病院では静かにしましょう
黒の病室
「どうもお世話かけました」
黒が頭を下げる
「まぁあの状況ならしょうがない、今は黄と一緒にのんびりしとけ」
「「すみませんでした」」
すると何か考え事をしていた緑が
「進言してもよろしいですか?」
なんだろうか?
「なんだ?」
「前回から思ったのですが、医療兵を入れてた方がいいのでは?」
緑は真面目ですね、
確かに今までこのチームに医療要員がいなかった事がおかしかったんですよね
「そうだな、事故を起こした時、助かる確立が上がるしな」
蒼は相変わらずの中毒っぷりですね
「まぁ運転は兎に角、任務中の生還率はあがるな、撃たれて出血多量の危険もなくなるしな」
と、冗談を飛ばすが、黒が「しゅん」としてます、面白いw
「まぁ冗談は兎に角、実は新しく医療要員を入れようと思っていてね、みんなに許可を取りにきたのだよ」
と、室井に渡された履歴書をみせる
「女性だしいいんじゃない?」
と緑の感想
「また1癖どころか3癖ぐらいありそうな子ですね」
と黄
「まぁ俺らとどっこいどっこいじゃない?」
と蒼
「医療兵がいたら死に掛ける事もなさそうだ」
と黒
まぁこいつ等に比べたらマシな人物だと思いますが、たぶん一番癖のあるのは俺だろうな
兎に角、同意は取れたから後は面談で最終判断でしょうね
「じゃあ俺は今から面談に行ってくる、蒼、軽装甲車両を歩行戦闘車に変更しとけ」
「やっふー!四輪から八輪車に進化したぜ!」
・・・・ったく!
「それが終わったら皆と一緒に黒が復帰できるまで有給休暇だ!」
「「「「ひゃっほーい!」」」」
「有給が終わったら新しいメンバーと共に北海道で地獄のトレーニングだからな」
「「「「ぶーーー!」」」」