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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
冒険者編
66/184

異変と帰り道

次の日 朝0830時 マイヌス商店ゲイズ支店前


「おはようございます」


「おはよう、早いですね」


「そんな事ないですよ、他のパーティは?」


「まだ来てないですね、まぁ立ち話もなんですからお店の中へどうぞ」


そして案内されるまま店内の応接室に案内されて出されたお茶を飲んで雑談をしていると、ドアがノックされ従業員が入ってきて


「だんな様、冒険者の方々が到着されました」


「わかった、では行きましょうか?」


そして外に出ると、来た時と一緒のメンバーが揃っていた


「赤!この前のカレーライスまた楽しみにしているぞ!」

「私はあの味噌汁と言うスープがいいわね」

「あの魔剣、後でいいからちょっと触らしてくれんか?」


好き勝手言いやがって・・・


「考えておきます」


そして出発、正直1日目はたいしたことは起きなかった、馬車の夜番中にゴブリンが5匹でただけで何も無かった


問題が起きたのは2日目、行きの最中襲撃された地点から3km手前の事だ


黄の長距離無線機にマルルクス基地から連絡が入る


『マルルクス基地から第2分隊応答せよ』


「こちら第2分隊、どうした?」


『赤井軍曹に代わってくれ』


「了解」「赤井です」


王都ムルルリムドの領事館から定時連絡が取れない、なにかわかるか?』


「いや、今依頼で護衛任務中で王都ムルルリムドから2日の所にいる」


『了解、ならなるべく早く王都ムルルリムドに行き、状況を報告してくれ』


「了解、ちなみにSOSは来てるのか?」


『いや、通信だけでなく戦術ネットワークもオフラインだ』


「・・・グローバルホークからの映像は?」


『何かの妨害でホワイトアウトがかかってて画像の解析が出来ない状況にいる』


「了解した、視認可能になるのは明日の昼過ぎになると思う」


『了解、定時連絡を30分おきにしろ』


「了解、通信を終わる」


・・・・なにが起きてる?


「マイヌスさん、どうやら王都でトラブルが起きてるらしいです、申し訳ないんですけど直接王都に向かわずに、1度王都を眺められる場所に行きませんか?」


「んー、解りました、でも報酬の延長料金は渡せませんよ」


「もちろん、大丈夫ですよ」


マイヌスさんがOKだすと


「ふざけんな!俺らは明後日から依頼の予定があるんだ!遠回りしたら依頼に間に合わなくなって依頼失敗になっちまう!依頼失敗の罰則金はどうしてくれるんだ!」

と、森の泉のメンバー達が反発してくるが


「お前ら・・・依頼が延長して伸びる可能性があるのは常識だろう・・・なぜそんなにカツカツに依頼を入れたんだ」

と雪原の鮮血


「だってよー、もう少しでランク7のパーティに昇格できるんだぜ」


「気持ちは解るけどな・・・・お前らも新人のペーペーじゃないんだから少しは余裕をもって依頼をうけろ、それに何かあったの事実らしいからな、遠回りをして一度様子を見るのが得策だと思う」


「・・・なぜ異変があると?」


「王都からゲイズの街には毎日行商人や商人ギルドの輸送団が出てるんだが今日は一度も見てない」


「そう言われると確かに見てないな・・・」


勝手に雪原のフェリスがガンを勝手に説得してしまっているがフェリスも思うところがあるのか結構簡単に納得してくれた


「ちなみにメイは大丈夫なのか?」


「私達は問題ないわ、まだ依頼を受けてないから、それに何かあったらやだしね」


「よし、じゃあ行こうか」


・・・

・・


そして近づくに連れて王都の方から爆音や大人数の叫び声が聞こえて来る・・・

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