ブリーフィング2
reaat待機室
「よし!ブリーフィングを開始するぞ」
そう言う赤井将太一等軍曹が長机の端っこにCDを突っ込むと長机の木目が消え先ほどの全体ブリーフィングの内容が映し出される
「内容は先ほどのブリーフィングと殆ど一緒だが質問はあるか?」
「すみません実家に忘れ物したので日本に帰って取りに行っていいですか?いえ3日で帰ってくるので」
と、黒部硯2等軍曹が何時もどおり軽い口調でおちゃらける
「黒部2等軍曹、今日のフライトは中止だ、その代わり中国行きのチケットをやる」
「ついでにM268と6,8mmも手荷物でもって行きなさい」
と、緑川京がショートに揃えた髪を後ろで纏めながら悪態をつく
「軍曹!質問です!おやつは300円までですか?」
と黄泉健太郎三等軍曹が冗談を飛ばす
「300円までだ、ただしバナナの代わりに|パイナップル(手榴弾)は許可する」
「えー、チョコレートバーが良かったのに・・・」
と蒼田柳3等軍曹が落胆している
「チョコバーはカロリー携行食糧として認める
では、コールサインの変更があったので通達する、我々reaat第2分隊はフォックスノット(F)、カノ(K)を名乗ることになる私がFK21
黒は22緑は23黄は24蒼は25」
「「「「了解」」」」
「では武装を整えるぞ、何時も通りの装備で問題ない、ただ黒はダミーのマズルフラッシュを4つ持て」
「へーい」
と黒がめんどくさそうに返事をする
そして、黒が分支援機銃M268を手に取り
緑が2脚付き(バイポット)M14ライフル
黄がグレネードランチャー付きM468と衛星通信機
蒼はM468と手榴弾を手に取り
自分こと赤もM468を装備する、他にも基本装備であるサプレッサー付きM1911HCやチタン製ナイフ、HALO降下用装備などを体に装着していく
余談であるが個人装備には本人の趣味でカスタムされている、たとえば赤のM468にはドットサイトとフォアグリップ、サプレッサー 黒のM268にはフォアグリップと
サプレッサー、フリップアップサイトが付けられている、ただ全員一致のカスタムと言えば消音機が付けられているこれがメインの任務が偵察なので
必然的に必要になってくるのである
「では、シーホーク(ヘリ)で台湾駐屯地に移動してそのまま偽装輸送機に乗り込むぞ」
補足
reaat
(架空特殊部隊)
偵察強襲特殊部隊
reconnaissance attack team
の略、いろんな状況に合わせる為、各特殊部隊や特殊技能を持った連中を集めた
精鋭部隊、
現状日本軍陸上部隊最強とも言われている反面、個性が強すぎダメ人間の集まりかしてる
上層部ではお荷物部隊やら、ゴミの掃き溜めとか言われてる