大和型超弩級原子力戦艦「3番艦富士」と3連装300mm砲
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ピカージョ城 城壁外 ストライカー作戦指揮車
「おー、ゴルドさん!あれは立派なお城ですなぁ」
バンバンバンバン
カンカンカンカン
ジョウヘキのウエニバリアラシキモノガアルゾ!
「そうなんですよねぇ、金谷少将、敵国ですからあんまり褒めたくないのですがこの城は人光教の支援により何度も改装、増築されてます」
ワーワーワーワー
ヒュン!
ドン!
マホウコウゲキダ!
フショウシャをハヤクハコビダセ!
そこには重厚な塀が鎮座し、後ろには白いレンガに青い瓦らしき物を使った豪勢な城が鎮座してます
正面には大きな門があり、門の上には何十人の兵が忙しく動き回っています
テキノマホウツカイにシュウチュウホウカ!
バンバンバンバン!ドン!
ダメデス!AT-4デモテキにダメージアタエレマセン!
ヒュン!
ドッカーン!
クソ!
「あの銃弾を防いでるのは魔法ですか?」
「たぶんそうですね、パエリア王国の外壁に設置されてるのと同じだと思います、ただ規模を縮小させて濃密化させて堅牢なものにしてるようですな」
「普通の戦争であれを突破する時はどうしてるのですか?」
「あれは壁内部に設置された魔道具によって発生させてるので、トンネルを掘って内部に侵入したり、これまたトンネルを掘り、城壁の下で火を焚き城壁を崩壊させます」
「長期戦になりそうですな」
「あ、でも伝承で黒髪の魔術師と言う伝説の魔法使いは高出力の魔法で結界を破った伝説はありますよ?」
「でも伝説ですよね?」
「はい、事実あった伝説ですよ」
「・・・と言うことは破壊力が高ければ打ち破れると?」
「たぶん」
現在、金谷少将はゴルドさんと一緒に城壁のすぐそばに来ている
ただ城壁の外には結界と言うバリアが張ってあり6,7mm弾や12,7mm弾では全く歯が立たず、AT-4(対戦車無反動砲)でもガラスが割れるエフェクト×3を発するが地上や城壁には全くの無傷で困っていた所にゴルドさんのアドバイスがあり何とか突破口が見つかった所だ
ーーー
ピカージョ城 御前会議室
「王様、王都はパエリア王国の兵に制圧され、残るはこのピカージョ城のみです」
「執事長よ、騎士団はどうしたのだ?」
「斑模様の兵に殲滅されました」
「そうか」
「この王城も攻め落とされるか、篭城戦をしてもいずれは餓死や篭絡するでしょう、決断を」
「うむ、ワシは抜け道から抜け出し各国の人光教に助けを求め再起を画策する、残るものはワシが抜け道に入ってから5時間後に降伏しろ」
「・・・・御衣に」
スドーン!ズドーン!ズドーン
「な、なにが起きた!」
「兵舎や竜舎を破壊した光の矢が城壁を攻撃してます!」
「それで!城壁は無事か!?」
「3発ほど貫通しましたが城壁は健在!」
「そ、そうか・・・よし!王族はワシに続け!」
すると、豪華な衣装をつけた20人ほどが玉座の下に開いた階段を降り始めます、
そして後ろには金銀財宝を詰めるだけ詰めたカバンを持ったメイドたちが後ろから続きます
・・・
・・
・
ずがーーーん!
ーーー
『こちら現場司令官、戦艦富士応答せよ』
『こちら戦艦富士、トラブルか?』
『敵の城壁の魔法結界が固くて現場兵器では歯が立たない、砲撃支援を求む』
『イージス艦やミサイル駆逐艦でのミサイルでの攻撃は不可能なのか?』
『ミサイルは敵の軍事施設の破壊活動に使っていて計画外の要請は混乱を巻き起こす可能性がある』
『了解、レーザーでの誘導を求む』
『了解、誘導ナンバーGF1923』
『確認する誘導ナンバーGF1923)」
『問題なし』
「よし!レーザーで砲撃場所を指定しろ!」
そんな指示をだすとレーザー誘導装置を持った兵士が駆け出し城門を指定する
『こちら戦艦富士戦闘指揮所、座標を確認した6分後に砲撃開始、退避されたし』
『了解』
ーーー
戦艦富士 CIC戦闘指揮所
『了解』
「副砲、1,2,3,4,5,6,7,8,9、連続射撃、発射準備、GPS誘導ナンバーGF1923、砲弾、APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)」
すると前甲板と後甲板に配置された300mm3連装砲が電動モーターを使いゆっくりとだが右舷に砲を向け王城に照準を合わせる
するとCICに艦内無線がが入る
「こちら2番砲塔、砲塔長標準良し!発射準備完了!」
「3番砲塔、上に同じく発射準備完了!」
「4番砲塔、上に同じく発射準簿完了!」
・・
・
「艦長、発射準備完了しました」
「よろしい、それでは砲撃戦開始!」
ーーー
砲撃が始まりました、流石日本海軍の10隻ある大和型の1隻、富士の副砲300mmの砲撃は強烈です
結構遠くに退避してるのに深度4ぐらいの地震が起きてるのと同じ感覚を覚えます
そして30発ほどの砲撃を確認すると
『こちら富士、ダメージ確認されたし』
『了解、土煙のせいで確認取れない、しばらく待機せよ』
『了解』
3分後
『こちら現場指揮官、敵城壁に軽微の損傷を与えることに成功、しかし城壁は健在、さらに強力な攻撃を求む』
『・・・艦長に確認する、しばし待たれよ』
『早く頼む』
戦艦富士
排水量
18万トン (満載)
全長
450m
機関
20式レーザー式核融合蒸気タービン 6基
25式電動モーター(緊急用) 6基
18式ガスタービン(主砲用) 2基
最大速力
45ノット(主砲使用してない場合)
前甲板
単砲 460mm加圧電流式レールガン砲塔 ×1
三連砲 300mm砲塔 ×1
中央甲板
Mk 112八連装ミサイルランチャー×2
Mk.32 短魚雷発射管 ×4
後甲板
3連装 300mm砲塔 ×2
Mk 41 垂直発射システム ×2
右甲板
ファランクス (GAU-8 アヴェンジャー 30mm 7砲身ガトリング砲 )×4
オートメーラ 127mm速射砲×4
MK、49 近接防御ミサイル×2
ヘリポート
外部エレベーター
左甲板
ファランクス (GAU-8 アヴェンジャー 30mm 7砲身ガトリング砲 )×4
オートメーラ 127mm速射砲×4
MK、49近接防御ミサイル×2
積載用30tクレーン
外部運搬用エレベーター
艦載機
シーホークヘリ×3
F-35B ライトニングⅡ×4
乗員
最低 6人
最大 200人
非戦闘員 50人
航空戦闘員 航空整備要員 30人
レーザーシステム
AN/SPY-1A/B 多機能型(4面) 1基
AN/SPS-49 対空捜索用 1基
AN/SPS-55 対水上用 1基
AN/SPG-62 ミサイル射撃指揮用 1基
AN/SPQ-9B 低空警戒/砲射撃指揮用 1基
ソナー SQS-53B/C/D 艦首装備式 1基
SQR-19 曳航式 1基
電子戦・
対抗手段 AN/SLQ-32(V)3 電子戦装置
AN/SLQ-25 ニクシー 対魚雷囮装置
Mk 36 SRBOC チャフ・フレア展開装置
次話「主砲と最強たる所以」