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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
邪神編
170/184

赤の過去5と意志

 本能にあらがえない・・・

 そうそれは敵側も一緒だった

 多分奇襲に驚き、敵の朝鮮人が慌てて非殺傷兵器であるスタングレネードを使ったんだろう

 そう、自分たち6人と敵である日本人側3人を巻き込んで

 ちょっと思い出してほしいのだが俺(赤)たちは、二つの班に分けて行動していたの、ちなみに俺(赤)たちは、と言うと頭上4m付近の木の上に居る

 そして、本来なら上と後方からの挟撃による奇襲の予定だったのだが、朝鮮側が行動不可能になったので木から飛び終えると三転着地をし、朝鮮人の装備の中にあったパラコードを使い縛り挙げる


 「無事か?」


 「あぁ、予想外な事しやがったせいでまだ頭の中がグワングワンするぜ」


 どうやらスタンに巻き込まれた班員はまだ全回復とはいかないようだ、しかし朝鮮人をみると、流石に正規兵で侵入をしてくる精鋭な事はあるらしく全回復してるらしい、多分だが先に回復も計算し日本人側を麻痺させ拉致し情報を収集しようとしたのだろう

 

 まぁ、こっちの方が2つの班に分けてたとまでは判らなかったのだろうな


 以下韓国語


 「で?朝鮮人諸君、情報を吐いてくれると楽なのだけど?」


 「しゃべるか!バーカ」


 「・・・・」


 赤は初めて拷問を行ったのだが、なぜか赤にはすごく拷問と言う行為が自分自身にしっくりきたのだった

 

 「あぁそうか・・・これだ、俺の存在意義だ」


 そこで、赤は目を覚ます、そこは砂の上、そう魔術師ギルドの訓練場の中だった


 「大丈夫?」


 声を出そうとしたが出ない、でも赤は気付いた、体の中に巡る何かの、まるで油圧ジャッキを動かす油のような物を

 そして、それに意識をし、声を出すと


 「だ、た゛い゛し゛ょ゛う゛ふ゛ダ」


 「声が出せるなら成功みたいね、じゃあ第二段階」


 そして違和感に気付く、そう喉がカラカラなのだ、しかし体が動かない

 (なぜ動かないんだ?)


 「ちなみになんだけどね、あなたが倒れてから2日が立ってるわ、下手したらそろそろ脱水症状で死ぬわよ」


 (げ、まじか)


 赤はその情報で半分パニックになるが、日本軍のハードな訓練で鍛えられた精神力でなんとか持ちこたえる

 極限状態でのパニックが一番怖い事をちゃんと理解していたのだ


 (落ち着け、大丈夫、脱水症状の症状は起きてない)

 (しかしさっきは声が出た、出たということは筋肉は動くということだ、どうやって声をだした?)

 (無意識?問いに答えた条件反射?いや、太田瞳エクレアは「裏の心」と言っていた、俺の「魔力=意志」と言う問いにも否定しなかった)


 そこで、試しに右手の親指動け!と強く念じると微かにだが動く


 (動いた!と言うことは・・・)


 動かす筋肉を明確に意識すると立ち上がる事ができた


 そして何度も転びながらも水瓶にたどり着くと瓶に顔を突っ込みながらも水を飲むのであった


 「おめでとう、貴方が最初の合格者よ、今はゆっくり寝て感覚を体にしみこませないさい


 次の日


 無事他のメンバーも水を飲むことができ、なぜか一晩寝たら日常生活に問題が無いレベルで行動が出来るようになっていた


 「それは元々体にしみ込んだ事だから意識が体にフィードバックされた事で当たり前の事よ」

 「で、今度は魔法ね、感覚は違えど、体の中に魔力が巡ってるのが感じられると思うわ、そこでその魔力を体外に放出、それをイメージと言う名のフィルターを通す事でお湯が引いたコーヒー豆を通すことでコーヒーになるように魔法が発動するわ」


 ----


 赤の過去の続き


 拷問し、朝鮮人の声が響いたのか1時間後には鬼役の陸軍レンジャーが現れ全員に不合格・・・の通知が行く所、イレギュラーな事が起きたということで再試験が認められたのだ


 ちなみに朝鮮人側には別動隊が居る事が拷問により判明し、陸軍の捜索隊が組織され森の中で発見され全員が射殺された


 そして再試験で合格し、赤は尋問の才能を認められ尋問部隊への配属が決まったのであった

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