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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
冒険者編
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TALOSと精霊使い

魔族との合流1日前


赤井たちは現在王都の外に作ったヘリ発着場に集まっていた

現在集まってるのは兵隊16名と従者4名、騎士団員は緑の旗隊5名、王都防衛隊から旗手歩兵5名、軽装魔法歩兵5名、指揮官1名の計16名と荷物持ち兼従者の4名だそうで荷物持ちは全員がアイテムボックスのスキルを持った人物だそうだ、指揮官の人物は名前をカルレントと言って緑の旗隊所属で筆頭文官のカズラさんの甥らしい、要旨は細マッチョで青い髪のイケメンだ、背中には身の丈ほどの大剣クレイモアを背負ってる


しかしなぜ旗手が5名?見た目は3mほどの槍に1mほどの布製の旗が付いているんだが今は棒に巻き付けられていて何が書いてあるかはわからないのだが・・・

騎士団は見たままの騎士団でフルプレートの鎧姿で全員が10代後半から20代前半の若者で選抜した貴族や王様曰く派閥争いや議論の結果、偏見の少く将来魔族との架け橋になれるような若く率直な人選をしたらしい、魔法歩兵はお揃いの黒のローブに黒の幅広の帽子を被り、色違いの宝石の付いた木の杖を装備しまさに魔法使いと言う格好だ、ただ最低限の軍事訓練は行なってるらしいので行軍も可能だそうだ


そして外交官のベリガさんだが、ハーフドワーフらしく1m50cmほどの身長でモリモリマッチョだった、ドワーフと違うのは髭がないぐらいだろうか?


次ぎに「草原の狼」だがリーダーで人族のリクゼとエルフのリン、獣人のエリ、そして人族のパルマスの4人


「あれ?5人組みじゃなかったか?」


「あぁピガータは依頼の途中で魔獣にやられてしまったよ、だから今は4人組で活動してるんだ」


「それは申し訳ないこと聞いてしまった」


「いやいや大丈夫だよ、冒険者たるものハイリスクハイリターンだからね、心配してくれてありがとう」


まぁ納得してるならいいか、そして我々日本軍だが、言わずとreeat第2分隊(reaatストラトス)と113普通科師団所属のTALOS部隊から6名と無人輸送車両が1台が参加する事になった


ちなみにTALOSとは、「Tactical Assault Light Operator Suit」の略でありいわゆる軍事用パワードスーツの事であり、駆動時間は平常駆動で72時間、戦闘駆動で6時間である、ただし外部からの電力供給と液体水素燃料の補給は容易なので無人車両や赤井たちの乗る偽装幌車があればソコまでエネルギー切れを心配する事はない、しかも上空に待機する輸送機からの補給物資の中に液体水素燃料もある


そんな話をしてると複数のヘリの音が聞こえて来てチヌークが発着場に着陸をする


ちなみに補給物資運搬用のオスプレイと対地攻撃用装備のオスプレイ、地上監視用グローバルホーク、Aー10地上攻撃機×2、そして支援機の護衛としてF35戦闘機×6機がいるが騎士団やベリガさんには内緒である


そして後部ハッチが開き騎士団やベリガさんが乗り込み出発する、ちなみに無人輸送車両や幌馬車はワイヤーとフックを使いチヌークに吊るして運搬している


「なぁなぁ、赤井、この前の羽の付いた飛ぶ馬車とは違うのか?」

と、リクゼが話しかけてきます


「原理は一緒なんですがね、形が違うだけで上で回ってる羽根が風を起こして浮いてるんですよ」


「あー、なるほどそれで精霊が居ないのに飛んでるのね」

と、リン


ちなみにだが犬耳族のエリは尻尾を丸めてカチンコチンに固まっていて人族のパルマスは窓を覗き下を見て「ビクッ!」となって椅子にしがみ付きまた窓を覗き込み「ビクッ」と繰り返している・・・面白いのか?


