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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
邪神編
183/184

レイズと手榴弾

「ツーマンセルで捜索だ!」

そう言い捜索を開始するが屋敷の中は泥と長年の埃でドロドロだ


そして俺と黄は執務室であろうドアを蹴り開けると


「居たよ・・・」


そこには黒いモヤの周りに動く鎧が・・・そして周りには短剣やら片手剣やら盾がぐるぐる回っている

明らかに強力な魔物やん


ギシャーーーーーーーーー!

銃撃音カシュ銃撃音カシュ

しかし、弾は周りの盾や鎧に阻まれ火花を散らしてしまう


「そうなるよな・・・」

とか呟くとヒュンヒュンと片手剣やら短剣が飛んで来るので身体強化をしながら俺と黄は執務室にある本棚の横に隠れ、隠れやすい様に倒しそまま後ろに隠れておく


「さて、これからどうする?物理攻撃は効かない、攻撃が通りそうな魔法武器は接近戦用しかない」

「そうですね・・・魔法武器で黒いモヤを攻撃するしかないんでは?」


とか言い合っているがその合間にも剣やら何やらがどんで本棚に刺さったりしている、本棚もいつ壊れるかわからない

近付くのに邪魔なのは周りに浮遊してる剣や盾、ただこっちに投げているので、浮遊してるのは剣4本と盾2つだけだ

と思ってると 本棚や壁に突き刺さってる剣がガタガタと揺れると元の位置に戻って行く


ッチ


さて、どうっすっかな・・・


「赤軍曹、手榴弾投げた後に私が援護するんで、突っ込んでください、それが最善がと」

確かに白兵戦だけなら俺の方が戦闘能力は高いからな

「わかった、それで行こう」


というと黄は缶コーヒーほどの大きさの手榴弾を二つ両手に持つので俺も両手に二つ持ち、腰についてる日本刀を確認、あらかじめ超振動のスイッチをオンにしておく


そして、剣が降り注ぐ中、ピンとレバーを外し、1、2、3、と数え3のタイミングで投げつける

すると、4つの手榴弾がレイスの目の前に来たタイミングで


爆発ドカン


すると衝撃でレイスの周りを浮遊してた剣や盾が弾き飛ばされる


「赤軍曹!今です!」

「わかってる!!」


そういうと、魔力を纏わせた日本刀を抜きつつ上段の構えに持って行きながら、身体強化で飛ぶように襲いかかる

しかしレイスも中々のようで体を半身になり急所を避ける、

だが、避けきれなかったのか肩の鎧部分の装甲に食い込み、火花を散らしながら削る・・・


そして削られて落ちた部分からは黒い靄が霧散するのが確認される


シャーーーーー!


蛇が威嚇してる時に吐くような音を立てながらこちらを睨みつけてくる

顔なんてないんだが・・・

しかし、凄い威圧感だ・・・気合を震え立たせないと下手したら気絶もんだな


そい思いながら、今度は飛ぶのではなく強化した脚力で横側に回り込み、脇腹剣道で言う同部分を切り裂く、するとやはり切り裂いた部分から黒い靄が霧散していく、しかしレイスも負けてないのかっ手甲の部分で殴ってくる、俺も切り裂いた直後で体制が不安定だったこともあり、左側上部の腕部分にクリーンヒットさせてしまい。吹っ飛ばされてしまう


「赤軍曹!」

「大丈夫だ、左肩が脱臼しただけだ!骨に異常はない!!ソレよりも次行くぞ!!!」

「了解!」

駆け寄った黄にそう叫ぶともう一度気合を入れ直し、右手に持った日本刀に魔力を流し込む

脱臼した左腕を治すのは後だ、こんなのすぐ治る!!


しかし今度はこっちの番だとレイスは剣を一度自分の周りに浮遊させ直すと、今度は執務室にあった家具や本棚までもを自分の周りに浮遊させてしまう


厄介だな


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