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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
異世界 初接触偏
31/184

ゴルフボールとエイリアン

さぁ戦闘開始です

4日目


前日は(3日目)PCは何も以上を感じず、堀の前に有刺鉄線網を張り電子制御式の指向性地雷クレイモアや森の中にc4を仕掛けて終わりました


グローバルホークの監視網でも村10km以内に異常は在りませんでした


普通大隊とreaatのメンバーは村の教会や中央広場部分にテントを張り交代で夜中もPCを続けてます


平和に・・・まぁ暇な事は良いです


しかし4日目お昼過ぎ第4艦隊の空母「中洲」から無線通信が入ります


『こちら中洲、航空前線監視班、南東側、村から見て池の方角より所属不明の集団が接近を確認、距離3100、数100を確認、ただし森が濃く、正確な数は不明』


『前線基地了解、戦略ネットワークにリンクを要請、引き続き監視を要請、恐らく後方に本隊が居るだろうからそちらの捜索も頼む』


『要請を受託、通信終了』


100ですか・・・我々で言う所の偵察でしょうね


これは出来るだけ潰しておきたいですね


んー・・・・


『こちら赤井中佐、今から15分後にブリーフィングを行う本部に中隊クラスの指揮官は集合、その他、下仕官はウエアブルPCで状況を把握しておけ』

「黒~警備隊の隊長のシープさんを呼んできてくれ、「会議をする」とな、必要ならマクザー様も来て貰え


「了解」


黒が出て行き、中隊規模の指揮官が本部にチラホラ集まってくる、


そしてマクザー様とシープさんが黒に案内され本部に入ると緑が


「総員!注目!」


と、号令をだすと、マクザー様とシープさん以外が直立不動の体勢をします


「みんな楽にしてくれ、皆よりひと足早く佐官になった赤井だ、飯はタカルなよ」


「「「はっはっは」」」


失笑が漏れてます


「では、本題に入る、先ほど1340時ヒトサンヨンマル空母中州より所属不明の集団を確認との連絡があった、恐らく敵の偵察部隊と思われる、ココだ」


そう言いながら机方のディスプレイを指差す


「そこで我々は時間稼ぎのためこの敵の偵察隊を叩こうと思う、ここまでで質問は?」


「ハイ!敵の武器はわかってるんですか?」


「いや、まったく不明だ、画像で判るのは敵の顔と敵が身長150センチ前後と言うぐらいだ」


そう言うとディスプレイに画像が映る、指揮官たちがザワツキ


「ゴブリンとコボルトという奴ですかね?」


「良く知ってるな?あいつらはゴブリンとコボルトという奴で、基本的には害獣だなクラスはDクラス成り立て冒険者が3人で勝てる相手だ、武器は基本的に棍棒や石斧が多いな、もしかしたら弓矢や短い剣を持ってる奴らが居るかもしれん」


とシープさんが発言してくる


「シープさん、ありがとうございます、敵の武装が判っただけでも助かります」

「では、今後の作戦を通達する、reaatは敵の迎撃に向かえ、予備戦力は普通化師団から4個小隊出してくれ、残りの師団はPC、工兵隊は防御ラインで待機」


「質問は?」


「ハイ!交戦規定と使用武器は何処まで?」


「まず先制攻撃を認める、そして使用武器は制限は無しだ、ただなるべくで良いが派手にはやるな」


「他には?」


全員がだまる


「よし、ではコードを伝える、敵偵察隊をエイリアン、reaatをゴルフボール、予備戦力をアイアン、ここの本部をクラブハウス、前線基地をカップだ」

「では、ゴルフボールとアイアンは、1時間後本部に集合、三日分の食料と武器弾薬を持て」


「「「了解」」」


ーーーーーーー


1時間後


完全武装したreeatのメンバーと普通化師団のメンバーが集合します


「では、ゴルフボールはポイントマン、アイアンは300m後方からバックアップを頼む」


「「「了解」」」


「無理はするなよ?無理だと思ったら現場指揮官の判断で後退しろ」


「「「了解」」」


ーーーーーーーー


次の日(5日目)


初めましてreaat第1分隊の隊長を務めてる須加スガです


現在任務中です、未知との敵らしいです、ゴブリンにコボルト、ゲームでは序盤にでてくる雑魚キャラですが、現実ではどうでしょう?