「精霊?」


「精霊って言うのはエルフやシャーマンの友にして世界の理を維持する神の眷属ね」


「???」

まったくもってわからん、と首を傾げると


「簡単に言うと「我が友、風の精霊よ、優しい風を彼に」」


と、頬と前髪にそよ風が振りかかる


「これが精霊の力ね、精霊は見えないだけで何時も私や貴方、世界中にいるわ」


ほー、何かよくわからないがすごいなぁ

皆も感心しながらも良くわかって無いような顔をしている


「私みたいに上位の精霊使いシャーマンになると精霊自体呼び出す事も出来るわ」


「リンさんは精霊使いなんですか?」


「そうよ、精霊使い(シャーマンキャスター)と魔法使い(マジックキャスター)を兼任してるわ、ちなみに「さん」はいりませんよ、「リン」で結構よ」


「では自分も「赤」と呼んでください、仲間はそう呼ぶので」


「じゃあ遠慮無く呼ばさせてもらいますね」


「ちなみに他のメンバーも色んな職業を兼任してるんですか?」


「兼任してるのは私とエリだけよ、リーダーのリクゼは剣士、エリはレンジャーとスカウト、バルマスは棒術士ですね」


レンジャー?スカウト?

「レンジャーとスカウトと言うのは?」


「スカウトは室内とか人工的なダンジョンを探索する職業ですね、逆にレンジャーは山や森で自然なダンジョンを探索する職業ですよ、亜人に多い職業でエリは奴隷時代にスカウトの訓練を強制的にされてたみたいで」


「なるほど」


要はreaatみたいに偵察やトラップの回避を生業にしてるのでしょうね


・・・

・・


『日本軍航空をご利用いただきありがとうございます、現在当機はゴルルの街へ向かい順調に飛行中です、到着時刻は10分後になります、お客様は忘れ物の無い様によろしくお願いします、現地の天気は晴れ、気温は22度、風は微風、ではシートベルトをしめて当機が動かなくなるまで席を立たないようにお願い申し上げます』


と、パイロットの茶化した機内アナウンスが聞こえてきますね、

そして暫く暫くすると到着し、10機のチヌークの後部ハッチが開くと騎士団やベリガさんが出てくるが酔ったのが「うっぷ」となってる


「よし、装備品をチェックして出発するぞ」


「「「「「「「了解」」」」」」」


ちなみにだが今回の装備だが初めから戦闘が予測されるので偽装装備ではなく始めからM468を装備している、ちなみにウェンディはショットガンを装備しているウェンディいわく「1対多数で戦えるのが良い」らしい、まぁ数日の訓練でM468で遠くの標的に当てられるとは思えないので散弾で狙ったほうが当たるのでOKをだしたのだが、解らないのはショットガンを2つ持っているのが解らん、1丁はAA12ショットガンもう1丁は中折れ式上下2連の骨董品だ


「ウェンディ、なんでショットガンを2つ装備してるんだ?」


「ん?これか?AA12の方には、”バードショット”が装填されていて中折れ式の方には”スラッグショット”しかもアフリカンゲームに使う大口径が入ってるんだ」


なるほど、敵によって弾を使い分ける気だな


「整備はしっかりするんだぞ」


「はい」


そして、騎士団や兵士、ベリガさんの準備が出来たと報告を受けると各馬車や馬に乗り出発する、隊形は最前に我々reaatと草原の狼、その後ろにTALOS隊その後ろにベリガさんの乗る豪華な馬車と献上品の乗った馬車が後を追走していてその周りを騎士団や兵士が就いている、旗手歩兵は旗をはためかせながらベリガさんの馬車から動こうとしないが



TALOS(架空兵装)

パワードスーツ

問題だった自重を重い圧縮空気や油圧装置から人工筋肉を使う事で問題を解消

装甲部分を金属や複合装甲から液体ボディーアーマーに変更

スペック

最大持ち上げ重量300kg

対BC兵器

標準装備 日北部社製10mm機関銃


欠点として稼働時間の短さがあるが無人輸送車に載り充電、移動する事である程度解消する事に成功


ただしreaat6名とTALOS隊6名が模擬戦で戦った場合reaatが圧勝できる


AA12ショットガン  


フルオート式ショットガン

装弾数  8,20,32(ウェンディは32発マガジンを装備)

弾種類  12ゲージショットシェル(ウェンディはバードショットを装填)


中折れ式上下2連式ショットガン

日本の猟友会とかクレー射撃で使われる骨董品

対人戦闘ではあまり使われないがウェンディが趣味で使用

装弾数 2発

使用弾種 12ゲージショットシェル(ウェンディはスラッグ弾を装填)


アフリカンゲーム

大型猛獣を狩猟する時に使う大口径弾

一般的には50口径(12,7mm)やラプアマグナム弾、454カールス弾(12,7mm)などを指す

12ゲージショットシェルは18,1mm

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