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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
邪神編
174/184

エクレアの過去3と幼児空を飛ぶ

仮称天使の出現は各所に多大な影響を与えてた


王都では王直属の第一騎士団直々に調査隊が結成され

冒険者ギルドや魔法ギルドなどは各ギルドのトップランクの職員を集め調査隊が派遣され

冒険者たちもトップランクが護衛に駆り出され

宗教関係は神の使いが出現されたということでお祭り騒ぎになってい


そして唯一の生存者エクレアというと


(ぐはぁ・・・やばい!しぬ!絶対にあのハゲ野郎はぶっ殺す!)


そう、キノコを食べたせいで腹を壊し幼児にとっては致死量を超えていたのだ

救いはというとキノコは食用可ということで、ただの消化不良とアレルギーによる内蔵の機能疾患と脱水症状だ


(これは取り合えず消化不良だなぁ、そうだ、筋肉が魔力によって強化されるなら内蔵も強化できないかな?)


そう思い、内部魔力と外部魔力を練り合わせ胃や肝臓などを強化

幸運なことに日本の両親にが医者で基礎知識を叩き込まれていたおかげで体の中に意識を向ければどこに何があるかわかるようになっていた


しかし次の問題が発生、脱水症状である

人間の消化には水分が必要で胃や肝臓を強化した所為で体の水分が絞り出され脱水症状が引き起こされていた


(どうしよう・・・やばい死ぬ、雨は・・・だめ、雲はあるけど雨は期待できない)


そして思い出す、日本軍時代のサバイバル訓練水の確保の方法を


(ツル植物!!)


森の中にはいろんな植物があり見える範囲にもツル科の植物が見える・・・が


ツルを切るものが何もない


大人であったらそこら辺の石でたたき切る事もできるし、今でも魔力を使えば出来なくはないだろうが、今の脱水症状で無駄なエネルギーを使うのは得策ではない事は明白であった


(だとしたら、魔法、物を切ることに適した魔法・・・風魔法かな~・・・)


余談だが神様によってエクレアは魔法に対する真理をチートとして与えてられて意識下で魔法に対する知識や使用方法について完全な理解があった

そして、地球の知識によって効率化、強化されるのであった

今使おうと思ってるウィンドカッター、一つとってもつむじ風の発生の理屈を知ってるだけで異世界の魔法使いの数倍の威力を持つのであった


(ウィンドーカッター)


ズバッ


綺麗に3cmほどのツルを切断、切り口からはポタポタと綺麗な水が滴り落ちてくる

そしてエクレアは魔力を練り上げボロボロの体を匍匐前進で進め何とか水を飲むことに成功する


(次はご飯ね・・・キノコは生食不可・・・)

幸いにもキノコはまだたくさん生えていた


そしてエクレアは体力がある程度回復出来次第キノコを手に取り、魔法の火でキノコをあぶり食べようとするのだが、自分に歯がまだないことに気づき魔法で岩を変形させ(ストーンクリエイト)すり鉢を作り流動食(離乳食?)として飲み込んでいく


(さっきは固形物として食べた(飲み込んだ)から胃が受け付けなかったのもあるんだろうなぁ)

(よし、これでしばらくは持つね・・・)


・・・・

・・・

・・


7日後

森には少しずつだが被害の無かった周りの森林地帯から小動物が戻り始め、

中型の動物も少しずつだが見始めてきた


(これは下手したら大型の肉食動物や魔獣も現れるかもね)


実際にゴブリンやワーウルフなども現れるようになっていた

しかしエクレアはゴブリンやワーウルフなどの下級魔獣などは苦も無く撃破し、何とか生活できていた

そして変化は起きた

毎日の日課としてしてる魔法の練習がてらの探索魔法で周囲の生命体を探ってる時に、人間大の反応が約200、と熊ほどの反応が6・・・これは魔力が高いので魔獣だと思う


(どうしよう、とりあえず見に行くか)


不可視(インビジブル)飛行(フライ)


姿を消し空を飛んでいくと四つ手のゴリラと騎士団や冒険者グループがドンパチしてた

魔法が飛び交い、剣で切りかかったりしてるがゴリラは平然としつつ飛んでくる魔法をぶん殴り、冒険者をつかみはぶん投げ、けが人が続出している


(しゃーない、助けるか)


氷流星群アイスニードルシャワー


久しぶりすぎてルビの振り方を忘れる

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