決着とバカンス
読者の皆様!あけてますが、あけましておめでとうございます
約3か月ぶりの投降、お待ちしてたか判りませんがお待たせしました
言い訳させてもらうとココ半年ほど新店オープンが続き一日16時間労働で家に帰っても飯も食わずシャワー浴びて寝る生活が続き
休みの日も家族がうるさいのでネカフェで寝ると言うアホな生活だったのです
ですが、連載・構想は続けてますので!!!これからもよろしくお願いします
通常の薬莢から発射された105mmタングステン製の徹甲弾は砲身に搭載されたリニアシステムを利用し加速、秒速3kmに強制的に加速され空気の壁を突破し空気との摩擦で高温になりつつ標的に肉薄する
邪神にぶつかった瞬間、地球上で硬い物のトップクラスを誇るタングステンは衝撃に耐えられず砕け散るが、それでも大小さまざまな金属片は邪神を貫通し後方にあった邪神教の町や教会にぶち当たり破壊し停止するが・・・どうやら空気摩擦で熱くなった砲弾のせいでしばらくすると周りから火の手が上がる
「とんでもない威力だな・・・」
「そりゃそうですよ、本来艦クラスに積む砲なんですから・・・」
確かに33式戦車に搭載されたリニア加速砲は小型になってるとは言え、大和型4番館「剣」の主砲に採用されてる砲と内容は一緒であった
そしてハッチを開け邪神をみると木端微塵にはなってないものの後ろ半分は吹き飛びかろうじて無事な部分も白く変色し灰のようにサラサラと風に流されていくのが見える、どうやら戦いが終わったようだ
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「邪神とは言え神を殺すとはな・・・」
「日本軍・・・いや、リ―デレ公国と友好国となっていてよかったとつくづく思うわい」
辺境諸国連合の面々が青い顔をしてモニターを見ていた、その中でもやっとのことで口を開いたのは日本国と面識のあったドワーフの男だった
そして最終的には諸国連合の連合軍と日本軍により邪神教の隠れ里は徹底的に探索され捕らわれていた生贄たちや違法奴隷は解放され、最終的に日本軍の絨毯爆撃により跡形もなく隠れ里は破壊され、諸国連合の王様、女王、族長の合同声明により邪神教殲滅戦の終息宣言がだされた
後日談ではあるが日本軍には冒険者ギルドから邪神殺しの称号とランク9の昇格がされたのだった
「邪神を殺せる軍団がランク8じゃ他のクランに示しが付かん、本来ランク10でもいいんだが、英雄とはまた違うからなぁ・・・」
との、林正義ギルマスお言葉だった
実際、軍団日本軍の軍事力(この場合冒険者チーム)としての戦力を過剰だとして、色んな国から危険視する声が上がっていたのだが、下手に手を出した場合痛いしっぺ返しを食らうのを恐れ実力行使を行うのが無かったが幸いだった
そしてその頃赤達、reaatの面々はというと
観光立国タキュ王国の浜辺で短いバカンスを送ってた・・・
「なんでこうなった!!!」
赤達はドデカいタコ(甲羅付き)に追っかけられていた・・・アロハシャツで
約1週間前彼らreaatは溜まりに溜まった休暇をとるためオスプレイを使い観光立国であるタキュ王国に入国していたのだ、この国は入国税がいらない代わりに物価が他の国より約2割ほど高かった(他国の人だけ)
そして何より観光立国だけあって、ビーチは地球で言うところの地中海のビーチを思い出させる美しい所だった
「ここはいい所だな!美しいビーチに気持ちい潮風!そして何より!!!」
「「「「水着姿の女性!!!」」」」
ちなみにこれは男隊員の心の声である
もちろん、人族も居れば獣人族も居る、ちなみに日本軍の男性隊員の中ではスレンダーで抱き心地の良い猫耳族が人気で夜のお店では猫耳族の人気大爆発であった
ちなみに、女性隊員の中だとイケメンのや母性本能をくすぐる犬耳族が人気であったりする
そしてそれを白い目で見てるウェンディを含む女性隊員である
女性隊員は口々に「セクハラですね」やら「これだから男は・・・」やら「不潔です!」とか言い、さっさとビーチパラソルらしき物の下に入りお互いにサンオイルを塗ったり、トロピカルドリンクらしきモノを飲んでキャキャウフウフしてる
「これで銃創や切り傷が無ければいいんだけれどなぁ」
「お前ら手を出すなよ?あれは羊の顔をした熊だからな」
「自分から罠に手を突っ込みませんよ」
「アレに手を出すぐらいならゴブリンの巣に特攻したほうがいいですよ、まだ実入りがあるからなぁ」
「「「あ・・・」」」
女性隊員をナンパしようとした犬耳族がフッ飛ばされていた
そんなこんなで3週間の休暇を満喫していた
しかし、休暇を1週間すれば飽きてくるもので話し合った結果、冒険者ギルドで依頼を受けることにした、
もちろん、reaatの基本装備は持ち込んでるし必要とあらば空中投下で1時間以内に沖合に停泊してる輸送艦から宅配される予定になってる
冒険者ギルドに入ると、人はあんまり居らず、職員も暇そうにしていた
そこで依頼ボードを確認するがそこには、メインは街中のお使い依頼や薬草採取、迷いネコの捜索など簡単なのしかなかった
依頼ボードの前でどうしようかとしてると、一人の職員が話しかけてきた
「他国の冒険者の人たちですか?」
そこには頭にタンポポの花を生やした男性がいた