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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
異世界 初接触偏
22/184

初上陸

でっかいイカからの戦闘から7日後

超大型原子力空母中州の無人航空機管制センター


「うー、ひまだわ」


「そう言うなって、これも任務だよ」


「だって、7日連続で陸地を捜索してもあるのは青い海と白い雲、後は天候が荒れた時の黒い雲しかないんだもん」


「まぁね、でも偶に変な動物も見かけるじゃない」


「まぁそうなんだけど変な動物はもういいから、陸地に足を付けたいわ」


「確かにねー、白いビーチに緑の草原、古臭いBerの酒の匂い、あとはブランドショップでの破産」


「あんたまたカード使いすぎたの?お金は貸さないわよ」


「大丈夫!異世界までカード請求は来ないわ」



某日本製黒色のゲーム機コントローラを握って画面を注視してる女性管制官2名が何時もどおりに気だるそうに談笑している


上空5000m


無人偵察機「グローバルホークMk28」


そいつは攻撃能力をすべて取り払い偵察や空中指揮支援に特化した機体だ


今回、異世界と言うことで未知の空域を人を飛ばすのは、どうかと言う事で今回無人機に役目が回ってきたのだ


「そういえば艦長との不倫はどうなったの?成功した?」


「なんであんたそんな事知ってるのよ!?」


「え?女性パイロット中では有名な話よ?食事の時艦長の隣に座ろうとしてたり、艦長室に呼ばれてるし」


「!?ばてたの?」


そんな話をしてると無人機の前部に取り付けられた高性能地上監視カメラに青一色から茶色のビーチや緑の草原、茶色の崖が見えてくる



「!?ちょっと見て!陸地よ!」


「本当だわ!『管制長!陸がみえたわ!』」


『本当か!?場所は?』


『13時の方向へ2800km』


『そのまま陸地の偵察を行え!』


『了解』



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


艦内ネットワーク内仮想会議室


そこには各艦長の立体映像が浮かび上がり会議をしている



「と言うことで、現在第四艦隊は陸地に向かっているのだが、問題は上陸してからの我々の行動なんだ」


「どういうことですか?普通に上陸して基地を建設をすればいいのでは?」


「いやな、グローバルホークのその後の偵察で現地人の映像が確認できたのだが、人間ではないのだよ」


「へ?」


「まぁこれを見てくれ」


すると壁に画像が映り、馬の下半身に上半身が人間の生物が写る


「!?これは神話とかに出てくる「ケンタウロス」と言われる奴ですか?」


「そうだ、他にもいわゆる「ラミア」や猫耳人間なども確認できてる、問題はこの種族が我々に対して敵対的か好意的かだ、それに好戦的な場合

向こうの兵力や軍力がどれくらいか不明な所だな、7日前のでっかいイカ通称クラーケンの水弾攻撃のような攻撃が出来る場合、我々の装備で何処まで対処できるかわからん


「「「・・・・」」」


全員が考え込む


「取り合えず、今は情報が少なすぎです無人機で偵察を続けませんか?」


「そうだな・・・取り合えず艦隊はこのまま陸地に向かい、それと同時に偵察を続けよう、それでいいか?」


「「「「「異議なし」」」」



ーーーーーーーーーーーーーーーーー


鞍馬艦長私室


山本です


んーどうしたものでしょうかね?

