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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
冒険者編
57/184

新しい仲間とギルマス

ドアを開けるとエルフ(男)が居た


「男のエルフには興味が無いんだよ!」

と蒼


魔弾マジックバレット

とユビパッチンをすると、いきなり蒼が吹き飛ばされ後ろの壁に激突してしまう


すると、それに反応したのか黒と黄がナイフを抜きつつエルフ(男)に切迫すると、


魔紐マジックワイヤー

と言いながらこれまた指パッチンをすると黒と黄が天井に吸い寄せられ、天井に貼り付けにされてしまう、まるで見えない紐で固定されてるかのように


「やめんか!!部下が失礼な真似をしまして申し訳ございません」


エルフ(男)に頭を下げると


「ふん、中々の動きだがまだまだだな、これがマックが認めたパーティだとはな・・・まぁいい、取り合えず座れ、」

と、アゴで応接用の机を挟んだソファーを指定し、もう一度指パッチンすると、黒と黄が天井から落ち、蒼も防弾鎧で大したダメージを負ってなかったのかすぐに立ち上がりソファーに向かう


「では、失礼します」

と座ると


「私はムルルリムド王都冒険者ギルド、ギルドマスターバジルだ、種族は高位長耳族ハイエルフ、王都のギルマスを60年続けている」


「私は軍団クラン日本軍、パーティ第2分隊、赤井翔太と申します、この度は拠点を王都に移したので挨拶がてら寄らせてもらいました、そして横に居るのが部下の者です」


そして1人づつ挨拶をし終わると


「本題に入ろうか、今回お前らを呼んだのは俺がお前らをランク6と認めてないからだ、ただ王からの要請、軍団の行動を鑑みて無下にランクを判断する事はできない、そこでだ、お前らに1つランク5の依頼を受けてもらい、それを成功させればランク6、失敗すれば改めてランクの判断をさせてもらう」


「拒否権は?」


「ない、拒否するなら冒険者としての資格を剥奪する」


「まじか!?」


「マジだ、明日からこの依頼を受けてもらう」

そして1枚の羊皮紙をだすと


依頼種類  護衛

依頼者   マイヌス商店

依頼内容  ムルルリムド~ゲイズ 馬車3台の護衛

拘束期間  最低1週間~ (行き3日現地1日帰り3日)

報酬    1パーティ 50万(1週間)+1日5万(追加日数分)+諸経費として3万

対象冒険者 5人以上のランク5以上のパーティー×4

予想敵   盗賊、下級モンスター(ゴブリン、オーク)


追記    馬車の中身の詮索は不可

      合法物の運搬なので犯罪を犯す可能性は無し

      馬車持ち、運搬人持ちなら尚良し

      無しの場合、1日1万円マイナスで馬車の貸し出しします

      


「これは既に3つのパーティは決まっている、最後の1枠に入ってもらう、明日朝8時にマイヌス商店前に来てくれ」


「無理だ」


「拒否するのか?」


「拒否じゃない、俺らは4日後に王城の歓迎パーティに呼ばれてるんだ」


「王城か、それなら仕方がないか、それなら余裕を持って5日後の朝8時でどうだ?」


「それならかまわない」


「話は纏まったな、では5日後」


「まだだ」


「なにか?」


「そもそもの話だが・・・マイヌス商店を俺らは知らない!」


「・・・・7時にギルドに来てくれ、職員に案内させる・・・」

と額を抱える

「あと、帰りに受付によってカードの更新をしてくれ」


「わかった」

そしてドアから出て、階段を下り受付に行くと先ほどの受付嬢さんに呼ばれ椅子に座ると


「ギルドマスターはどうでしたか?」


「怖かったですね、あの人は魔法の詠唱をしないのですか?」


「んー、(まぁ皆知ってるしいいか)ギルマスは制限付きですが無詠唱の使い手なんですよ」


「へー、無詠唱の固有スキルなんてあるんですね」


「はい、多くは高位長耳族ハイエルフが持ってますね、他には魔法属性の高い種族が持ってますね」


「たとえば?」


妖精族ピクシーとか狐耳族の族長も持ってますよ、ただ得手不得手はありますが」


「すごいですねー」


「あ、それでですね、カードの更新をしますのでカードを出してください」


「はい」


と全員のカードを出し

「ついでになんですが、パーティ名を変えてもいいですか?」


「なんにしましょうか?」


「「reaat ストラトス」でお願いします」



名前      赤井翔太

年齢      35

性別      男性

ランク     6

パーティ金額  9億40万

犯罪      無し


軍団名     ランク8日本軍

パーティ    reaatストラトス


保証人 パエリア王国国王ザットン・アフリクス

    パエリア王国1級文官カズラ・マイスター

    マルクスス村冒険ギルド支部長 マックス

    マクザー辺境爵 3男ガルガド・マクザー上級騎士


「え!?保証人に王族に貴族!?しかも国王様!?それに支部長のマックさん!」

    

「保証人?」


「えぇ、保証人と言うのは身分を保証し後ろ盾になってくれる人の事です、たとえば何かの情報を得たい場合、上級民閲覧不可の書物が有ったとします、ですが王族の保証人が居れば閲覧が許される場合があったり、王族とパイプを繋げたい商人に言い寄られ、武器や回復薬を安く譲ってもらったりしてもらったりする代わりに王族へのつながりを要求されたりしますね」


