援護と怪獣大戦争
「対空警戒!新手だ!」
TALOSのメンバーが叫ぶので敵の方向をみると上空30mぐらいの所を羽の生えたライオンが20騎ほどこちらに向かってくので迎撃します
「TALOSは対地攻撃を!俺達は対空攻撃をする!」
「了解!」
そして銃を上空に向けると羽ライオンに乗る兵士が敵に向かって炎の魔法や水の弾を撃つ込んでます、
「対空迎撃中止!味方だ!よし!敵の前衛が崩れたぞ!今だ!前進!!!」
「おう!」
ーーー
「くそ!くそ!!コレでは挟み撃ちじゃないか!しょうがない総員撤退!殿は俺と俺の部下がやる!」
「ジジジ将軍!それでは・・・」
「反乱軍の中で一番強いのは俺だ!生き残れる可能性が一番高いのは俺達だ!」
そして私の部下以外が撤退したのを確認し
「よし、ほかの者は撤退したな、全員!突撃!!!!」
「「「「うをぉぉぉぉ!!!!」」」」
そして彼ら20人はアイアンウォーリアタートルの盾を構え、全身鎧の人族に決死の突撃を決行したのであった、付き合いは浅いと言え仲間のために
突撃を開始すると盾に凄まじい衝撃を感じるが何とか持ってくれるようだ、しかし表面の魔金属は破壊され長くは持たないだろう、だが問題は無い距離は30mすぐに彼らの喉に剣を付き立ててやる事ができる
ーーー
TALOS部隊
「くそ!15mm弾があの盾には効かないぞ!肉迫される!総員抜剣!!」
「「「イエッサ!」」」
そして左手で左腰から逆手で抜き、掌でくるっと180度廻し順手に構え、右手に15mm機関銃を構える
ちなみに剣と言っても芯には超硬合金、中間層にタングステン、外側は硬化アルミニュウム、コーティングにチタン合金を使ってる、どっちかって言うと剣と言うよりは、金属製の木刀に近い、ただ硬く、曲がらない、折れないと言うのを追求した木刀だ
15mm弾で牽制しつつも敵が肉迫して剣を付きたてようとするので300kgはある棍棒・・・木刀でカウンター気味で迎え撃ち骨を折って無力化していくが多勢に無勢押され始めると左右から援護射撃が飛んできますが猪の毛皮に阻まれ効果がないようだ
6,8mm弾の豆鉄砲じゃ歯が立たないか、まぁそりゃそうだろう、何時も演習じゃあreaatには素早さと機動力で圧倒されて勝てた事はないだが単純な火力や力ならこっちが圧勝できるんだ、あんな豆鉄砲(6,8mm)なんかなくても俺達(TALOS)だけで対処してやる
リアルな殺陣を演じながら
「お前ら気合入れろ!火力ならこっちの方が上だ!!ただしなるべく殺すなよ!」
「「「イエッサー!!!」」」
気合を入れると銃声!と物凄い音がして切り合いをしていた猪頭が破裂、膝から崩れ落ちます、うわぁー13日の金曜日に出てくるチェンソー男もまっさらですねぇ
「reaat!こいつらは俺らの獲物だ!手をだすな!!!」
すると木の陰から赤井軍曹が手をヒラヒラされ「わかった」と合図してきます
ーーー
赤井
TALOSの奴らがんばってんな・・・正面からの勝負じゃぁ勝てそうに無いな、とか考えてると
「お、撤退していくぞ、この勝負はこっちの勝ちだな」
「そうですね、あ、でも殿部隊が出てきましたよ」
すると向こうの方から猪頭の集団が20人(?)ほどが凄い勢いでこちらに向かってきますが、15mm弾を防ぐあの盾じゃあ6,8mmなんて傷の一つも付けれないだろうな
『よし、敵をひきつけてからTALOSの援護だ』
『了解』
・・・
・・
・
うわぁ、2m近い猪頭の大男と切り合いをしてるTALOSの連中すごいわぁ、まさに怪獣大戦争と言う言葉が似合うわ
『よし、援護開始』
銃声!銃声!
頭に着弾しましたが平然としてます・・・
『ウィンディ、スラッグ弾で猪頭の奴を撃て』
『了解』
すると、向こう側の森の中に潜むウィンディがAA12を背中に背負い、代わりにスラッグ弾の入った2連式ショットガンを取り出し撃ちだしました
銃声!
すると猪頭が赤いペンキを詰めた風船を破裂させたかのように飛び散ります
すると隣にいた黒が
「うわぁ・・・、グロい・・・」
ごもっともだ・・・暫く生レバーとか食えないわ
「reaat!こいつらは俺らの獲物だ!手をだすな!!!」
うっさいなぁ、まぁ解らなくはないなぁ・・・好きにさせとこ、と「解った」とジェスチャーで手をヒラヒラさせるとTALOSの連中が嬉々として切り合いをしてます・・・やっぱり金属の怪獣、(正確には液体ボディアーマーだが)と猪頭の怪獣の取っ組み合いだなぁ
『全員援護中止、俺達は休息だ』
『『『『『はい(へ~い)』』』』』