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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
異世界 初接触偏
25/184

村、食事所と拉致

この小説は半分は皆様の評価ポイントで出来てます

残り半分は作者の妄想です


ポイントが増えれば作者が小躍りしながら喜びます

黒と蒼


隊長からの指示で現在宿から離れて酒場らしき所でご飯を食べようとしています

どうもおちゃらけ担当の黒部硯です

メニューは無しで、壁に木製の看板で貼られている


オークのすね肉のステーキ1200ガル


コッコのから揚げ800ガル


豆のスープ300ガル



ちなみに監視なのか皮製の胸当てと短い槍を着けた猫耳男性が付いてきている

やりずらいな・・・


「あれ?人族?珍しいね、注文は何にする?」

と兎さ耳をつけた若い女の子が話しかけてきてくれます


「ここら辺の食べ物はよくわからないから二人で6000ガルで適当にお願いしていいかな?」


「わかったわ、ケインは何時もの塩豆とエールでいい?」


「いや、俺はモウの乳とパオンを頼むにゃ、一応仕事中だからにゃ」


「はーい、仕事が終わったら飲みに来てね」


「ココにはよく来るんですか?えーと・・・」


「ケインだにゃ、この村にある数少ない酒場だからにゃ、俺ら警備隊の行き着けだにゃそっちの名前は?」


「黒部だ」


「蒼田です」


「珍しい名前だにゃ・・・まぁいいにゃ、ココは味は兎に角、量と安さが自慢の店だし椅子とか壊しても問題ないにゃ」



「問題あるわ!!!味は兎に角ってなんだい!!!」


とお玉(?)を持った、でb・・・恰幅のいい兎さ耳のおばさんが出てきて、ケインの頭を叩く


「壊して怒ってもまた壊すから諦めてるんだい!あんたたちも壊したら許さないからね!!!」

と、ケインが気絶してしまう


「「ハイ!!!!」」

と敬礼をします、こえぇぇぇ


するとにっこり笑って

「じゃあこれを食べてゆっくりしていきな」

と料理を4種類と飲み物のエールを出してくる


「料理は「コッコのから揚げ」「芋の野焼き」「パオンのチーズ焼き」「豆と塩漬け肉のスープ」飲み物はエールにしておいたよ!」

と豪快においていく

「女将さん、ココの料理は全部この村で採れたものをつかっているのか?」


「そうだよ、本当は魚料理もあったんだけど、最近浜辺近くの草原にオークの亜種が住み着いてね、危険だから立ち入り禁止なんだよ、Bランク以上の冒険者なんてこんな辺鄙なとこにはこないからね」


「オークの亜種?3mぐらいある豚顔のことか?」


「そうだけど、出会ったのかい?」


「出会ったと言うか・・・なぁ?蒼」


「最初に出会って殺したな」


「「「「「「え!?え!?」」」」」」

と酒場に居た全員が驚く


「あんたたち!本当かい?」


「ああ、いきなり叫んで棍棒もって襲ってきたからな」


「なんかサラッと言ってくれるね、あのオークのせいでココ2ヶ月漁に出れなくて交易が2\3減ったんだよ」


「そんなに強かったか?」


「普通のオークならココの警備隊でも倒せるんだけどね、亜種は強さが段違いでね、本職の魔法使いを含めたBランクの冒険者が束になって討伐する魔物さ」


「そうなのか」


「まぁ討伐してくれたのは感謝するよ、あぁ料理が冷めちまうね、誰か警備隊に行って本当にオークが倒されてるか確認するように行ってきてくれるかい?」

そう言うと飯を食べてた狸耳の子供が駆け出し、女将さんもキッチンの中にいってしまう


「蒼、サンプルを採取して、飯を食べるぞ」


「了解」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


桃と黄


どうも桃です

バックパックの中には感染症の検査キットと錠剤タイプのマラリアの特効薬が4000人分入ってます

隊長から言われた任務は


「マラリアに感染してる獣人を治して恩を売って来い」


だそうです、まぁそうですよね

これで浜辺の使用許可が取れれば儲けモンですもんねー


医師としては人助けになるので反対はしないんですがねぇ


まぁ置いといて、現在町を散策しているのですが、鎧を着けたケンタウロスの女性が付いてきてます


「こんにちは、桃智です」


「黄泉です」


「あ、これはご丁寧に、リリーです、そういえばあなた方は海の向こうから来たんですよね?」


「・・・すみません緘口令が引かれてるので言えないんです、すみません」


「そうなんですか」


「海の向こうに興味があるんですか?」


「はい、違う世界を見てみたくて」


「上から良いっていわれたら私たちの国のこと教えてあげるね」


「ハイ!お願いします!」

と、凄くいい笑顔で返事をしてきます、本当に外の世界にあこがれてるんでしょうね


「そういえばさっきチラッと見たんだけど結構病人がいるの?」


「はい、3ヶ月前から増えてて現在も熱が出たり下がったりして、酷いと意識不明で死んでしまいます、

2日に1人ぐらいの割合で被害が出てるんですが未だに原因がわからなくて、病気なら魔法で治るんで魔術師ギルドに依頼して

魔法使いも来てくれたんですけど、駄目で今は一箇所に集めて治療してるだけです」


「それ私に診させてくれないかな?一応医術の知識があるから」


「お医者さんなんですか!?」


「まぁね、ただわからないわよ?私たちの国にある病気ならいいけど無かったら治療法は不明だから」


「それでもお願いします!」

そういい桃の腕をつかみ、引っ張っていく


「俺は?」

黄だけが取り残される


「しゃーない、独自に動くか・・・」


そういい、武器をチェックし裏路地に入っていく




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