地球での二人
本日二話目
2100時、東京軍務庁
日本軍、長門軍務大臣
「第4艦隊が消えたとはどういうことだ!?」
「どういうことも、そのままの意味です!轟沈や沈没の可能性も考えましたが一切の痕跡がありません!」
「パキスタン方面からの核ミサイルの攻撃があり、迎撃戦闘が起きた後、1820時に核爆発がインド洋で起きたのは確認してます
しかしそれ以降霧島大将の指揮の下、インド洋艦隊とインド海軍の合同チームが捜索してますが10時間たった今でも痕跡は一切ありません」
「ふむ、霧島君にはそのまま3日間の期限付きで捜索を続行、3日で何も見つからなければ捜索は打ち切れ」
「わかりました、大臣、今後はどうするのですか?」
「とりあえずワシは外務省の役人と一緒に国連日本支部に言って時間稼ぎをしてくる、
あ、あと霧島君に新しい艦隊の編成をするように言っておいてくれ、3日後に出航できるように」
「了解」
そういい秘書をオフィスに残し高級外車に乗り込み、外務省へと向かう
・・・・くそったれ
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愛知中央司令部、前線作戦司令所、霧島大将視点
「痕跡はまだ見つからないのか!」
イライラする、
「インド艦隊からは何も報告はありません、ガイガカウンターも正常値です」
どういうことだ?
「米軍の報告は核反応があったんだろ?」
「軍用衛星で爆発の規模からみてマンハッタン型の150倍の爆発規模です」
どういうことだ?爆発の瞬間は写っているのに原爆による死の灰や放射能汚染の痕跡、
津波もない、
そんな事を考えてると
「失礼します、霧島大将はおられますか?」
だれだこの制服組は
「私だが?」
「軍務庁、長門軍務大臣からの言葉を伝えにきました、機密防衛のため直接の事です
「三日以内に痕跡を見つけろ、それと同時に新しい艦隊を組織しとけ」
「だそうです」
「・・・・・了解した」
くそったれ・・・・