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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
戦争編
121/184

突破と指向性地雷

新年早々、灯油きれた・・・・

  爆発ドカン銃声バン爆発バカン銃声バン


 「黄!右だ!」「次は左!」


 「だーー!うるせー!」


 「黄こそうるさい!」


 銃声バン銃声バン銃声バン


 敵の魔法攻撃や銃撃を馬車で避けながら反撃するのだが多勢に無勢で厄介な感じだった、そして他のreaatが居る付近からも爆発音や銃声が聞こえてくる


 (あっちも大変そうだな、応援は頼めそうにないな・・・)


 空飛ぶ蛇に向かって発砲しながら御者役を後退した黄に避ける方向を指示する


 「今度も左だ!」


 「隊長!後ろが重くてスピードが出ない!追いつかれる!」


 くそ!


 「元あった荷物を捨てろ!」


 ホロを叩きながら後ろに乗ってるメンバーに指示をだすと、程なくして樽に入ったリンゴ(らしきもの)や水が放りだされる


 すると樽が追ってくる敵さんに当たりすっころぶ、と幌の中から桃達の声が聞こえ


 「いえーい!ストライクー!」

 「今度は俺な!」

 「当たらなかったら全員にビール奢ってもらうわよ!」


 と、今度は野菜の入った樽が後部から飛んでいくが避けられてしまう


 「だー!外れた!」

 「「「ごちでーす!」」」 


 ・・・前言撤回、こいつら以外に大丈夫そうだな


 そう思いつつ幌に開けた穴から空に向かてライフルを射撃してる緑と一緒に空に向かって射撃を加える


 そしてしばらくすると先に閉じられた門が見える、大きさは馬車が2台ほどすれ違うことができるぐらいの大きさだ


 「AT-4を貸せ!」


 「はいよ!」


 と、黒が魔法鞄マジックバックから取り出した無反動砲(AT-4)を取り出し渡してくるので、安全装置を解除し


 「バックブラストに注意!」


 と、言いつつ後方に居るメンバーが伏せているのを確認すると


 発射ドンバシューン!と後方に衝撃吸収用の水をまき散らしながら84mm対戦車弾を撃つと ロケットモーターが起動し飛んでいき


 着弾バカン


 と、門を吹き飛ばすが、まだまだ門の一部を吹き飛ばしだだけで健在だったので


 「もう一発!」

 「はいよ!」

 

 黒から無反動砲(AT-4)を受け取り


 発射ドンバシューン


 と2発目を発射すると今度は馬車が通れる穴が開く


 「黄!突っ込め!!」


 「言われなくても!!!!」


 全速力で突入し、帝都から脱出し無線をオープンチャンネルに設定し


 『2分隊、脱出!』


 『6分隊、了解、追手は引き受ける、お前らはそのまま川のピックアップポイントに行け!』


 『感謝する!』


 馬車を走らせるが、空からの攻撃は未だに止んでおらず避けるためのジグザグ走行を続けている


 ーーー


 門から50mほどなれた所


 爆発ドカン爆発ドカン


 と門が2回ほど爆発する


 『潜入組がでてくるぞ、爆破用意』


 と、無線を使い指示すると


 『2分隊、脱出!』


 と爆走する馬車が現れつつ無線はオープンチャンネルで入り


 『6分隊、了解、追手は引き受ける、お前らはそのまま川のピックアップポイントに行け!』


 『感謝する!』  


 話をしてると後方から馬や小型ティラノに乗った追手が見えるので


 『爆破しろ!』


 指示を出すと爆薬の操作技手が点火装置を


 カチ!カチ!カチ!


 着火装置を三回ほど操作すると 


 地雷爆破ズドドドドン


 仕掛けたクレイモア指向性地雷が爆破し、1つの地雷に仕掛けられた約600個の小さな鉄球が吐き出され敵を穴だらけにしていく、ちなみに指向性地雷クレイモアは全部で10個ほど仕掛けられていた


 『爆破完了、狙撃犯、空からの追手を片付けろ』


 『狙撃班、了解』

 

 「よし、俺たちは撤退するぞ」


 というと、ギリースーツをモゾモゾとしながら本当にゆっくりと撤退を開始する

 ---


 「対空射撃に専念しろ!」


 全員で空飛ぶ蛇に向かって射撃を加えてると明後日の方向を飛んでた蛇が墜落する


 多分狙撃援護だろうな・・・


 そして合流地点である川近くの森の中に到着すると、すでに他の分隊が集まっていた


 ほかの分隊は追手を振り切るためフライングスーツで外壁から飛んだり、地下に張り巡っている下水を通って脱出していた


 ちなみに1分隊は人光教の信者の格好をして堂々と抜け脱したらしい・・・うまくやったもんだ


 そして、手短に状況を報告してると、森の中に気配と鎧がこすれる音がする


 「おい」


 すると、全員が何も言わず頷き、銃を構え周囲を警戒し始める


 『船はどれくらいで到着する?』


 『残り5分ほどだな』


 『急いでくれ』


 「よし、行くぞ!」


 そして、馬車を捨て徒歩で川まで向かう 

評価まっております!!!

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