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パラレルワールド日本軍、異世界へ行く  作者: プランc
戦争編
110/184

潜入組と異世界カーチェイス?

 『航空前線指揮官より各ドリーに潜入中のreaat及び周辺の森に潜伏中のreaatへ通達、ガスパチョ帝国よりリ―デレ公国に宣戦布告がなされた、そして女王から非常事態宣言が下された、reaatは直ちに撤退を開始せよ、オスプレイまたはチヌークが着陸タッチダウンするLZランディングゾーンは戦術ネットワークを確認せよ』


 『了解』


 reaat隊員は速やかに撤退を開始したのだった


ーードリー潜伏組 reaat第16分隊ーー


 彼らはウェアブルPCに表示された情報を確認すると、2kmほど離れた公園に急ぐことにする、しかし現在町は各国の王が集まるということで町は人があふれ返っていたので速足で歩を進める事にする


 速足で進んで10分ぐらいしたころ、後ろ数mほどから冒険者以上の装備で国兵以下の装備を付けた集団に声を掛けられる事になった


 「そこの黒髪黒目の集団!ガスパチョ帝国、アルザール皇帝の名により捕縛する!止まれ!!」


 と、声を掛けられる、町の住民は「巻き込まれたらたまらん」と近くの店舗に避難したり、小道に逃げ込んでいる、そして


 「敵だ!撃て撃て!!」


 と隊長が命令を下すと部下のメンバーが


 銃声バン銃声バン


 と射撃を開始し、胸に2つの穴を開けていく・・・が後方から似たような装備を付けた集団が集まってくるのが見える


 「くそ!キリがないぞ!後退しながらLZランディングゾーンを目指すぞ!」


 「「「「了解!」」」」


 すると彼らは1人ずつ3mほど交代で撤退を開始する


 ・・・

 ・・

 ・

 

 数分後


 「マジで帝国はどれだけ潜入してるんだ!」


 『今拾ってやる!搭乗準備!!』


 急に無線から声がすると次の瞬間通りの角から馬の引いてない馬車が爆走ドリフトしながら現れ、我々の隣につける、この男は別動隊・・・第17分隊の隊長だ、彼は緊急自走馬車の某罰箱のコントローラーを握り笑いながら


 「日本軍reaatタクシーはご利用ですか?」


 「利用する!!全員搭乗!!!」


 そして第17分隊が援護する中、全員が搭乗するのを確認すると彼(隊長)も従者席(助手席)に乗り


 「全員乗った!出せ!」


 そして自走馬車が走り出す時速約60kmほどで、ちなみに後方では馬に乗った帝国兵が追ってきていたのでライフルで迎撃してる・・・が敵さんは馬やティラノザウルスの小型みたいな動物に2人乗りタンデムで乗り魔法や矢で攻撃してくる


 着弾ドン着弾ドン!魔法は赤い軌跡を描きながら自走馬車のすぐ横に着弾し爆発する


 「魔法に当たるぞ!回避走行!町に仕掛けたスモークを炊け!」


 すると荷台で迎撃をしていた部下がウェアブルPCを操作すると、町のアチコチから刺激臭のする煙が立ち込めていく


 もちろんガスパチョ帝国兵も巻き込まれ追手のスピードが下がったり煙から逃げようとした住民に足を阻まれて追跡不可能に陥っていく、ちなみに我々は前方方向の装置を起動して無いため問題なく前進している


 ・・・

 ・・

 ・


 公園に着くと別の隊が居るのか銃声や爆発音が聞こえてくる


 『17と16だ!ポイントJ23の公園に東側から接近中!敵に追われてる!』


 『20分隊了解!こちらも現在ポイントJ23の公園で敵と交戦中、現在LZランディングゾーンを確保している!』


 そして公園に入る、しかし公園と言っても遊具があるわけでもなくただ単に町の中に作られた原っぱで池があるくらいの場所だった、そして20分隊はと言うと自走馬車に身を隠しながら敵に制圧射撃を加えていた、そこで俺たちも反対側に馬車を止め


 「全員降車!LZ(拠点)を確保!」

 『空中管制官!あとどれ位でお迎えが来るんだ!?』

 

 『空中管制官より、ポイントJ23で交戦中の隊へ、着陸タッチダウンは20分後』

 

 バン!バン!バン!ババババババ!!

 マホウダ!フセロ!!

 ドカン!ドカン!

 ヤリカエセ!

 バンバンバン!

 タマギレ!

 エンゴスル!馬車ノ中カラ弾薬箱ゴトトッテコイ!


 ふざけんな!そんなにも待てないぞ!


 『ふざけるな!20分後には全員死亡だ!!』


 『判った、ヘリは20分後だが援護機を2機回す、それでどうにかしろ』


 すると対地攻撃型オスプレイが2機降りてきて


 『こちらホイッスル1-1と1-2だ、赤外線発光装置ストロボを付けろ!』


 『了解!敵は公園の端から魔法を打ってくる、キツイのを喰らわせてやれ!』


 『待ってろ』


 「全員、赤外線発光装置ストロボを付けろ!」


 すると、オスプレイが敵に向かって多連装ロケット弾を発射する


 発射バシュシュシュシュ!!着弾ズドドドドドン!!!!


 と土煙をあげ敵を一掃するが続々と増援が到着し矢や魔法で攻撃してくる、


 『周りに被害が出る可能性がある、できれば20mm機関砲かミニガンで攻撃しろ!』


 『可能な限り了解!』


 ・・・

 ・・

 ・

 

 20分後


 チヌークが着陸する


 「16分隊が援護する!負傷者を優先させろ!」


 そういうと負傷者を17分隊と20分隊が運び入れ、


 「全員乗ったぞ!16分隊も乗れ!」


 「わかった!イケ!!」


 すると射撃をしつつ後退しヘリに乗りこむ


 「回収完了!高度を上げろ!」

 

 ヘリが安全高度まで上り


 「任務完了だ、帰って飯を食うぞ」


 そして椅子にへたり込む・・・・


ーーー



 『・・・了解』


 そう返答をすると黄に無線機の受話器を返す、現在赤は空中管制官からの無線で撤退命令を受けた所だった、そして喉に付けたストローマイク

に手をやり


 『reaat第2分隊全隊員へ、撤収命令がでた、迎えは10分後、ガスパチョ帝国と属する国からの攻撃が予想される全員警戒』


 『『『『了解』』』』


 しかし、どうやらガスパチョ帝国側も何やら慌ただしくなり、何事もなく返してくれそうにない・・・

 

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