防具と姫
メリーさんが御者をして回りをその他が歩く随伴歩兵みたいな感じで歩みます
ウィンディが出発する時にいきなり馬車に乗り込もうとしたので頭を叩いておいたのはご愛嬌です
基本的には3人ほどが座れるスペースは開けてあります、移動中に交代で休憩できるようにです、馬鹿姫を楽させるためじゃあ有りません
「しかしこの馬車は殆どゆれませんねぇ、普通は30分も座ってるとお尻が痛くなるもんですけど」
「そうなんですか?この馬車には揺れを吸収する「サスペンション」と言うものが装着してあるのでそれのおかげでしょうね」
「揺れないようにする装置?私の馬車にもそれくらいついているぞ!」
「・・・・普通の馬車にはついてないぞ・・・、世間一般を勉強して来い残念姫」
メリーさんは苦笑いをしている
ちなみにどんな仕組みか聞いたところ「知らない」だそうです、ただ魔道具ではないそうで何かの機械的装置らしいです
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冒険者ギルド
約束の時間30分前に着くと1階の酒場とは逆にある道具屋に顔を出し
「すまないがコイツに防具一式見繕ってくれないか?」
すると垂れた犬耳の男性が
「はいよ、どんな防具がいいかい?」
「そうだな、金属で軽くて目立たない奴がいいな」
「そんな防具あるか!フォークでスープを飲めと言ってるようなもんだぞ!」
馬鹿姫はタダのアホじゃないのか?
「あー、適当に軽くて安い防具でいいぞ」
「だったら布鎧と木製鎧なんてどうだ?軽いし初心者冒険者にはお勧めだぞ」
「うーむ、一応コレでも普段金属鎧を着けてて騎士団の戦闘能力なら結構上位なんだがな」
「だったらソードビートルの外骨格を使った部分軽鎧だ、どうだ?」
「おーいいな」
「冒険者ギルドお抱えの防具職人が作ってるから品質も保証するぞ」
「じゃあコレを貰おうか、いくらだ?」
「15万だ」
「赤井、たのむ」
「はぁ?なんで俺が払わなきゃならないんだ?」
「だって私はストラトスのメンバーだぞ?」
「は?そんな事は一言も言ってないぞ、今は国王からの依頼で姫を世間勉強させてるだけだ」
「・・・・」
「一応この依頼の様子を見て信用ができそうなら入れても良いとは思ってるぞ」
「本当か!」
「あぁコレは全員の相違だし軍団日本軍にも認めてもらってる」
「で、この防具はどうするんだ?」
「コレで頼む・・・」
と冒険者カードとは違うカードを出す
「ほう、お嬢さんは国家政務の仕事の人なのか」
「あぁ」
ちゃっり~ん♪
「まいどあり~」
そしてその場で防具を着け、受付に行くと兎さ耳のグリスさんは折らず黄色と黒の斑模様の髪をした女性が居たので話しかける
「すみません、ストラトス言うパーティなのですが、マイヌス商店の護衛依頼の為参上しました」
「お話は聞いてます、ご案内しますので冒険者ギルドの外でお待ちください」
「了解しました」
・・・
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「では、ここがマイヌス商店になります、では後武運をお祈りします」
「ありがとうございます」
すると、お店からマイヌスさんが出てきて
「おはようございます、まだ40分前ですね」
「以外に早く着いてしまって・・・迷惑でしたか?」
「いえいえ、問題ありませんよ、遅刻される冒険者も多くてそちらの方が迷惑ですから」
「そう言ってもらえると嬉しいです」
「あ、そうそう注文されてた木の板をお持ちしますね」
そう言い店に戻ると木の板を40枚持ってくる
「ありがとうございます」
そして隣の空き地で待っていると、他の冒険者パーティも集まってくる
ちなみに他の冒険者も荷車+奴隷の荷物持ちや馬引き馬車などを持参していた
そして遅刻してきた1パーティも無事集まり自己紹介をし配置を決めていく
「ランク7パーティ雪原の鮮血」
「ランク6パーティ森の泉」
「ランク6パーティ1坪の砂漠」
「ランク6パーティreaatストラトス」
そして代表をして一番高いランクの雪原の鮮血のリーダーが発言してくる
「雪原の鮮血のリーダーフェリスだ、早速配置なのだが、公平を期してクジで決めようと思うかいいか?」
「「「問題ない」」」
そして用意された木の棒を引くと4と書かれていた
「1番はだれだ?」
「俺だ、森の泉のガンだ」
「では何処がいい?」
「後衛でいいか?」
「問題ない、では2番は俺だ、右辺を担当しよう、3番は?」
「私ね1坪の砂漠のメイよ、左辺を担当するわ」
と日焼けしたエルフが発言する
「では最後に俺だな、reaatストラトスの赤井だ、前衛を担当する」
「よし、配置は決定したな、皆1週間よろしく頼む、連携は即興だがお互い命を預ける仲間だ、仲良くやろう
「「「おう(はい)」」」