「めんどうな・・・・」


「え?、そんな事言う人は初めて見ましたよ、普通は欲しくても貰えない保証人ですよ、それに支部長のマックさん、普通は支部長は何処かの冒険者の保証人にはならないものです、よほど気に入られたのでしょうね」


「うーん、まぁいいか、それよりもここら辺で4箇所ほど部屋を借りたいのだが何処に行けばいい?」


「それならこのギルドの前の道を右に400m行った所に不動産屋さんがありますよ」


「ありがとう、ちょっと酒場で休憩していってみるよ、えーと・・・」


「兎耳族のグリスです」


「グリスさん、ありがとうございます」


別れを告げ、酒場に移動するとし席に付くと


「さっきのお兄さん!ギルマスはどうでした?」

と、メリーと呼ばれたウエイトレスさんが声を掛けてきます


「怖いな、いきなり無詠唱で魔法攻撃もらったぞ」

と、蒼


「いやいや、始めに失礼な事言ったの蒼だから」

と緑


「でも、無詠唱で攻撃は早くて凄かったね」

と桃


「ギルマスの無属性の無詠唱は凄いわよ、属性魔法は詠唱しなきゃならないけど、無属性は色々応用が利きますからね」

とメリーさん


「なるほど、無詠唱は無属性魔法限定なんですね」


「うん、近づこうにも足止めされたり、遠距離で早い速度の魔弾マジックバレットを使って攻撃してきますし、他にも奥の手があるみたいですよ~」


「へー、おねぇさん、そろそろ注文いいかな?」


「ごめんごめん、何にする?」


「取り合えずエール」


「はーい」


と言ってキッチンに入っていく


「では、これからの行動の打ち合わせをするぞ、まず必要なものだ」


そう言って必要なものをメモ帳に書き出していく


馬車の運転が出来る人物

長距離の冒険に必要な機材(テント、夜間の光源、保存食(日本軍支給品以外)などなど)

冒険者の知識がある人物


「これくらいか?」


すると後ろから

「それなら冒険者の新メンバーを募集したら?」


振り向くと、エールを持って来てくれたメリーさんが居た

「まず、冒険者を雇えば2つ目と3つ目はクリアー出来るわね、1つ目はランク4以上の冒険者なら大体出来るわよ、そこで私を雇わない?」


「メリーさんを?」


「そう、実はこの前まで3人でパーティを組んでたんだけど、2人が結婚を期に引退しちゃってね、そこでパーティを募集しようとしてたのよ、まぁ今は日銭を稼ぐために冒険者ギルドのウエイターだけどね」


「ちなみにランクは?」


すると冒険者カードを見せながら

「ランクは5よ、基本的な攻撃は魔法で使えるのは無属性と風と土よ、次は貴方たちの事教えてくれる」


そしてこちらもカードを取り出しつつ

「ランク8軍団クラン日本軍、ランク6パーティ「ストラトス」だ」


「お兄さん達ランク6だったんだ、でもランク6なのになんで冒険者の知識がないの?」


「ん~、元々軍人だったんだけど、軍人を辞めて冒険者になったんだ、その時戦闘能力を考慮してランク6を貰ったんだ、で今回正式にランク6になるための試験で冒険者がいるんだ」


「なるほどね、でも私がパーティに入ると軍団クラン日本軍に入る事になるけど大丈夫?」


「あぁ、許可は貰ってる」


「たのむよー、報酬はきっちり等分でいいからさ」


「いいけど、俺たち特殊な攻撃とかするんだけど、それを別の人に喋られるとかなり困るんだが・・・」


「誰にでも言いたくない事はあるもんさ、大丈夫、喋らないよ」


(まぁ何かあれば処理すれば言いか)

「ちょっと待っててくださいね」

と仲間達の方に向き

「どう思う?」


「「「「「いいんじゃないんですか?」」」」」


そして頷き


「ではメリーさん、仲間としてよろしくお願いします、改めて、リーダーの中井翔太です」


「こちらこそ、羊角族のメリーです、一応今はウエイターしてるので、活動は明日からになるよ」


「わかりました、では明日上級民街の日本軍の出張所に来てください、まぁ実際の活動は5日後になりますがいいですか?」


「それだった、ウエイターを3日後まで続けてもいいかな?4日後に色々買い物をすればいいし」


「大丈夫ですよ」


「じゃあ、仕事に戻るね」


「あ、仕事は何時に終わります?」


「今日は19時ね」


「では終わったら親睦を深めるために飲みにいきませんか?お金はこちら持ちですよ」


「まじで?やった!何処に行けばいい?」


「この王都はあんまり詳しくないから、ここでいいか?」


「いいよー、じゃあ後でね」

と、仕事に戻っていく


「居るものが全て解決してしまったな、あとはセーフティハウスの確保だな」


「そうねー、あとは確保した後に荷物の運びいれね、物が物だから人を雇う訳にはいけないし」

と桃


「いや、騎士団の人がやってくれるらしい」

と黒


「まじで?楽できる!」

と黄


そして、しばらく雑談し支払いを済ませ不動産屋に向かう

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