ウェスタンスタイルと次への戦い
注意!R-15の名は伊達じゃない所見せてやるぜ!あ、エロはないです、ざまーです(笑)
まぁ人が死ぬ描写がダメな人は読まない方がいいです
先に読ませた友人曰く「グロ好きにグロの表現させるはあれだな・・・」と言われたので削りましたが・・・グロイデス
『艦橋から艦長へ、敵艦30が先行、接触まで5分』
『了解』
艦長の涼森中将は備え付けのマイクを置き、艦内スピーカーのスイッチを入れ再びマイクを取ると
『艦長の涼森である、5分後に敵艦と交戦予定である、総員へ通達、全力を尽くせ』
マイクを置くと
「先行中の艦隊をA、後方艦隊をBと呼称、副砲、1番は試射を開始、目標Bに展開中の飛竜空母、弾種、試射弾」
と、パネルにリアルタイムで表示されてる敵艦の情報を触り目標を指定すると数秒後・・・
砲撃音!
「着弾、4、3、2、・・・今!」
着弾音!
「標準補正開始、・・・補正完了」
とオペレーターの子が報告すると涼森艦長が
「では、合図と共に全副砲発射、それまで待機」
「了解」
ーーーノキノックス男爵ーーー
「補助マストを張れ!全速!戦闘員は甲板に集合!」
水夫が帆を張るためにロープ引っ張り、戦闘員が湾曲剣や片手剣を持って集まり始める、ちなみに乗り込む際にロープを握ったり、海に落ちた際沈むのを防止する為に金属製の防具(鎧や盾)は装備していない、付けていても帝国海軍支給品の皮鎧や正式装備の普通の服の者のたくさんいる
「カノン砲用意!合図と共に一斉射!そのあとは各個自由射撃!戦闘員を援護しろ!」
すると
射撃音!
「敵船発砲!」
「なに!?この距離で届くのか?」
しかしいくら待っても衝撃が来ない
着弾音!
「飛竜空母レイトロックス右舷付近に着弾!」
「なに!?届くのか??」
なんなんだ!最新鋭とはいわないがこちらの砲の何十倍の射程距離だぞ!しかも発砲時の煙がものすごく少ないぞ!
この世界の艦載用カノン砲の射程は10kmほどだったが揺れる艦船では500m先の目標に充てるだけでも至難であり、もっぱら敵船に横付けし戦闘員を乗りませ、砲は戦闘員の援護用であった、後は逃げる敵に向かって近づき前方に設置された砲で撃つぐらいであった、しかし日本軍の艦隊はその2倍強、32km付近から発砲、艦隊を飛び越え飛竜空母の数m横に着弾したのだった
「監視員!敵の乗組員はどれくらいだ!?」
「そ、それが・・・いません」
「いないとはどういうことだ?」
「さ、さぁ?しかし実際にいません」
「・・・まぁ居ない者はしょうがない、乗り込んで敵を血祭りにしろ!」
・・・
・・
・
数分後
「敵船との射程距離にはいります」
「必中距離に入り次第、艦首カノン砲発射」
「了解!」
発射!
ーーー
「敵弾発砲!」
「総員衝撃に備え!」
着弾音!
「被害報告!」
「船主付近に着弾、傷がついた程度です!」
「よし!全甲板の作業員は船内に退避、敵が船内に侵入しないように各ハッチをロックしろ、左舷、右舷127mm砲、CIWS射撃準備!すれ違い際に弾を撃ち込め、副砲は合図まで待機」
・・・
・・
・
そして、戦艦剣敵の戦艦が数mで交差すると
「発砲!」
発砲!射撃音!
127mm弾は喫水線近くを破壊し内部で爆発、CIWSは毎分4500発、20mmの弾が甲板に振りそそぎ敵を文字どおり木っ端みじんにしていく
しかし、マストに登りロープをターザンのようにして乗り移ろうとしていた彼らは難を逃れ、当初の目的どおりに敵艦に乗り込むことに成功していた、
「隊長!ドアらしきものがありましたが封鎖されててあきません」
動作音
「どこかに入れるドアがあるはずだ!探せ!それよりもこの音はなんだ!?」
「前方の大きな砲が動いてるんですよ、と言うか乗り込む前からちょこっとづつだけ動いてます」
一斉発砲!
彼らは射撃の衝撃で壁に吹っ飛ばされたり、海に吹っ飛ばれていた、そして運よく(?)吹っ飛ばされて生き残った者も衝撃で目や鼓膜、腹部に圧倒的な空気の弾丸を喰らい、内臓は圧迫破裂を起こし、目や鼓膜は押しつぶされていた
「目がー!目がーー!!」
某飛行城のインテリ眼鏡のようになってた
ーーー
「先行艦隊・・・壊滅!敵船発砲!!」
監視中の兵から報告を受けた俺は驚愕していた
なに!?大きさは向こうが上とは言え乗ってるのは戦闘員は精鋭だぞ?しかも積んでる兵器も最新鋭とは言わないが帝国が誇る40mmカノン砲だぞ!しかも練度も十分だったはずだ
着弾!
すごい音がする方向に顔を向けると空中に黒い煙が出来ていてその下の船の甲板に居た水夫や兵士が次々に倒れていくのが見える
「!!!全艦へ通達!敵艦に全力で攻撃を仕掛ける!飛竜空母もすべての飛竜を上げろ!飛空蛇は上空で艦隊の援護だ!」
そしてガリオン船やキャラック船が帆を張り敵船に向かって進む
「魔法兵!戦闘準備!ここは海の上だ!地の利は我らにある!戦闘兵!気合を入れろ!」
そして魔法兵は詠唱を始める、本当は詠唱をしなくても発動できるのだが詠唱したほうが消費魔力が抑えられる上に威力も大きくなるのだ、流石に混戦では詠唱は出来ないが時間があるときは基本的は詠唱をするのだ
次に戦闘兵は湾曲剣を手に取り、木製の盾に魔物の皮を張り付けた小型盾を装備している
ーーー
「全弾敵艦に命中、命中艦の甲板要員の壊滅を確認、しかし内部から戦闘員の増援を確認」
「残存の敵艦の活性化を確認、甲板上での戦闘態勢の充実が進んでいます」
涼森艦長がモニターを確認すると確かに乗り込み用の梯子やロープ、カノン砲が用意されるのが判り、そして飛竜空母からは次々と飛竜が飛び立つのが判る
「・・・VLS発射準備、高衝撃熱圧力式ミサイルを放つ」
「了解・・・VLS、3,4,5、6番発射準備を開始」
ブックマークとか評価とか諸々まってます!