そして、ウエアブルPCを確認しつつ慎重に進んでいると前方に腰に布を巻いただけの醜い顔のゴブリンと犬顔のコボルトを発見します


どうやら幾つかのグループに別れ、火を囲んで休憩をしてるみたいです


『此方第1分隊須賀、敵を発見、現在休憩中の模様、先制攻撃の許可を求む』


『現場指揮官、了解、攻撃を許可する』


『了解』

『reeatへ通達、散開後、攻撃体勢を整えたら連絡しろ、タイミングを合わせて制圧射撃を開始する』


『『『了解』』』


3分後、reeat全分隊から攻撃態勢が整ったと連絡がありました


『では、制圧射撃を開始する』

『・・・・ッテ!』


その合図と共に150度の半円をえがいたように配置された隊員からサプレッサー越しの射撃が始まり、ゴブリンやコボルト達を穴だらけをしていきます


『射撃止め!!』

『第1分隊から10分隊まで前進!残りは周囲の警戒と援護!かかれ!』


M468を構えながら前進しゴブリンやコボルトが無力化されてるか確認しますが、すべて射殺されてますね


『此方須賀、エイリアンの無力化を確認、すべて射殺』


『現場指揮官了解、カップから通達、グローバルホークが敵の本隊を確認、そのまま前進し偵察任務に入れ、なお本隊に対しての攻撃は厳禁』


『了解』

『全員そのまま前進、偵察任務に入る』


・・・・

・・・

・・


森を抜けると、そこにはワラワラと居ます、ゴブリンとコボルト、あとでっかいツノを付けた2mぐらいある魔物や黒い毛皮の狼もいいますね


取り合えず画像をクラブハウスに送りますか



ーーーーーーーー


本部


ざわざわ


机方ディスプレイを見てる本部要員がざわつきます


reaatから送られて来た動画を確認してるのですが、ゴブリンやコボルトだけじゃなくツノ持ちや狼などが居ます


「シープさん、あの魔物はわかりますか?」


「狼はブラックウルフで素早さが厄介だな、しかも仲間と連携を取って波状攻撃を仕掛けてくる、中堅、ベテラン冒険者なら問題なく倒せる、ツノはオーガだなオーガは馬鹿だが力が強くて厄介だ」


「なるほど・・・ちなみにあの集団に大規模な攻撃を加えた場合どうなります?」


「そうだな、恐らくだが大規模魔法を加えた場合散り散りになって敗走、近くの村や町を襲う可能性がある、ただこの村は救われる」


「わかりました、今後の作戦を通達します、reaatが攻撃を加えこの村の防衛網に引き寄せ、包囲攻撃を仕掛け殲滅させます」


「この村は大丈夫なのか?敵は1万以上いるんだぞ?」


「問題ありません、色々トラップも仕掛けてますし、最悪の想定もしてあります」


「・・・・このまま赤井たちに任せなくても全滅するのは目に見えてる、赤井たちの言う通りにしよう」


「ありがとうございます」


ーーーーーーーー


須賀視点


『・・・・・と言うことだ、攻撃を加えカップまで敵の本隊をひきつけてこれるか?』


『問題ないです』


『危ないと思うがよろしく頼む』


『判りました、予備戦力はじゃまなので先に撤退させてください』


『了解した』


「よし20分後敵本隊に攻撃を加え敵をカップまで誘導する、全員気合を入れろ!しばらく走りっぱなしになるからな!」


ーーーーーーーーー


本部


reaatとの通信後、バックアップを後退させる命令を出し、20分後遠くで爆破音が聞こえます、どうやら攻撃を開始したみたいですね


『防衛要員に通達、敵が来るぞ!気合を入れろ!』


『イエッサー!』


そしてグローバルホークから送られてくる画像を見てると、近づいてきました


『敵の接触まで約30分後!全員武器弾薬のチェックを済ませておけ!』


『了解』



そして森からreaatの隊員が森から出てきて走ってカップの中に収容されると、可動式の橋がせり上がり、外からの進入が出来ないようにします


南東の森から地響きが鳴り響き、地獄から響いてきそうな咆哮が聞こえてきます


「CIC!グローバルホークの画像を元に敵がC4の最大効果範囲に入ったら爆破させろ!」


「了解!」


『防衛ライン!各指揮官の判断で指向性地雷クレイモアを起動!その後各個射撃開始!』


『了解!』




C4

コンポジション4


爆薬


一般的に言うプラスチック爆薬


持ち運びに便利、衝撃や火に近づけても爆発しないので扱いやすいので採用されてる


ただ電気を通すとすぐ爆発し威力は相当ある、


次話「爆破と楽勝な防衛作戦」

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