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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
市~王都偏
36/184

冒険者ギルドとテンプレ回収

感想が増えて嬉しい

冒険者ギルド内 酒場スペース


「取り合えず生!え~と6つね!あと適当におつまみ!」


「あ、代金はガルガドさんのツケでよろしくねー!」


首に黒いチョーカーを付けた人族の女性が注文を取ってくれます


「生?生ってなんでしょうか?」


「あー、こっちではビールが無いのか、じゃあ何か一般的な酒を持ってきて」


「判りました、じゃあエールにしておきますね」


エール?ビールの一種だったけか?


そして、おつまみと木のグラスに入れられた黒ビールが運ばれてきます


「では、お疲れサマー!!」


「「「「「お疲れサマー!!」」」」」


ん~、ビールですね、これは日本の地方で売られてる地ビールのような独特の味です

まぁ、ラガービールの方が好みではありますが


「しかし、あの魔獣の大群は何処から発生したんでしょうね?一応獣って付くから、いきなり何処から召喚されるって事はなさそうですし」

と緑


「解剖の結果、生殖器と繁殖器らしき物はあったから普通の動物同様に生殖行動はあるんでしょうね」

と桃


「じゃあ、有るとしたら「魔国から集めてきた」とか「本能的に群れて移動してきた」って可能性があるって事か?」

と蒼


「たぶん、前者だろうな、ゴブリンだけなら後者の可能性もあるが、オーガやコボルトも居たからな、生物の本能的に多種的群れは可能性が少ないと思う」

と黄


「たしかに、最後に出てきた通称ゴーレムは進行して来た魔獣とは別に「突然現れた」と言う方がしっくり来る、あれは敵本隊が休憩していた場所には居なかったと報告が上がっていたしな」

と黒


そうなんですよね~、実は第4艦隊の情報部がいくら無人偵察機グローバルホークの画像を解析してもゴーレムが進行してきた痕跡が無いのですよ、現地を調べたreaat曰く、「森の中から突然痕跡が現れてる」と報告が来てます

「ココだけの話だが、上が今回の件は後ろで誰かが糸を引いてると考えてるらしい、だがまだ憶測の域をでてない、かんぐり過ぎると不可視の敵に翻弄されるぞ、ただ事実を見るんだな」


「「「「「へ~い」」」」」」


他にも避難民におやっさんカレーを食べつくされた、とか生活維持部のランドリー課の受付嬢がかわいいとか話をして女性人にドン引きされたりしてると、入り口から20人ぐらいで様々な武器を携帯してる一団が入ってきて酒場に腰を置く、しかし黒いチョーカーを付けた女性(獣人含む)は立ったままだ



「おい!奴隷!!酒を持ってこい!!!」


「はーい」


そして、黒いチョーカーを付けた先ほどのウエイターさんが酒のボトルを2本ほど持ってくる


「お、今日はサリーじゃねぇか、今日は俺の酒の相手をしろ!」


「え?しかし今日はお仕事がありますので」


「かまうもんか!それに酒の相手も仕事のうちだろ?」


そう言うと腰に手を回し、自分の方に寄せ付けおっぱいの横に顔を付けたゆんたゆんさせてます。うらy・・・けしからん


しかし、ギルドの受付嬢が声をはりあげます


「マギーさん!その奴隷はギルドの所有物です!それは業務外になってます!そう言うことは娼婦あいてにしてください!!」


「うるせぇよ!奴隷は物なんだからいいだろ?それに俺ら以外にはこの変な服を来た陰湿な奴しかいないじゃないか!」


「・・・・っく」


どうやら、この世界にも奴隷がいるらしいです、しかも俺らの世界と比べて人権なども無いらしく「物」と扱われてるらしいです、正直胸糞悪い

まぁ俺らの世界の奴隷(表向きは居ないが)も人権など在って無いようなものですが、主に人間爆弾にされたり、性の捌け口にされたりするので


「隊長、ぶん殴っていいですか?」

と緑


「いいわけあるか、ガルガドさんに迷惑かかるから大人しくしておけ」


「・・・・ッチ」


まったく口が悪い、まぁ同じ女性同士ムカつくのは解るが・・・ちなみに桃も腰に挿してる警棒を取り出し、いつでも振れば三段式に折りたたまれてる部位が飛び出せる状況にしてます


