ハンドガンと侵入者?
書き溜めがため過ぎて来たので少し前倒しで投稿中
マクザー屋敷
「今回の換金で1000万ガルになったぞ」
とマクザーさま
「ほう、ちなみにゴブリンの魔石で1個どれくらいになるのですか?」
「大体だが普通のゴブリンで100ガルぐらいだな」
なんか計算がおかしくないか?
「あぁ他にもオーガやブラックウルフの魔石、売却した毛皮、オーガのツノ諸々で1000万ガルだ」
どうやら疑問が顔に出てたみたいですね
「でだ、報酬として4割の400万ガルを渡そう、その金額で言いか?」
「もちろん、問題ありません」
「え?」
「ん?」
何か問題あったのか?
「いや、金額を上乗せしてくるだろうと思ってかなり低めの金額を言ったんだが・・・」
あ、そうなのか?だって現地のお金を貰っても正直必要ないしな、いや必要ないわけではないが物価の相場をしらないからソレくらいだと思ってたんだ
「それは、すいません、こっちの世界の相場を知らないもので、ソレが普通の値段の相場なのかと思っんです」
「そうだったな、ぶっちゃけ普通の冒険者が依頼を受け報酬を貰った場合倒した魔獣は全部冒険者の物になるのが普通なんだ、ただ今回かは山本大将が要らないと言ったから今回7割は渡そうと思っていた」
「不躾な質問ですが、残りの3割はどうするつもりだったので?」
「警備団の臨時ボーナスとマルルクス村の貯蓄にするつもりだった、干ばつや緊急時の水や食料の買い付けの費用用にな」
「そう言うことなら4割で問題ありませんよ」
「食事は基本的に自前のがありますし、最低限必要なのは、宿泊費や多少のお小遣い程度なので」
「・・・・わかった、じゃあ今回は言葉に甘えよう、今後困ったことがあったら何でも言ってくれ出来る限りの事はしよう」
「よろしくお願いします」
そして、マイラ様と鉄中将が入ってきます
「赤井君、こっちは話が付いたぞ、ロンルーリ市とは取引の商談が付いたあとは王様に許可を貰うだけだ、と言うことで明日王都に向かうぞ」
「了解しかし、また攻撃されるのでは?」
「それは大丈夫だ、冒険者ギルドを通して王城に連絡はしてある、いきなり攻撃を仕掛けられる事はない」
「連絡?なにか一瞬で連絡できる方法があるのか?」
「あるんだがそれはギルドの機密らしくて詳しくは私もしらないんだ」
「そうなのか」
ーーー
次の日 お昼過ぎ
「じゃあ親父、行って来る」
「王様によろしく言っておいてくれ」
そんな言葉を残しオスプレイに乗り込み飛び立つ
・・・・
・・・
・・
・
夕方
パイロットが機内無線で話しかけてきます
「鉄中将、そろそろ日が暮れそうなので一度着陸して一晩夜を明かそうと思うのですが、機体の点検もしたいので」
「ちょっとまってろ」
「ガルガドさま、ここら辺で着陸して一晩休みたいと思うのですがどうでしょうか?」
「そうだな、晩御飯も食べたいしな、そうしようか?」
そして着陸、外に出ると警備兵が回りにレーザー式対人センサーを設置し、テントや簡易式のコンロを設置しお湯を沸かし始める
そしてご飯を食べる、ちなみに内容はお湯で温めるだけのご飯とお湯を入れるだけの味噌汁、他にも缶詰のサバの味噌煮、である
「そうだ、赤殿、その赤達が使ってる杖なんだが一度私にも撃たせてもらえないか?」
「・・・鉄中将、どうでしょうか?」
「許可する」
「では、ガルガドさまヘルメットを被って、保護ゴーグルを付けてください」
「これでいいかね?」
と言いゴーグルを付けヘルメットを被ると赤にM1911を受け取る
「よいですか?まずは・・・・安全装置を解除します、そしてスライドを持って後ろに引きます」
「こうかね?」
「そうです、そしてグリップを両手で持って引き金をグリップの方に引いてください、あ、衝撃がありますので気をつけてください」
「わかった」
銃声!
「おぉぉ凄いなこのちっちゃな杖は」
「正確には銃という武器です、正確にはM1911HC、通称ガバメントと呼んでます」
「なるほど、ちなみに防衛戦で似た武器を使っていたが効果は一緒なのかね?」
「一緒ですよ、ただ射程距離が違うだけです」
「どれくらいだ?」
「そうですね、こっちのM468が訓練した兵士で800mぐらいでM1911が大体訓練して得る兵士で20mぐらいですかね?」
「そんなに遠くまでそっちのは届くのか?」
「まぁ条件はありますがね」
「う~む」
そして夜は更けていくが、reaatの面々とオスプレイの護衛兵は交代で歩哨につく
異変があったのは、reaat休憩中の0300時であった
「赤井軍曹、起きてください対人センサーに反応ありです」
「・・・ん?侵入者か?」
「まだ不明です、現在確認作業中、護衛兵3名が確認に向かってます」
「判った、外にでる、グローバルホークに連絡して赤外線動画を要請してくれ」
「了解」
次話「冒険者と火の番」