表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
市~王都偏
44/184

ブラッドバスと解決

「・・・では、最初に1度だけ聞いておく王と一緒に居た女性は何処に監禁した?」


「・・・しらん」


「予想通りの答えだな、じゃあ体に聞こうとするか・・・貴様は何処まで持つかな?」


そういいバックパックの中の器具・・を取り出します、中には15cmほどのチタン製の針やハサミ、ハンマー、ペンチ、ガス式ハンダゴテ、注射器、自白剤の入った薬品ビンetc


「じゃあまずこれから始めようか・・・」


そういい、針を取り出す


「出たよ、隊長の得意技」

と黒


「さすが陸軍尋問部隊出身」

と黄


「ベルマーズさんは避ければ2階でお待ち下さい」

と蒼


「いや、拷問は我々も行なうので慣れてる、大丈夫だ」

とベルマーズさん


普段、女性陣がいると非難はされないものの軽蔑するような目で見られるのでしませんが、コレが私の元々居た部隊の仕事なのでしょうがないでしょう



・・・・・

・・・・

・・・

・・


ボスの耳は両方無くなり、太ももには30本近い針が刺さっています


「チンピラとは言え流石ボス、ココまで耐えるとわな、場所がわかったぞリリムの持つ倉庫だ、場所はココ」


そういいウェアブルPCのマップを表示します


「確かに鉄中将の発信機の反応と一致しますね」

と黄


『護衛兵聞こえるか?』


『はい、こちら護衛兵』


『襲撃班の証言が取れた、静かに踏み込め』


『了解』


「さて、我々も倉庫に移動しますか」


「ボスはどうします?」

と黒


「捨てておけ」


「いや、それは困る、騎士団の詰め所に連行したいのだが」


「判りました、黒、蒼馬車まで引きずって来い」


「「了解」」


そして馬車に乗り込み貴族街に入ったころに無線が入ります


『鉄中将を確保、国王は発見されず』


『・・・了解、倉庫内の捜索を続行』


「ベルマーズさん、言いにくいのですが残念なお知らせです、国王様が別の場所に移動されているのか倉庫内に国王は居ませんでした」


「そ、そんな・・・」


「他に国王が監禁されてそうな場所はありませんか?」


「他国に渡すつもりならある程度生活を保障するのが普通です、そうなると高級な宿か自宅かどちらかですね、宿は移動の時見られるかのせいがあるので夜の移動になるので可能性は低いですね、となると・・・」


「自宅か・・・」


そんな会話をし、リリムの邸宅に向かう


『緑、桃、応答しろ』


『はい、緑です』


『リリムの自宅前に集合』


『了解』


「黄、通信機を」


「はい」


『本部、応答せよ』


『こちらマルルクス基地』


『パエリア王国の国王が拉致された、今後の関係のため、現在騎士団に協力中』


『了解』


『今から指定する場所の航空監視を求む』


『了解、戦略ネットワークでの指示をお願いします』


『了解、交信終わり』


そして、ウェアブルPCでリリムの自宅をマークしておきます


・・


リリム自宅前


「全員そろったな、では突入する」


ちなみに門番は気絶させてます


「どんな感じで突入します?」


「正面と裏から堂々と踏み込もうじゃないか?」


狙いは、国王から我々に意識を向けさせるのと、中の間取りが一切判らないので正面から一つづつ部屋を潰していくのが目的です


「桃、緑、黄は裏に行け」


「了解」


「ベルマーズさんはココ(門前)で待機して下さい」


・・・

・・


『突入準備完了』

と緑から連絡がきます


『了解、ではこちらの突入15秒後に突入、その後は緑の指示で動け』


『了解』


「では、発破用意・・・今!」


爆発ドン


そして中には、ウヨウヨと居ますね、私兵が


「日本陸軍だ!パエリア王国騎士団の要請で来た!国王を出せ!」


「は?日本陸軍?聞いたことないぞ!それにココに国王など居ない!」


「ではリリム様をだせ!リリム様には誘拐、監禁の容疑がかかっている」


「訳の判らないやつにだすわけねぇだろ?それに誘拐など何のことか判らねぇな!証拠はあるのか?」


「襲撃犯のボスがゲロったぞ!」


「何のことかワカンネェって言ってるだろ!かまねぇヤッチまえ!」


「「「「「おぉぉぉぉぉ!!!!」」」」


「平穏に行きたかったのだがな、血風呂ブラッドバスにしてやれ!」


すると黒、蒼が発砲を開始します



銃声バン!×数えるのもメンドクサイ量


・・・・

・・・

・・


「ひ~ブラッドバスも真っ青だな」

と黒



「まぁこれが戦争って奴だ」

と蒼


「よし、捜索開始」


途中緑と合流し、捜索開始から10分後

一際、大きく両面扉の前に来ると、

「ここが最後の部屋ですね」


「では、慎重に」

と、ハンドシグナルで突入を合図し、ゆっくりと扉の中に入ると・・・居ました、国王様です、そして隣にはヒョロとした20代後半の男性が居ます


「・・・ココは王族の執務室だ、無礼な行動は止めて貰おうか?」


「それはあなた次第です、リリム様」


「ほう、私の事をしっているのか?」


「はい、隠者の本のボスからあなたが黒幕と言う証言は取れています、大人しく拘束されるなら命の保障はしましょう」


「・・・良いのか?ココで私を拘束し、国王を解放するとパエリア国が滅ぶことになりかねんぞ?」


「私の任務は国王奪還と黒幕の拘束、騎士団への引渡しです、それ以外はこの国の上層部が判断することです、もしその様な危惧が在るのであれば上層部に相談するべきだったのですよ」


「確かにな。相談できるのであれば相談したかったさ、まぁいい私の計画はこの時点で失敗だ、大人しく拘束されよう」


「緑、蒼、リリム様を拘束しろ」


「「了解」」


そして、リリム様が拘束されます


「一つアドバイスしておこう、確かに黒幕はワシだ、だが黒幕の裏には気をつける事だ」


「・・・重々承知しました、その話の続きは国王の前でお願いします」


「・・・フン」



そして一連の事件は解決した、


どうやら裏があるらしいですね(口笛吹きながら)


次話「処罰と各部門トップ会議」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