陸地を発見したのはいいのですが、未知の領域すぎて対処が難しいです

下手に上陸して部下の命は無駄に削りたくありませんね


でも、ここで上陸しないと正直ジリ貧になり、最終的には餓死でしょうね


ここはある程度の消耗を覚悟で上陸させますか


『強襲揚陸艦六所の紡儀司令を呼んでくれ』


ここは世界最強でお荷物の部隊にお願いしましょうか・・・

彼らなら被害も少なく、期待どうりの成果を出してくれるでしょう


また胃薬の量が増えるなぁ・・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


1ヵ月後


reaatブリーフィングルーム



「と言うことで、ビーチに到着しだいreaatの諸君には上陸地周辺の偵察および原住民の監視の任務についてもらう」


「ハッ!」


また、糞めんどい任務を与えられました・・・


「第一分隊は砂浜周辺の偵察および無人機の作った地図に等高線や詳しい情報の記入、第二分隊は原住民の監視、第3分隊は現地の植物のサンプル採集、第4分隊は・・・・」


と、パッパと詳しい任務を与えていきます


「任務に対してだが正直向こうの環境や原住民の戦力は不明、臨機応変に対応できるように装備は好きなように、ここまでで何か質問は?」


「ハイ!交戦規定は?」


「基本的にこちら側は好意的な感じで行きたいと思っている、だから基本的には此方からの先制攻撃は禁止だ、ただし守らなくても処罰は無しだ、今回はまったくと

言っていいほど情報がない、各個人の判断にまかせる」


「「「「「了解」」」」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「まさかガチでモンスターと戦うことになるとはなぁ」

と、渡された資料をみながら考えてると、


「赤井隊長、装備どうします?」

と、まじめ人間緑が相談してきます


「そうだな、未知すぎて何とも言えないな・・・各個人でベストと思う装備でいいぞ」


そう言うと装備を整えていきます

俺は何時もどおりにM468カービンカスタム

黒はM268に爆薬類の入った60Lのバックパック

緑はM14ライフルに監視任務用の監視キットとライフルケース

黄はM468グレネードランチャーに遠距離通信機に通信ハブキット

蒼はM468PDWにAT-4

桃はM468ヘビーバレルカスタムに医療キットと腰にメリケンサックと警棒装備


そして全員が防弾繊維のチョッキの中に追加でチタン製防弾板とセラミック製の防弾板そしてトラウマパットと言う重装備


「こんなもんですかね」

と黒


「まぁ取り合えず監視任務だからなぁ、まぁ戦闘は起こらないだろう」

ぶっちゃけ今までで一番不安ですが、これも任務だし部下に不安を悟られないようにしなければ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

六所、後部ドッグ


「さて、紳士淑女の諸君我々は未知の領域に踏み込もうとしている」

「「「「「ハッ」」」」」

「我々が最初でなくて誰が行く!?」

「「「「「譲りません!」」」」」

「では、問題は?」

「「「「ありません!」」」」

「根性は?」

「「「「たっぷり!」」」」

「逃げ出すやつは?」

「「「「いません!」」」」


「では行くぞ!!」


そして、六所後部ハッチが開き各分隊の乗り込んだLAV-25が順次、海に飛び出していく


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


浜辺


水陸両用車が次々上陸し上空には1000m付近に対地攻撃用グローバルホークと監視任務用グローバルホークが此方をサポートしています


そして車両を走らせていると


「ぐおぉぉぉぉぉ!」

なんだ!?3mぐらいある豚顔の二足歩行動物が10匹ぐらい此方に向かってきてます


すると、第5分隊のLAVから拡声器による声掛けが始まってます

「此方日本軍第四艦隊所属の部隊です、此方に戦闘の意思はありません、武器を下ろしてください」


・・・・

『黒、戦闘準備しとけ』

『了解』

と、25mm機関砲操手の黒に指示をだします、ぶっちゃけアレに言葉が通じると思えませんね


そして自分も車長座に取り付けてあるM2重機関銃に弾を装填しておきます



「ぐろぉぉぉぉぉぉ!!!!」


あ~やっぱり案の定、此方の言葉は通じてないようです、それどころかあちらはるき満々ですね


『黒!撃て!』


『了解!』


すると、第二分隊だけじゃなく他の分隊からも25mm機関砲が火を吐き、あいつ等を木っ端微塵にしていきます


『射撃中止!』


と、第5分隊から無線が飛んできます


『了解』


射撃が終了し第五分隊が近づきます、

第五分隊は任務として現地の動物のサンプル採集と生態系の調査を任務としてます


『こちら第五分隊、今から採取のため外に出る、援護よろしく頼む』


『了解』




LAV-25

装甲戦闘車両

水陸両用車で水上の最大速度は時速12km

主砲 25mm機関砲

副武装 12,7mmM2重機関銃

駆動 装輪式(4軸8輪駆動)




AT4 (携行対戦車弾)

滑腔式無反動砲

口径84mm

弾によるが420mm~600mmの装甲を貫通可能

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