これだから戦闘狂バトルジャンキーは・・・


「おい、そこの変な服着たねぇちゃん、聞こえたぞ!俺らを殴るんだって?やれるもんならやってみろよ、まぁ女の細腕じゃあ虫に刺された様なものだけどな」


・・・・緑の後ろに般若の姿が見えます、ちなみに桃の後ろにも熊が見えます・・・なぜ熊?ちなみに黒、蒼、黄は我知らずとエールを飲んでます


「ねぇちゃんよ!そんな連れの女を侮辱しても向かってこない腑抜けの男はほっといてこっちで一緒に飲まないか?色々楽しい事してやっからよ、なぁ?」


と仲間に話を振ると、回りは笑ったり「そうだそうだ」など煽ってます

ここは、上司の俺が出ないと死人がでてしまう


「すみません、うちらの女性が暴言を吐いたようで、申し訳ありません」


「あぁ?男はスッコんでろ!」

と椅子を転ばしながら立ち上がりますが、酒臭い・・・たぶん酒場に来る前から飲んでるようです


そして、剣を抜き威嚇してきます、ちなみに元々居た冒険者達は賭けをしていたり、ギルドから避難してますね


受付嬢さんは奥に駆け込んでいきます


「おい、剣を仕舞え、それ以上はこっちも穏便に済ませれないぞ」


「穏便だってよ?笑えるぜ!役立たずの息子と一緒にさっさと女を置いてギルドから出て行きな」


「はwお前の臭い息子よりは使い物になるわ」


「んだと?コラ!6クラス軍団クラン、豪腕の斧5クラス冒険者マギー様に喧嘩売るとはいい度胸だ!お前ら!ボコボコにして外に放り出してヤレ!」


「「「「ヘイ!ボス!!!」」」」


そう言うと取り巻きの男達が立ち上がり殴りかかってきます


「隊長、手を貸します」

と他のメンバーが立ち上がります


「よし、銃器は使うなよ、素手で制圧しろ」


「「「「「了解」」」」」


・・・

・・


まぁ結果は見えてますよね、こっちは仕事で人を制圧したりしてるプロですよ

しかも、グローブやヒジ、ヒザ、スネ、つま先にはチタン製のプロテクターで保護してるんですよ?そんなんで急所を蹴られたり殴られたりしたら一発でダウンですよ

しかし一番倒してたのは女性二人なんですがね


「なんだと?こんなふにゃけた連中がこんなに強いとは・・・こうなったら容赦しねぇ!」


と言いつつ剣を振りかぶって切りかかってきます、まぁ防弾チョッキを着てるので切られた所でどうって事無いのですが・・・

そんな事を考えつつ、半身になって避けると顔面を掴み、大外狩りの要領で転ばし、後頭部を容赦なく地面に叩き付けると泡を吹いてます


「よし!飲みなおすぞ!」


バタン!!!!!


「どいつだ!!!!酒場で暴れてる奴は!!!!」

と受付の奥のドアからハンマーを持った大男が勢いよく出てきます


「マギーです!あれ?すでに鎮圧されてる?」


するとウエイターさんが説明してる


「実はあの緑の服を着てるパーティに逆にボコボコにされてしまいました」


「サリーか、お前は取り合えず片付けを頼む」


「わかりました」


そう言うと、こっちへ向かってくる


「お前ら一応聞いておく、ギルドで冒険者同士のでの喧嘩はルール違反だって知ってて喧嘩したのか?」


「いえ、そもそも我々は冒険者じゃありませんよ?それに喧嘩を売って来たのはその豪腕の斧のマギーとか言うやつだし、それに俺らは武器を使ってないんだぞ?」


「冒険者じゃない?なんで冒険者じゃないのにギルドに居るんだ?依頼に来たのか?」


「いや、魔石の換金にガルガドさんに付いてきたんだ、今はマスターのイイルクさんと応接室でお話をしているぞ」


「ガルガドさまの!?もしかしてお前らが魔獣1万を撃破したと報告にあった第2分隊とか言うパーティか?」


「まぁ第2分隊と言ってるがパーティではないぞ、我々が付けた名前ではないしな、通称だ、通称」


「わかった、今回は一般人しかも領主様の息子の客人に手を出したマギーたちランクCパーティ緑の右腕が悪いと判断する」


「さっき軍団クラウンといってなかったか?パーティーと違うのか?」


「あぁ、軍団とパーティーは人数が違う、パーティーは最大10名なんだがそれ以上だと軍団という括りになるな、軍団のなかでパーティーを組むこともできるぞ。軍団豪腕の斧内のパーティー緑の右腕って事になるな」


「なるほど説明ありがとう」


「そういえばお前らの武器はなんなんだ?変わった形の杖みたいだが?」


「んー、これは機密で言えないんだ、すまんな」


「まぁ、己の切り札は秘密にして置きたいもんだ、こちらこそ聞いてすまんな、でだ、緑の右腕の処分だが」

と、立ち上がり大きな声で

「ロンルーリ市冒険者ギルド副支部長マックの名において5ランクパーティ緑の右腕を冒険者の資格を剥奪、最低限の財産を残しすべての財産を没収する!よって冒険者カードを剥奪!奴隷の所有権もパーティー通称第2分隊に移譲する!文句があるやつは前に出ろ!」


しーん


「ちょっとまて!奴隷なんていらんぞ!」


「そうなのか?じゃあ冒険者ギルドが買い取ってもいいがどうする?それとも所有権はもったまま冒険者ギルドが運用しようか?」


「運用?」


「あぁ今酒場の従業員が少なくてな、奴隷を貸してくれれば給料のから宿泊費、食費を引いた額をお前らに渡すぞ」


「隊長、取り合えず預かってもらうのがいいのでは?我々は王都に行かなければならないので」

と緑


それもそうだな


「じゃあ王都から帰って来るまで取り合えず預かってくれ」


「判ったじゃあ奴隷10人俺の名に掛けて預かる」


そういい手を差し出すが、返してくれない


「?」

あぁ握手を知らないのか


「これは握手と言って約束を破らないって言う挨拶みたいなものですよ、握り返してあげてください」

と黒


「そうなのか、こうか?」


と、握手してくれた、よかった


「ただ、変な扱いはしないでくださいね、あくまで人道的にお願いしますよ」


「人道的?」


「隣人のように扱ってほしいって事ですよ、マギーみたいに物扱いしないでくださいね」


「あぁ、判った」


そう言う話をしてるとイイルクさんとガルガドさんが出てきて


「換金が終わった、屋敷に戻るぞ」


「判りました」


そういい奴隷をマックに預け、屋敷に戻る

個人的にエールは好きですよ

でも一番すきなのは友達と飲むテキーラ


次話「ハンドガンと侵入者?」

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