1は明日でいいし
まぁ流石に逃げ出されるとまずいので取るのは口枷だけだが、まぁ仮に逃走されて装着されてる首輪には400gのC4が仕掛けてある逃げたら手元にあるウェアラブルPCを操作して「どかん」だこちらの情報を渡すぐらいなら「どかん」で木っ端微塵にしたほうがいい
「で?まず名前は?」
「・・・」
「目的は?」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
あ~まぁなんと言うかありきたりな押し問答だな・・・
まぁ敵に情報を渡したくないだろうから敵は喋らなくなるか偽の情報を渡そうとする、コレが普通の尋問だからなぁ腕のいい尋問官は目の動きや呼吸、ちょっとしたしぐさから嘘を見破るのだが・・・言っておくが俺もできるぞ?陸軍1等尋問官の名は伊達じゃない、得意なのは拷問だがな
あ・・・俺の尋問魂に火がついてきた
まぁ補助してくれる人はいないがいいだろう・・・ココは最前線じゃないんだ、のんびりやろうか
そして天幕の隅に置いてある拷問道具セットを取り出し、外科用の手袋を嵌め、ICレコーダーのスイッチを入れる
「悪いが今から楽しい尋問の時間だ・・・」
そう言いながらガスバーナーとペンチと釘を机の上にワザと「ゴト」と音を立てて置く
・・・
・・
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